三十九夜のレビュー・感想・評価
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学生時代の論文発表がその学生の名で添削は教師が
映画の最期が、サーカス団の中のザメモリーという一度、記憶したことを忘れないその奇特な特技があるその芸人が、その計算式を喋って、が結末でしたが、その芸人も一度、喋ったら忘れるようで、以前に別の洋画の場面で、ギターを弾いていてその音色を出しているひとの隣でそれの後を追い、それを真似して容易にそれと同じそのギターの音色を出しているのがあり、隣で弾いているギターの音色ですぐにそれを暗記できて容易に弾けるが、隣で先にそのギターの音色を弾いてくれるひとがいないと、またその覚えたそのギター弾きの爪弾きをすぐに忘れてしまうのではと思いましたが、それも特異体質と思いますが、戦前に天才科学者が拉致や命が狙われたがあったようで
ヒッチ躍進期
出世作暗殺者の家の次作です。
単純なスパイサスペンスですが途中話のつながりが良くわからない箇所が散見されます。
まだまだサスペンス創世記的なささくれた編集ですがヒッチらしさが徐々にみられます。
三十九階段‼️
ヒッチコック監督のイギリス時代の最高作‼️内容としては後年の傑作「北北西に進路を取れ」の原型となる巻き込まれ方サスペンス‼️1時間半にも満たない小品ですが、ヒッチコック映画の面白さ、素晴らしさが全て詰まった充実した内容となっております‼️主人公ハネイがミスターメモリーの講演会で謎の女と出会う‼️響き渡る銃声‼️女は自分がスパイで組織に狙われていると話し、背中にナイフがグサリ‼️殺人の容疑をかけられたハネイの、列車内での警察との追跡劇‼️美女と手錠で繋がれての逃亡‼️ホールを舞台にしたクライマックスの攻防まで、「北北西に進路を取れ」に見られるサスペンス技法は、すでにこの「三十九夜」に於いて確立されております‼️ミスターメモリーに始まり、ミスターメモリーに終わる物語構成も見事‼️無駄なものをそぎ落とした簡潔でスリムな作品ですよね‼️そして今作のヒロインのマデリーン・キャロル‼️ヒッチコック好みのブロンド美女で、確か「第3逃亡者」にも出演してらしたと思います‼️主演のロバート・ドーナットと彼女の洗練された会話のやりとりが、この作品の一番の魅力ではないでしょうか⁉️列車内での "キス" な出会いから、手錠で繋がれての逃避行、そして全てが解決した後の手繋ぎショットも洒落が効いていて素敵でした‼️フレー❗️フレー❗️ヒッチコック‼️
逃亡ものの原点のような内容だった。原作も面白いのであろう、プロッ...
逃亡ものの原点のような内容だった。原作も面白いのであろう、プロットとカメラワークの織り成す技は現代の映画に引けを取らない。この映画がきっかけになってハリウッドへと進出したヒッチコックであるから、かなり力が入ってると思われる。
サスペンス・ドラマ、プラス・ロマンティックストーリーの古典の様な
知り合った女性がいきなり殺されて、主人公ロバート・ドーナットは殺人犯の疑惑を帯びての真犯人探しの旅路劇。途上、列車内で偶然に知り合った美貌のマデリーン・キャロルと、途中からは手錠で繋がれた状態での逃走撃は、映画的で実に面白く、後年の数々のドラマのモデルにもなったか。
犯人に撃たれたが、泊めてくれた奥さんが渡してくれたクリスチャン旦那の外套胸ポケットにあった聖書で命が救われるとのエピソードも、ヒッチコックらしく小道具が効いていて上手い。
男の言うことを信じてなかった女性が犯罪グループの会話を聞いて、心を開き寝入っている男に毛布かけてあげて、一緒に協力して機密漏洩阻止に動く展開も上手い。そして、最初の劇の内容描写が、最後の謎解きの鍵になっていたのも、お見事と思った。最後の仲良く握り合った手を示して終わるのもお洒落。
賛美歌集はやたらと分厚い
殺人容疑をかけられた主人公の逃亡劇。一般人巻き込まれ型のスパイもの。逃亡中の大胆な行動の数々、ピンチの切り抜け方がおもしろい。無実を証明するには秘密組織「三十九夜」の目的を明かさなければならない。
旦那のコートを貸してくれた農夫の若い嫁や
駆け落ちと思って応援する宿の女などナイスキャラが話に救いを持たせてる。
最初の女スパイもそうだったけど疲労によって主人公がちゃんと眠くなってるところに関心した。眠らないと死ぬ。
冒頭に出たミスターメモリーが話の鍵を持っていた。
「39夜とはスパイ組織で、海外からの指令で国家の機密情報を...」バキューン!「ウッ...」
最後の力を振り絞って役目を果たしていったメモリー紳士。前フリから細かいネタまでちゃんと話しが消化されてる所が凄いと思った。
『北北西に進路を取れ』の元ネタとも言えるヒッチコックのイギリス時代の代表作のひとつ。アメリカで開花するヒッチコックの原点の全てがここにある。
