コールド マウンテンのレビュー・感想・評価
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2024年10/8からシビル・ウォーが始まるので記念に
この話は先ず完全なフィクションである。
なぜこう言ったナショナリズムを煽る映画ができたか?
やはり、同時多発なテロ行為に対する美国の製作者側の意思表示だと思う。
さて、南北戦争でアメリカ人は
65万人も戦死している。
朝鮮戦争 3万
ベトナム 6万
桁違いに多いのだ。
この映画は物凄く白い女優さんの『風と共に去りぬ』だね。透き通る位の白いお嬢さんだね。
ハリエット・タブマンさんの脱走劇と比べると、過酷さが全く違う。
民主党支持者か、プロテスタント信者の歴史的弁解だと思うけどね。
このストーリーはフィクションだからね。良し悪しは別にして、南北戦争の壮絶さは『風と共に去りぬ』だね。
追記
つまり『遙かなる山◯呼び声』って邦画とほぼ主旨は一緒でしょうが。
なんか、作られた偽善だよな。
プロテスタント系の西部劇よりも、ゴリゴリのカトリック教徒のイタリア人の作った『殺しが静かにやって来る』を少し気にしているかなぁ。
ラストが好き
数年ぶりに鑑賞。
今回、(途中、何度か台所に立ってしまったせい?)あまり二時間半という長さを感じなかった。助演賞とったレニー・ゼルウィガーが良いのはもちろんだけど、キッドマンだって最高だよ。冒頭の戦争前夜の頃はたぶん設定が18ぐらいじゃないかと思うんだけど、若くて初々しい感じがみなぎってるよね。ジュード・ロウと見つめ合うシーンとか、美男美女すぎて笑けてくる(笑)
脚本がいい。特に、戦争を揶揄するレニーの台詞。
初めて観た時は、ただただ演者の美貌と残酷さと(生臭坊主ならぬ)生臭牧師と悲しさに圧倒されてしまったんだけど、年を経て観ると、また感慨もひとしおですな。
家畜と病気の赤ん坊を取り上げられて、輪姦(まわ)されかけるナタリー・ポートマンが、たぶんちょっと善玉っぽい義勇軍兵士を射殺するシーンのやるせなさ(というか、そのシーンの意図)を、ようやく理解した。前までの私はよほどボーッと観ていたのか?たぶん、身ぐるみだけ剥いで逃がそうとしてたジュードの徒労感よ。
ジュードを匿って看病する、山奥で山羊と暮らしてる仙人みたいなお婆さん。憧れるわ、、ああいう生き方。
インマン(※ジュード・ロウ)って、ちょっと、『もののけ姫』のアシタカとかぶって見えるんだよね。 戦争や呪いを通して、人間的な心を少しずつ摩耗させ、喪っていく。あるいは、人間離れした鬼神のごとき力を得る。
アシタカは神(獣神?)のために貢献して結果的に生き永らえるけど、インマンはね、、 山を越えて戻ってきた時、彼はかつての人間としての彼ではなかったのかもしれない。 同じように人という土俵を下りてしまった義勇軍の――ケモノのような――連中と戦い、身を挺してエイダやルビーを守ったのが切ないよね。
ラスト、平和な家族の食卓からだんだんカメラが引きになって、たくさんの木の葉が大写しになるところ。 こうした人々や家族の犠牲の上に、今日のアメリカの子々孫々の繁栄があるということを示唆してるようで、、この終わり方がとても好きです。
戦争の残酷さ
純愛ラブストーリー、戦争によって悲しい結末をうんでしまう。
主人公のインマンは、純粋、心がきれいな青年だが戦争によって変わってしまう。だが、
彼女への想いは変わらない。
彼女の住む村へ帰るには、戦場から逃げ出さないといけない。逃げ出したことが見つかれば、死刑。村に帰って逃げ出したことがバレても死刑。かくまっている家族も、殺されてしまう。それでも、インマンは彼女のもとへ
帰ろうとする。
エイダは俗にいうお嬢様。知的でピアノの演奏ができる。だが、父が死んでしまうと
自分一人では何もできないということに気がつく。
エイダのもとへ、一人の女性が
畑の作り方や家畜の飼い方など、教えてくれて一緒に住むようになる。エイダもここから
変わっていく。
最後は、インマンはエイダを助けて?
インマン死んでしまう。
エイダには子どもが生まれる。
みんなで暮らす。
個人的な感想だが、
インマンはエイダのこと本当に愛しているのならひと目会えたらそれで良しとして、
身を引くべきなのでは?と思った。
インマンと一緒にいることによって
彼女も危険なめに合わせてしまうし。
あと、一晩で子どもできちゃうって、妊娠率高め〜と思いました笑
前半のインマンとエイダの結びつきでは苦難を乗り越えてひた向きに求め...
前半のインマンとエイダの結びつきでは苦難を乗り越えてひた向きに求め合うほどの絆が感じられない。ようやく再開して結ばれてあっけなく死んでしまうが娘が残されるというよくある結末。役者の達者な演技で観ている間は引きつけられても見終わると予想通りで物足りなさが残ってしまった。
南北戦争の裏側
「イングリッシュ・ペイシェント」の監督なので、最後はどうなるかある程度は予想はできたけれど、できれば予想を裏切ってほしかった。でも映画としてはよくできていた。「イングリッシュ・ペイシェント」で最初と最後のシーンで砂漠の上を二人が飛行機で飛んでいくシーンが美しくも悲しかったが、今回は文字通りコールド・マウンテンの自然の美しさがすばらしい。特に雪のシーンが。でもそれ以上に二コール・キッドマンが綺麗だった。また、演技もよかった。全体を通して、戦争の悲惨さが暗いムードになっていてやるせない気持ちになるけど、ルビーの存在に救われる。
愛する人がいることの強さ
南北戦争で町を出る直前に心が通い一度だけキスをした。この一瞬のダイヤモンドのような輝きがあったから思い続け生きて帰ることができたとインマンは言った。そしてエイダも待ち続けることができた。素敵な再開だった。戦争によってお互い環境が激変しても変わらなかった愛は、ある意味戦争がつくりあげたものとも言える。心に芯が一本通ってる人は強い。選択肢が沢山ありすぎる現代の日本ではこういうものは見つけにくいのか?育ちにくいのか?ただ臆病なだけなのか?
音楽は心を和ませる素晴らしいもの。芸能、エンターテイメントは心を豊かにする心のご馳走だ。
ルビーは逞しさや男気を持ち且つホスピタリティのある優しいキャラクターでとても気持ちが良かった。
戸惑い、悲しみ、喜び、別れ、家族がいるという幸せ。
一度だけのキスした相手をまつ二コールキッドマンは美しすぎる・・
南北戦争時の純愛を描く大作。お互いを意識しながらまともに会話さへ交わしたことがない二人が徴兵されたジュードロウと一度だけキスを交わしたニコールキッドマン。そのキスを胸に父の死、貧困の生活にもめげずに帰りを待つ。また、過酷な戦場を奇跡的に生き延びて様々な人の助けにより命からがら帰還する。たしかナタリーポートマンも出ていました。戦争は人を変えてしまう。しかし純愛は変わらない。この普遍的なテーマをニコールキッドマンがうまく演じています。上流の家庭に育てられられた牧師の娘が友人の力を借りて農作業さえ行う変化。二人は再開を果たし、一夜を共にするが悲劇が二人再度引き離す。悲しい結末ですが二人の一粒種が家庭に加わり一人の女性として強く生きてゆく。
男は勝手で女性が強いってことです(我が家の家庭の様に・・・)
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