ボーン・アイデンティティーのレビュー・感想・評価
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やっぱりカッコいい♪
マット・デイモンが大好きなのですが、この作品でさらに大好きになりました(笑)懐かしい感じがするスタンダードなアクション物です。でも、そこがいい。記憶がないので、自分が一体誰なのか?を問いながらの逃避行にさらにドキドキしました。シンプルな作りですが、ヨーロッパが舞台ということもあってその雰囲気も楽しめました。
きちんとしてる映画でした
シリーズ化されてますけど、初めて見ました。それで、シリーズ化される理由も納得の面白さでしたね。
途中のカーチェイスなんて、あの市街地が頭に入っている感じの疾走がなんともエージェントらしさを納得させられて、興奮しましたですね。
トニー・スコットの『エネミー・オブ・アメリカ』に似た感じがしましたけど、その監視網の追い込み方は、やっぱりトニー・スコットの方が上だったかな。ただ、十分、楽しめる映画でした。
マット・デイモン新境地
ジェイソン・ボーン、シリーズ第一作。公開から10年が経過するが、古さを感じず。逆に映像の劣化がリアリティを増す。特にアクションシーンは秀逸。
新感覚のサスペンス・アクション
記憶を無くした主人公、彼を追う者たち…
観たことのないストーリー展開で、私たちも主人公と同じ視点で真実を探っていきます。そして次第に自分が何者なのかに気付くという面白い脚本でした。
アクションも普通と違いかなりクールで、自然と作品に入り込んでいました。
よく出来た設定
総合:85点
ストーリー: 85
キャスト: 80
演出: 90
ビジュアル: 75
音楽: 65
マット・デイモン演じる記憶をなくした男の持つ能力の凄さは
・格闘技や武器の取り扱いに長ける
・無意識に相手を見る観察力
・何かが起こることを常に予想して頭の中でシュミレーションを自然にする習慣
・冷静に状況を判断していく理論的思考力
これらはもう訓練された工作員そのものであり、そのあたりの設定が良く考えられている。またCIAの手口、組織、情報網などの設定もよく出来ている。
マット・デイモンは工作員役の活劇俳優というには普通の風貌・体型なのだが、鍛えた体や格闘技の動きなどしっかりしていた。そのあたりの準備は彼の演技に対する真面目さが表れている。だから設定が嘘くさくならなくて良い。
そのようなしっかりした設定の上に物語を乗せているから、全体として破綻なく映画がまとまっていた。いかにも娯楽映画のような楽しませ見せるための派手すぎる演出を抑え、それが故にアクション・サスペンスとして本格的な作品として仕上げている。
要点はシンプルだが大胆な仕掛けが潜むスパイ・サスペンス
主人公が負傷して海に漂っているシーンから始まる。漁船に助けられるが記憶を完全に失っている。たった一つの手掛かりを、皮膚の下に埋め込んだマイクロカプセルに仕込んだオープニングは、要点はシンプルだが、これまでのスパイ・サスペンス映画とは一味違う大胆な仕掛けが潜む。
たった一つの手掛かりを頼りに男はスイスへ向かう。本人はもちろん、観客も彼の名をまだ知らない。
何も思い出せない男の身に、その命を狙う者たちの手が伸び始める。それを指示している組織がCIAであることを明かしていくストーリー運びが実に巧妙だ。
記憶はないが、男は徐々に自分に秘められた判断能力と戦闘能力を知る。見ていて、この先どうなるのかとウズウズする。
行きずりの女とスイスを脱出するあたりは、よくあるパターンだが、マリーをフランカ・ポテンテが目立たず騒がずの演技で、作品のリアリティさは失っていない。
むしろ、訓練された戦闘能力がある男と一般女性が組む逃亡劇をここまでクールに描いた作品は珍しいのではないか。
やがて、ジョン・マイケル・ケインという名、トレッドストーン(捨て石)計画、サイモン・ローリング社といったキーワードが連なって1本の線になったとき、男は自分の正体のほんの一部を垣間見ることになる。それでも男が衝撃を受けるには充分なものだ。
そして、男の名はジェイソン・ボーン。
CIAが二度と自分を追わないよう直属の上司だったコンクリンに会うためパリに戻るクライマックスは、ボーンが頭脳明晰であることを最もよく証明していて、そのポテンシャルの高さに改めて魅力を感じる。
決して男前ではないが、頭がキレて咄嗟の事態に機敏に動き、殺人者でありながら人間性を持つボーンにマット・デイモンがなりきっている。
緊張から開放してくれる甘い結末にホッとする。
もぅ10年前の映画なんすね(V)o¥o(V)?