①同じマデリン・キャロルがヒロインを演じた『間諜最後の日(The Secret Agent)』よりずっと面白かったし、ヒッチコックのイギリス時代の最高傑作と言われる『バルカン超特急』よりも楽しめた。②殺人の疑いを掛けられた男が追跡をかわしながら真相に迫っていくスリルとサスペンスの合間にユーモアとお色気とを散りばめていく手法は既にここで完成していると言っても良いかも知れない。③スパイの親玉の正体が結構早い段階で分かることで、『めまい』同様ヒッチコックが犯人探しのミステリーには余り興味がなかったことを教えてくれるが、プロットの謎はラストシーンまでわからない。当時のロンドンの風俗を描いているだけと思えた冒頭シーンの意味がラストに来て初めてわかる話の構成の妙、何故女スパイがあの場所にいたか納得がいく落ちの付け方等、いま観ても鮮やかである。③最初、てっきり主人公を助けるかと思ったマデリン・キャロルがあっさり警察に引き渡すところはやや意外であったが、再会してひょんなことで手錠で繋がれてしまってからの二人の珍道中が面白い。気が強いが何故か可笑しくて色気のあるマデリン・キャロルのヒロインは、ヒッチコックがアメリカに渡ってからの作品に出てくるヒロインたちの原型だし、手錠で繋がれたままいがみ合いながらもマデリンが濡れたストッキングを二人で協力して脱がして素足を見せるところはそこはかとないエロティズムを感じさせて、これまたアメリカ時代にはもっと複雑化するヒッチコック映画のエロティズム描写の萌芽とも言える。④マデリン・キャロルがやっとロバート・ドーナットの話を信じてよかったなぁ、と思う間もなくマデリンがあっさり敵の手下たちを行かせてしまったと聞いてロバート・ドーナットが怒り出す間の取り方の絶妙さ。先に柵を越えたロバート・ドーナットが柵に手錠が引っ掛かったのでマデリンが柵を抜けられないと分かってもう一度柵を跨いで戻る演出の細かさ。⑤ロバート・ドーナットが敵のボスに打たれて倒れ「えっ」と思ったシーンの後にすかさず、安宿の亭主が自分の一張羅のコート(前のシーンで安宿の女房がロバート・ドーナットを逃がす為に着ていかせた)の胸に入れていた福音書のことを女房に尋ねるシーンを挿入して、ロバート・ドーナットが助かったことを直接描かずに観客に分からせるというシーンの省力方法。ここは後の『海外旅行特派員』の塔から落ちた男が主人公なのか敵なのか敢えて曖昧に描いたシーンの手法に繋がる。⑥ロバート・ドーナットの逃亡を助ける安宿の女房に扮するのは『インドへの道』のペギー・アッシュクラフト(若い!)。こちらはマデリンと違い、何故か直ぐにロバート・ドーナットを信じ逃亡を手伝ってやる。どういう背景で年の違う(嫉妬深い)安宿の亭主に嫁いだかしらないが、ロバート・ドーナットへの仄かな思慕と都会生活への密かな憧れを滲ませて印象的だ、マデリンが表ヒロインとすればこちらは裏ヒロイン。このブロンドの表ヒロインとブルネット又は黒髪の裏ヒロインの構図も後年のヒッチコックの映画に繰り返し現れる。⑦ヒッチコックは私の大好きなアガサ・クリスティは余りお好みではなかったようだが、この映画にはアガサが初期によく書いたスバイ小説(というかスパイ小説の形を借りたミステリー)『The Secret of Chimney』や『The Seven Dials Mystery』と共通した匂いを感じるが、これはアガサの方がジョン・バガンのスパイ小説に影響されたと取るべきか。⑧本作が製作されたのは1935年。アガサの作品としては『Death in the Cloud』か上梓された年。前後にはちょうど『Murder on the Orient Express』『The Three Act Tragedy』『ABC Murders』といった代表作が矢継ぎ早に発行された頃であり、当時のロンドンやイギリスの風俗描写が興味深い。⑨ヒッチコックの映画を観ずして映画を語るなかれというのが私の持論。⑩しかし、『39 Steps』が何故「三十九夜」という邦題になったのか、こちらも大いなる謎である。
戦前のヒッチコックの名声を確立した傑作
殺人犯容疑を掛けられたカナダ人が国家機密を死守しようとスコットランドまで危険を冒しながら活躍するスパイアクション映画。特にスコットランドのロケーションの素晴らしさ。ストーリーの流れも澱みなく、ラストの劇場シーンまで緊迫感が持続する見応え充分のサスペンス。この作品でヒッチコック監督の名声が確立されたといわれるのが納得の傑作。
イギリス時代のヒッチコック逃走劇の真骨頂‼️
ヒッチコック映画では定番の、巻き込まれ型の逃走劇。無実の男が大きな陰謀に巻き込まれ追跡を受けながらも、なんとかして逃げ抜いて無実を晴らすために奮闘するという、お馴染みのパターンです。
この映画は1人の男が国家機密を背負うという、極めて壮大なスケールで描かれるのに、その展開は綿密かつ丁寧に進んでいきます。例えば、ハネイがスコットランドへ逃げようと汽車に乗ったシーン。ハネイを追う警官たちは汽車に乗り込んだハネイを見つけますが、丁度その瞬間に汽車が発車しだし、追いかけても間に合わず、、、という描写を、走り出す列車の影と警官たちの足元だけを映し出す演出や、物語展開における重要なキーとなりうるあらゆるものを目線にフォーカスして暗示的に明示する演出、人影を背後に写し出すアングルなどなど、もうお見事としか言いようがありません。
このように非常に綿密な演出が織り込まれている一方で、場面の切り替わりにおいては無駄に説明する描写をなくし、観客によるイマジネーションで物語を繋げる手法もまさに映画の教科書。映画史上最高峰の緩急のリズムで構成されたこの映画には思わず舌を巻きます。
ハネイのキャラクターも底知れない魅力があります。突然にして窮地に追いやられた身のはずなのに、なぜか妙に振る舞いが落ち着いているように見えて、嫌な緊張感を感じさせない。なんだかふわっとしているようで、そうでもない。この絶妙なスタンスが観客を引き込み、心を捉えて離さないのです。
そして、冒頭のショーと最後のショーで物語を繋ぎ合わせる構成。完璧です。
ヒッチコックとは知らなかった。
言われなければヒッチコック監督作品とはわからないかもしれない。
ユーモアチックなミステリー。
しかし、入り口と出口が同じという構図はお見事!
