ザ・エージェントのレビュー・感想・評価
全51件中、21~40件目を表示
スポーツで食べていくのって、大変…
原題『JERRY MAGUIRE』。つまり、映画が描いているのは、ある男=ジェリーの話。
仕事・プライベート、双方での彼の生き方(成長譚?)。
子役もかわいらしくって、
ジェリーとロッドの凸凹コンビも面白くって、最後にはホロッとさせられて、
ロッドの家族には迫力負けしそうで、
ドロシーとの関係も、ドロシー大丈夫か?というところも含めて、ハラハラさせられて、ロマンティックで、
ローレル・ドロシー姉妹にもほんわかさせられて、
インテリアも居心地よさそうで、
映画のテーマも、ストーリーも、すてきで、ファミリーで見たいのに、
何気にラブシーンが、この映画に不釣り合いなほど…。
しょっぱなのは、いわゆるセレブらしさなのか?好みではない。
家の前(通り)ーー夜更けだけどーーで?
ここが気になって、0.5評価を下げる私が変なのか?
子どもの一言でそれまでの自分を振り返り、子どもと離れたくなくってプロポーズしちゃうジェリー。
会社を辞めるきっかけも、エージェントしていた選手の子どもの一言。
熟慮が足りない。それでも、事態を改善するにはと必死なジェリー。でも、ロッドの手前、自分についてきてくれた社員のドロシーの手前…。
そんなジェリーのオーバーアクションに隠された戸惑いが、きめ細やかに表現されていて…。
それをうけるドロシーの表情が…。
ロッドも、ロッドの想いはあり、どうなっていくのか…、からのロッドの行動…。
大企業の力を己の力と過信していたが、実はということを思い知ることになるジェリー。
トム様ご自身も、この映画のかなり後の2006年、パラマウント映画から、契約を一方的に打ち切られることがあったりして。トム様の場合、すでに『ミッション・インポッシブル』等の制作を手掛けられていたから、ジェリーとは違うけれど、どんなお気持ちだったのだろう。
個人的にも、独立しようかと思うこともあり、ジェリーの境遇が他人ごとではなくなる。
どん底に落ちてからの展開が、コメディタッチで描かれていく。
筋だけ追えば、よくある話。
でも、アレンジでこんなに愛おしくなる。
ドロシーとの間での名セリフもいいが、
「不満で一杯のプレイに…感動しない。ハートでプレイしろ(思い出し引用)」というのも頭にガツンと来た。
コメディ路線で、でも泣かされて、人生考えさせられて…。
トム様の魅力満載。とっても素敵な映画です。
☆ ☆ ☆
しかし、アメフトって命がけ。しかもあんな大家族を養っている。怪我したくないよね。死にたくないよね。
「俺が怪我したらどうなる」「旬は短いんだ」「だから稼げるうちに稼ぎたいんだ」というのが、身に迫った。
最近でこそ、怪我をしても治療して復帰してくる選手も多くなったけれど。
選手生命も伸びて、「キング・カズ」や「〇回目のオリンピック」という選手も多い。
でも…。
エージェントって、選手後の生活の相談ものるのだろうか?
キャリア・プランニングって大切。
☆ ☆
どなたかもおっしゃっていたけれど、トム様は実はあげまん。
トム様を俺様俳優という方もいる。映画が全部トム様のPVになるって。
でも、トム様と共演してブレイク、もしくは受賞された方って多い。
ご自身も、ニューマン氏やホフマン氏のような超大物と共演されて、超大物俳優になっていかれたけれど…。
私が記憶している限りでは、
この映画では、グッディング・Jr氏が受賞、レネーさんがブレイク。
『デイズ・オブ・サンダー』ではニッコールさんがハリウッドデビュー。
『インタビュー・ウィズ・ヴァンバイア』ではピット氏の人気を不動のものに。
『マイノリティ・レポート』ではファレル氏が注目され、
『ラストサムライ』では渡辺氏と真田氏。
『コラテラル』ではフォックス氏の評価が高い。
『ミッションインポッシブルⅢ』以降ではペッグ氏が世界的にブレイク。
ご自分も輝いて、相手も輝かせる。
キャスティングもうまいのだろうけれど、さすがだ。
気楽に楽しめるアメリカ映画らしい楽天的なコメディ映画
スポーツエージェントのトム・クルーズが理想を掲げた途端に解雇。やら...