例えば‥
◆タイムスリップものならバックトゥザフューチャー
◆宇宙戦争ものならスターウォーズ
◆恋愛ものならローマの休日やプリティウーマン
◆フロンティアものならスタートレック
その分野その分野の定番て有るでしょ?
◆○○○な分野の祖はボーンアイデンティティだと思う(*^^)v
当時は斬新だったけど‥
今‥見直してみたら‥やっぱり10年前の作品ね?
展開が遅いし‥
(※これはMi2やマトリックスでも言える‥)
先も読める。
でも‥
当時はこちら十二分にエポックメイキングな作品だったよ(^O^)
DVD買う度⇒③★★★
モ一回見たい度⇒③☆☆☆(※俺‥これ見るの4回目だし‥)
おすすめ度⇒⑤♪♪♪♪♪
デートで見る度⇒②◎◎(※女子には少しムズいかも?)
出来るだけスタント使わず‥挑んだMデイモン‥
‥かっこいいす(*^_^*)
間違いなく‥この作品がMデイモンの代表作と言って良いのでは?
続編スプレマシー/最終編アルティメンタム‥ともに素晴らしい(^ム^)
最新作?新編?のホークアイ‥いや‥◆ボーンレガシーはどぅなりますやら?
楽しみです♪‥‥‥‥‥‥‥‥‥DVDがっ!
シリーズ第一部
マットデイモンにつられて鑑賞。
可もなく不可もなくってところでしょうか。
アクション多く、派手なスタントは見ものです。
しかし、アクションしか見どころがないともいえる。
人物の造形が悪い訳ではないのですが、ちょっと物足りない感じ。
エンディングを迎えても、まだ謎は謎のままですね。
第一部らしいので、こんなものかな?
これが続きものでなかったら、ちょっと・・・
シリーズものの開幕としては悪くないです。
ボーン・アイデンティティー
主人公ジェイソン・ボーンは記憶喪失だがなぜか、言語や武術にそして突然、暗殺者に襲われることから始まります。
展開がっちょうどよくマット・デイモンさんのアクションがとてもかっこよかったと思います。
子供の頃の夢を映画にしたような作品
2002年。アメリカ映画。118分。2011年18本目の作品。いわずと知れたマット・デーモンの代表作。
内容は:
1,嵐の海上で背中を撃たれて気を失った男が救命される。
2,男は記憶を失っていた。
3,背中に埋め込まれたチップの情報を元に自分探しをしていると、自分がCIAの殺し屋だということが判明する。
映画の出来としては普通。でも、今までのアクション映画にはない画期的な要素が詰まって本作は成功し、シリーズ化したのだと勝手に想像します。
それまでアイドル的なイメージが強かったマット・デーモンは本作でもその雰囲気があるけど、今から考えれば本作が彼を脱皮させたのだと思う。
本作がシリーズ化せず、そして続編からどんどん素晴らしくなっていかなければ、他の人に強くお勧めはしないと思う。
でも、そうじゃなかった。実はわたくし本シリーズの大ファンなんです。
アクション映画の雰囲気。
静けさの中にある緊張感みたいなのがずっとありました。
なんかごちゃごちゃしてなくて良かった。
無駄な爆破シーンとか…。
マットデイモンの涼しい雰囲気と合っていて、ハマり役だと思います。
次回作も観てみよう。
俺はいったい何者だったんだ?
俺はいったい何者だったんだ!?
ボーン・アルティメイタムを見たかったもんですから、前作の2作品を買ってしまいました。
安いし…、いっぺんに前作の二つを鑑賞することを(一回見た人も)お薦めします。
おらも、前に一度見ていたんですが何となくもう一回見たらすごくヨカッタです!
【記憶をなくした暗殺者の物語】
の小説三部作を映画化したものです。ご存じだとは思いますが…。
【自分が誰かわからない孤独感】
自分が今生きている存在意義を問うた事はありませんか?変だと思われるかもですが、おらは、有ります。『結局、何をするために生まれてきたんだろうか?』なんてね…。変ですよねえ?
