「エレファント」を配信している動画配信サービス(VOD)
「エレファント」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!

自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「エレファント」を楽しむ方法をまとめて紹介します!
「エレファント」の配信サービス一覧
配信サービス | 配信状況 | 月額料金 | |
---|---|---|---|
| 見放題 / レンタル / 購入 | 2,189円(税込)~ | 今すぐ見る |
「エレファント」の配信サービス詳細
おすすめポイント
映画/ドラマ/アニメ/電子書籍を観るならU-NEXT(ユーネクスト)。名作はもちろん最新作も!豊富な作品の中からお好きな動画を見つけて、是非お楽しみください。
配信状況
見放題 / レンタル / 購入
無料期間
31日間
月額料金
2,189円(税込)
ダウンロード可否
可能
複数端末同時視聴
可能
※最大4台まで同時再生可能
特典
(ポイント付与等)
毎月1200ポイント付与(購入・レンタル・コミック購入・ライブ配信チケット購入・映画館で使用可能)
支払い方法
クレジットカード(Visa/Master Card/JCB/アメリカン・エキスプレス/ダイナースクラブカード)、キャリア決済(d払い/au PAY(auかんたん決済)/ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払い)、楽天ペイ、Amazon.co.jp、Apple Account、Google Play、ギフトコード、U-NEXTカード
全作品数
340,000本
見放題作品数
300,000本
映画作品数
見放題17,700本以上/レンタル1,200以上
ドラマ作品数
見放題5,400本以上/レンタル680本以上
アニメ作品数
見放題5,800本以上/レンタル260本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介

解説・あらすじ
99年のコロンバイン高校での銃乱射事件を、初期には「ドラッグストア・カウボーイ」や「マイ・プライベート・アイダホ」を撮っていた「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」のガス・バン・サント監督が描く。撮影は「裏切り者」「ゲーム」のハリス・サヴィデス。生徒役の出演者はみな俳優ではなく実際の高校生で、セリフは彼らが即興で話すという演出。03年のカンヌ映画祭でパルムドールと監督賞を史上初のダブル受賞。
レビュー

yuiさん
投稿日:2025-05-23
1999年に米国コロラド州コロンバイン高校で起きた、同校生徒による銃乱射事件は、米国内外に大きな衝撃をもたらしました。この事件を題材にした映画はこれまでに、マイケル・ムーア監督の『ボーリング・フォー・コロンバイン』(2003)などいくつも登場しており、本作もその一つに当たります。
本作はドキュメンタリー作品ではなく、実際の事件に基づいた創作、ではあるのですが、ガス・ヴァン・サント監督は様々な試みを取り入れることで、事実と創作、そして当事者と非当事者の境界線をあいまいにしています。
たとえば、演技経験のない高校生たちを配役して、思いのままに台詞を喋らせるという作劇手法もその一つです。出演者達は、全くの架空の人物ではなく、自分たちがこの作品世界の当事者であり、言葉を紡ぐことで場に意味を与える役割を担います。もちろん大多数はプロの俳優が学ぶ「メソッド演技」の訓練も受けていないでしょう。
即興劇とも当事者作品ともつかないこの斬新な手法が、出演者に過度の精神的負担を与えなかったか、特に暴力を含めた演技をさせたことに問題はなかったのか、といった議論の余地はあったものの、本作はカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞するなど高い評価を受けました。
こうした経緯を知らなくとも、ごく普通の日常生活を送る高校生たちが、実は「あの時」に向かって時を刻んでいる、ということを観客は知っているため、最終盤近くまで淡々とした描写が続くにもかかわらず、異様な緊張感が続きます。このあたりは、山本直樹著『レッド』も連想しました。
上記の制作背景を知るとさらに個々の登場人物への感情移入の度合いが高まるので、観客によっては直接的な暴力を見せられるよりも「食らう」かも。
なお本作の特徴的な作劇は、サント監督がこれまで描いてきた人間観、死生観を色濃く反映しているものの、全くの独創ではなく、同名のイギリスのドラマの影響を受けているとのこと。この不可解な題名の由来についてはいろいろな情報があるみたいだけど、原案の題名をそのまま使っているとなると、これは元のドラマに対する作り手の誠意…と見ていいのかな?
本作はドキュメンタリー作品ではなく、実際の事件に基づいた創作、ではあるのですが、ガス・ヴァン・サント監督は様々な試みを取り入れることで、事実と創作、そして当事者と非当事者の境界線をあいまいにしています。
たとえば、演技経験のない高校生たちを配役して、思いのままに台詞を喋らせるという作劇手法もその一つです。出演者達は、全くの架空の人物ではなく、自分たちがこの作品世界の当事者であり、言葉を紡ぐことで場に意味を与える役割を担います。もちろん大多数はプロの俳優が学ぶ「メソッド演技」の訓練も受けていないでしょう。
即興劇とも当事者作品ともつかないこの斬新な手法が、出演者に過度の精神的負担を与えなかったか、特に暴力を含めた演技をさせたことに問題はなかったのか、といった議論の余地はあったものの、本作はカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞するなど高い評価を受けました。
こうした経緯を知らなくとも、ごく普通の日常生活を送る高校生たちが、実は「あの時」に向かって時を刻んでいる、ということを観客は知っているため、最終盤近くまで淡々とした描写が続くにもかかわらず、異様な緊張感が続きます。このあたりは、山本直樹著『レッド』も連想しました。
上記の制作背景を知るとさらに個々の登場人物への感情移入の度合いが高まるので、観客によっては直接的な暴力を見せられるよりも「食らう」かも。
なお本作の特徴的な作劇は、サント監督がこれまで描いてきた人間観、死生観を色濃く反映しているものの、全くの独創ではなく、同名のイギリスのドラマの影響を受けているとのこと。この不可解な題名の由来についてはいろいろな情報があるみたいだけど、原案の題名をそのまま使っているとなると、これは元のドラマに対する作り手の誠意…と見ていいのかな?
鑑賞日:2025年5月23日 で鑑賞
コメント(0件)
おすすめの作品をチェック
本ページに掲載されている商品およびサービスの名称は各社の商標または登録商標です。
U-NEXTは、株式会社U-NEXTの商標または登録商標です。