キャスティングの勝利
単純にハッピーな気分になれる映画、ということでいいと思う。
スポーツ選手の代理人という設定は基本ハズレが少ないので安心して観れるが、そこはあまり深掘りしたシナリオでもない。
これは少しガッカリするところでもあるのだが、ま、簡単にいうとキャスティングの勝利ということになる。トムクルーズが二枚目半みたいな役。レネーはマヌケだが男が放っておけないみたいな役。まあ、見事にはまってる。しかし、一番はあのハイテンションな黒人フットボール選手かな。笑い泣き両シーンのピークを全部持っていってる。
テンポも軽快だし楽しる内容かと。
Show me the money!!
お気に入りの映画。数年ぶりにみたけどやっぱり面白かった。年取ったせ...
最後はうるっときたなぁ。 見始めた時はスポーツエージェントの話とか...
最後はうるっときたなぁ。
見始めた時はスポーツエージェントの話とか全く興味もなくて絶対につまらないと思った。
観ていくうちにトムに感情移入してたりロッドとトム頑張れと少し応援している気持ちになった。
この映画のトムは好きだななんか。
明け方のテンションに気をつけろ
スターがスターを育てる!
思い出しレビュー5本目。
『ザ・エージェント』
スポーツ・エージェントのジェリー・マグワイアは、高い年俸だけを追求する会社の方針に疑問を持ち、提案書を提出するも、あっさりクビに。唯一共感してくれた会計係のドロシーと共に独立会社を立ち上げるが…。
初めて見た時は面白さがよく分からなかった。
スポーツ・エージェント界やアメフト界の事なんてまるで知らんし。
でも、何度か見ていく内に面白さが分かってきた。
そんな専門的な知識など要らない。
仕事、人生の転機、どん底、恋、家族、成功するとは、本当に大事なものとは…?
心地よいくらいのサクセス・ストーリー!
トムくんにとっても、BEST作の一本!
アクション系が『トップガン』『MIシリーズ』なら、ヒューマン・ドラマ系なら『7月4日が生まれて』や間違いなく本作!
とにかくトムくんの魅力に溢れまくってる。
トムくんと言うとどうもナルちゃんな気質もあるんだけど、ここで彼が魅せるのは爽やかな好青年像。
ま、それがまたナルちゃんでもあるんだけど、でも本当にハマり役だ。
本作で彼が演じるのは、スターではない。スターを育てる側。
言ってみりゃ、スターがスターを育てるんだから最高のセオリー。
役柄は陰の存在だが、やっぱりスターのオーラは隠せる訳がない。
この作品で初めてレニー・ゼルウィガーを知った。
キュートな魅力、ロマンス面を盛り上げ、そして確かな実力。彼女もオスカー候補に挙がるべきだった。
崖っぷちのジェリーたちに、ただ一人クライアントになってくれたロッド。アカデミー助演賞に輝いたほどのキューバ・グッティングJrの快演!
あのシーンがどうしても鮮明に残る。ジェリーに「ショー・ミー・ザ・マネー」と言わせるあのシーン。ジェリー「ショー・ミー・ザ・マネ~!!」。
レニーの息子、ジョナサン・リプニッキくんの愛らしさも忘れてはいけない。
笑えて、胸も熱くなるし、後味爽やか。
監督キャメロン・クロウは本作と『あの頃ペニー・レインと』で才気を奮ったのに、最近精彩を欠いているのが残念。
また本作のような快作を放ってほしい。
トム・クルーズがすげぇー好青年!
私にはつまらなかったな〜
何もかもが中途半端に進んで行く物語で、薄っぺらく感じてしまった。
スポーツ選手のエージェントとという職業に焦点を当てるなら当てて、深く話を進めて欲しかった。
恋愛にも、仕事にも頑張る男性という物語なのだろうけど、映画として上手くまとまっているとは思えなかった。
ドロシーが、何故、結婚後にジェリーと上手くやっていけないと思ったのかもハッキリ描かれず謎。
「何を考えているのか分からない」と言っていたが、何を考えているのか分からないようなシーンは無かったように思う。
というか、他人なんてそんなものじゃないのかと思う。
エスパーじゃないんだから。
トム・クルーズが出ているので期待が大きすぎたというのもあったかもしれない。
子役が可愛かったので+0.5点。
必死のトム・クルーズが凄い
勿論、キューバグッティングJrも素晴らしい。
スポーツのエージェントが掴む大金の裏側は皆が皆そうではないだろうけれど。
ストーリーは引き込まれる巧さがあり、憎たらしいキューバグッティングJr のアメフト選手が変わっていく様も楽しい。
全51件中、21~40件目を表示