ところで、この映画の主人公はCIAが巨額を投じて訓練させて造り上げた暗殺者だったのです。
しかし、ある暗殺ミッションをしくじって撃たれた後に記憶をなくします。しくじったと言ってもこの暗殺者、マット・デイモン演じるジェイソン・ボーンはとんでもなく冷静でコンピューターのような状況分析力を持ち、かつ強いです。そんな、彼が何故しくじったのかは本編を見てください。
自分のアイデンティティーがわからなくなった孤独感がひしひしと伝わってきます。そんな中で、彼はある事から出会った女性、マリーと行動を共にするのですが、彼にとって彼女はたった一人の知り合いと言うことになります。言ってみれば家族のようなものです。だからいきなり恋愛感情通り越して“家族愛”のようなものを感じていたかもしれません。
【過去からは逃げられない…】
ジェイソンは夜ごと頭痛と、断片的に蘇る忘れられないイヤ~な感じの光景(この辺も重要なので本編見てね!)に悩まされ続けます。しかもそれだけでなく、何故か追手のような者が常に彼の命を狙ってくるのです。
そして彼は、必死に過去を探ろうとします。これは頭痛の原因を探るため、危険回避のためだけではありません。一人の人間として、自分のアイデンティティーを探る事は“生きる”と言うことです。ですから、彼はなんとか生き抜こうとしていた事になります。
そして、二作目のラストでは“生きるため”に意外な行動にでます。
さて、ストーリーはこの辺にしてとにかく面白いですから見てください!もう見ている人が多いとは思いますが…。
【直観的な撮影法】
二作目からメガホンをとったポール・グリーングラス監督。彼が用いた斬新な撮影方法は手持ちカメラを多用して観客が主人公に巻き起こる様々な出来事を、自分の身に起こっているかのように体感させる手法です。
言葉で言うのは簡単ですが、ド迫力ですよ!
ハリウッド映画は大抵、多くの固定カメラの前で様々な出来事が進行するので、観客は客観的見地から物語を感じていきますが、それとは異なる感覚を味わえます。
また、特典映像の監督インタビューにあったのですが、この監督は“直観力”を大切にしたとの事。要するにそれぞれのシーンで、カメラアングルとかがちがちに決め込まないでその時の直感で撮ってしまうということです。これで数々の奇跡的なシーンが収録されたということです。
【世界旅行を体感できる】
一作目ではイタリア、フランス。二作目ではインドのゴア、ベルリン、モスクワとヨーロッパ中心に様々な国の情緒を見せてくれます。
ジェイソンはアメリカ人なので、ヨーロッパ各地での彼の旅路は、より一層の孤独感を演出する画創りに最適だったのでしょうか?
【ザ・プロフェッショナル】
やはりもう一つのこの映画の醍醐味は、CGを使わずに行われた数々の撮影テクニックです。カーチェイスでのゴー・モバイルという秘密兵器や爆破シーンなどなど、プロたちの熱きハートのこもったスペシャルテクニックにただただ感動するばかりです。
色々と勉強になったし、本当に楽しかったですよ!
祝ヒット …興行的成功が危ぶまれていただけに
このとき始まった自己探求は7年経った今に至るまで続いていたんだ…長い。
ダグ・ライマンの演出はシンプルなスタイルだが、フィルムをぶつ切りにし過ぎるところはいただけない。アクション演出もシンプルだが、趣向を凝らした暗殺者同士の戦術合戦は他スパイアクション映画と一線を画している。但し、クライマックスは尻切れトンボであり、脚本が日毎に変わる混乱した現場を伺わせるところがある。
この映画のヒットがなければ、当然素晴らしい続編たちは存在しなかった。興行的成功はほんとに目出度いことだった。
強すぎて悲しい
激しいアクションやカーチェイスもあるのですが、とてもクールな作品。見た後の気持ちはとても静かで、もの悲しい。
それはマット・デイモンの抑えた演技と、しんしんと冷える冬のヨーロッパの空気を感じさせる映像があるから。
常に相手の裏をかくボーンは、強すぎて絶対死なないことが分かるから安心して見ていられます。
スタイリッシュで静かなアクション作品。
マットははまり役です。
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