劇場公開日 2007年1月27日

「柴咲コウさんよかったです。ファンになりました。」どろろ Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0柴咲コウさんよかったです。ファンになりました。

2013年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

この映画見るまで、柴咲コウさん、大嫌いでした。
そんなにきれいでもないし、好きなタイプでもないし、そんなに演技うまいとも思えず、見るのいやでした。
特に日本映画ファンである私は、いやというほど見せられ、もうおなかいっぱい、もうやめてくれと、ゲップが出るほどでした。
「日本沈没」柴咲さんの顔見るのがいやで、見に行きませんでした。(結果正解だったけど・・・)
どろろ役が柴咲さんだと聞いて、すごいショックでした。
なんでだ?ぜんぜん違うだろ、どろろは子供で男だろ(実は女だったという設定だったけど・・・)と思い、怒りが込み上げてきました。
でもこの映画見たら、ぜんぜん印象変わりました。
大正解です。
この役は、柴咲さんしか、できなかったと思います。
なんだかすごくよいキャラで、たぶん本性が出ていたのではないでしょうか、ファンになってしまいました。
それにどろろを成人女性にしたことで、恋愛っぽい雰囲気も出て、女子も安心して楽しめるような感じになっていました。
実際、映画館に入っていたのは、7、8割、女性でした。(妻夫木さんのせいかもしれませんが・・)
とにかくこの映画、もすごくいいって感じでもないけれど、ストーリーもしっかりしていて、十分楽しめます。
最近の、おもしろい絵ばっかり求めて、ストーリーが、わけわからなくなっている、ハリウッドのアクション物よりはずっとおもしろいです。
どんどん続編作っていただきたいです。
小さい頃「どろろ」ってアニメで見ていたような気がしますが、怖くて、あんまり好きではありませんでした。手塚先生のだと、「ワンダースリー」が好きだったんですが、「ワンダースリー」→実写は、さすがに無理ですかね?見たいんだけど・・・・・

Push6700