幸せのポートレートのレビュー・感想・評価
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オープンすぎる!
なんだか末娘エイミー(レイチェル・マクアダムス)の攻撃のせいだったような気もするが、どんどん他の家族にも移っていったような・・・未来の家族、馴染めなさの原因は母親ダイアン・キートンのせいでもあったような気もする。
娘の初体験の相手までをもネタにする母親なんて、幸せな家族であってもいやだなぁ。
辛かったせいで、妹ジュリー(クレア・デインズ)を呼び寄せたメレディス。息子のゲイネタでまじめに意見したのが決定だとなってしまう。ベン(ルーク・ウィルソン)がメレディスを慰めていたところ、なんだかヤバい関係になってしまい、エヴェレットは妹ジュリーと気が合って・・・
暖かいホームドラマ風のくせして結局はコメディのような展開。好きにはなれない・・・
【2008年視聴】
観やすいです
サラ・ジェシカ・パーカーがストーン家のクリスマスをぶち壊す嫌な女性、
メレディスをしっかり演じています。
空気の読めない彼女と結婚を進めようとする長男エヴェレットにもイライラ。
なんだかなーと思ってましたが後半文字通りドタバタがあって面白くなりました。
メレディスは実に面倒くさい女性ですが、
そのシャイで不器用な部分も含めエヴェレットの弟ベンが包み込んでくれます。
展開が早い。
メレディスのプレゼントが良い仕事してます。
ダイアン・キートンの存在感はさすがです。
最後は予定調和的ですが、アメリカのクリスマスの暖かい雰囲気の中
これはこれでいいんだ、となんとなく納得。
時間が短くて観やすいです!
日本でもクリスマスシーズンに公開して欲しかった
恋愛もので、
家族もので、
ドタバタコメディ。
この系統では、久々によく出来た映画を見た。
母親を中心にいい距離感で団結してる家族。
そして、その母親が病魔に冒されるという理不尽さ。
ダイアン・キートンはやっぱり素晴らしい女優だと思う。
そして、恋人の家族の中に溶け込もうとすればするほどに浮いてしまう主人公。
彼女はちょっと極端ではあるけれど、自分も身に覚えあり。
それぞれの家族にとっては空気のように当たり前のことが、突然そこに入り込んだ他人にとっては、完全な異文化、というのは、よくあることで。
親近感を持ちつつ、「やりすぎだろ!」というコメディ部分も楽しめつつ、暖かくも切なくホロッと来る、いい映画でした。
キャストが良くて…
まず、この作品の一番良かった点は好きなキャストが揃っていたこと。
レイチェル・マクアダムス、サラ・ジェシカ・パーカー、ルーク・ウィルソン、そしてなぜか最近彼女の出ている作品ばかり連続で観ていて好きになったダイアン・キートン。
そしてストーリーが始まる前のキャスト、監督紹介のところの演出がレトロで可愛くて“どんな作品になっているんだろう”とワクワクさせるところが私の好みに合っていた。
ストーリーは婚約者(正式にはまだしてないけど…)の実家のクリスマス休暇の集まり参加する。
サラは神経質で変わり者で、親族全員から非難の目を浴びる…それで余計に意固地に。
でも、そこに救ってくれる人がいて良かった。
それもルーク・ウィルソンという配役で。
いろいろ揉めるけれど、最後にはみんな笑顔で。
真剣に観る作品ではないけれど、終盤のドタバタ劇は笑ってしまうし、みんな結局ハッピーになっているので総合的に良い作品だった。
それにしても、サラは嫌味な女を演じるのが上手いなぁ。彼女のこういう演技いろんな作品で観ている気がする…
アメリカ映画お得意のクリスマス向けファミリードラマ
アメリカ映画お得意の家族総出でクリスマスを祝うファミリードラマで、いきなり1950年代を彷彿とさせるオープニングに心躍らされます。
いずれ結婚するだろう相手の家に初めて出向いたら…。
いやはや陰険な家族だ事!こりゃまたきっい仕打ちの数々。本人の立場になったら居てもたってもいられないとはこの事ですね。
相手の男の弟の存在に妹の登場で予想通りの展開になるものの、退屈などせずに後半のドタバタ喜劇に繋がっていて、前半のネチネチした陰険振りが後半の心地良さに繋がっています。
ダイアン・キートンの母親にグレッグ・T・ネルソンの父親とは…なかなか感慨深い物があり、いつの時代も《我が家が一番》とゆうハリウッドの伝統が、『若草の頃』のジュディ・ガーランドの歌声に込められていました。
(2006年7月18日日比谷シャンテ・シネ3)
この主人公は自業自得
総合55点 ( ストーリー:50点|キャスト:55点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
サラ・ジェシカ・パーカー演じる主演のメレディスが、いい歳して少し礼儀知らずで自分勝手で他人のことお構いなしの空気読めない女なので魅力を感じない。彼女が訪ねた恋人の家は確かに多少の変わり者もいたし大歓迎な雰囲気ではなかったけれど、それを破壊しさらに悪化させたのは彼女自身の責任です。わずか一日会っただけで兄弟姉妹で恋愛相手をあっさりと乗り換えてしてしまうし、いくら喜劇とはいえどもやっていることが少々軽薄すぎはしませんか。登場人物の魅力が薄いし物語も安直で自分の趣味ではありませんでした。
泣いて、笑って、怒って。一枚のポートレート。
実は二回目の鑑賞だったんまですが、何回みても、感動します。一家を支えた、母の元にクリスマスを、祝いに集まる、家族。色々な問題を抱えており、それぞれに世相を反映している。個人的で申し訳ないが、サラ・ジェシカ・パーカーは顔、声とかあまり、好きな女優さんではないのですが、この役が余りに、はまっていて、だからこそ好きじゃなくなったのかも。サラ、ごめんなさい。でも、本当に嫌でイタい長男の婚約者をあまりに、強烈に演じていて、ああ、こんな女いるよなあって納得してしまうんです。で、そこからは・・。本編でお楽しみください。クリスマスの夜に、笑って、怒って、泣いて、微笑んで、最期に幸せになれる作品です。
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