ヒッチコックの映画を形づくる要素はほとんど揃っており、かつ確立している
ヒッチコック英国時代の初期の代表作
ファンならば観ていないわけにはいかない作品
テンポよくお話が進む
ヒッチコックの映画を形づくる要素はほとんど揃っており、かつスタイルとして確立している
物語の発端と鉄道を交えた展開、そこにユーモアと皮肉、微かなエロ、もちろん美女
それらが程好くブレンドされて切れ味良い演出で展開される
逃げ込んだ宿屋の軽妙なやり取りとほのかに漂わせるエロいシーンや、演説会の演者に間違われて適当な口からでまかせのきれいごとで誤魔化して演説をしていると聴衆から熱狂的に拍手喝采を受けてしまう皮肉と風刺のシーンなどは特に素晴らしい
ラストシーンでミスターメモリーを尋問する人物は後ろ姿しか撮されず、エンドマーク直前にに片手だけの手錠にスポットライトを当て、それが誰かと同時にお話が全て解決したと観客に納得させるこの演出は本当に見事
題名の三十九夜とはスパイ組織の名前
The 39 Stepsを単に39階段とかと訳さず
三十九夜とした戦前の日本の宣伝マンのセンスに脱帽
39階段とは捕まれば死刑になるスパイの宿命、13階段の3つ分の悪い奴等くらいのことからつけたものだろう
それを終盤のパラディウム劇場の演目であった狂った月から着想を得てなんとも色気のある題名にしている
現代多用される英語のままの題名の味気なさとは大違いだ
ヒッチコックのユーモア!
またもスパイの話だが、今までのヒッチコック作品はちょっと一味違っててサスペンスの要素はそんなに強くはなく、セリフにもユーモアあり面白かった。こんなにバラエティー豊かな作品があるなんてヒッチコック映画にハマり続ける!
この映画ならあんまり深く考えずに観たい。
ふざけているように笑えるところがいっぱいあって、セリフはちゃんと練ってるなあと思っちゃう。特に主人公ハネイの性格は楽天で注意深くてそんなにカッコつけたりはしないけど、それで惹かれる。特に彼のヒゲもその性格を強調するようにアレンジされているかなーw
またスパイではなくただ巻き込まれた普通の人ということで、表情で慌てる様子を上手く演じ切った感じも。
長い逃亡のシーンだけどそのユーモアとエンディングへの好奇心で支えられてリラックスで楽しかった。
中に特にハネイが警察官の窓から飛び出してくるシーンが好き。そのシーンでは教授もまた彼を追って次の展開に相応するため、その追手が着いた時点で窓の外側から彼が窮地から脱出するアクションを撮った。かっこいいし、効果的にも不思議ぐらいに部屋の中から撮るよりいいと考えちゃう。映画全体に観客はずっと彼を見ているが、たまにはこういうように距離を撮ってもうちょっと遠くから、追手の距離からのように彼を見たくなる。
またパメラという美しい女性もよかった。最初はどうしてもハネイを信じない彼女だが、観客にもイライラさせている。なんかムカツク。が、後半で偶然な場合で真相が分かった彼女は、彼に手伝うこともなって気持ちよかった。二人の関係性が手錠で繋がれることで大きく変化していくという点にも、ジェンダー的心理学的にも深いかも。
今までもヒッチコックと違って見るがいのある映画だと思う。
やっぱいいですね、ヒッチコック
私の映画の原点は、やっぱりヒッチコック! ということで、未見の作品、見ていきますっ!
第一弾は「三十九夜」! ヒッチコックお得意の劇場での騒動、やってましたねぇー! 双眼鏡で覗くと…そこにはっ! やってましたねぇー!
楽しんでこー!
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