「知らないと退屈かな」カポーティ プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
知らないと退屈かな
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著名な作家の人生を描いたノンフィクション作品。
主人公は逮捕された2人の殺人鬼の話をもとに小説を書こうと目論む。
そのため、力になりたいと接近するが目的は印税。そういう卑しい部分のある人物だった。
が、意外に純粋な殺人鬼に「親友」と信じられ、頼られるうち、
自分と生い立ちが似ていることもあり、少しずつ感情移入してしまう。
結果的にこの殺人鬼は死刑となり、カポーティ自身がそれを見取ることになってしまう。
この一連の事件で精神的におかしくなったか、作家としてのカポーティは終わった。
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このカポーティ自身を知らないこともあり、また軽蔑すべき人間のため、あまり感情移入できなかった。
史実をもとにした映画ってこうなると退屈なだけになってしまう・・
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