ボーン・アイデンティティーのレビュー・感想・評価
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ボーンの意味
生まれた、という意味かと思ったが、違ったようだ。
骨、でもない。(笑)
マット、痩せてる〜。
あんな荒海で、小さな漁船に助けてもらえるなんて相当な強運の持ち主。
何者かに狙われながらも、自分は何者かを知っていく。
身体は正直である。
スイスの銀行に行った時点で危険度MAXのような気がするが、そう簡単にはつかまらない。
しかし、偶然領事館(大使館?)で見かけたマリーさん。
あんな状況でも、危険な男に惹かれてしまうわけだね、カッコいいもんね。
ミニのカーチェイスシーンはすごいけど、やや出来過ぎのような。
マリーさん、各地を転々と、相手を変えながら?してきたご様子で。
全ての情報は丸裸なわけだね。怖い。
元彼?の家に、扉をぶっ壊して入る2人…ひどい(笑)
正直あんな危険な相手から逃げるには足手まといではないのかな、と思ってしまった。
ハラハラし通し、最後はめでたしなんだけど、出来過ぎ感があり。
とりあえず続編も観るべし。
映画館で見る映画なんやろな
カーチェイス、銃撃戦、格闘とアクションシーンの一通り満載でどれもキビキビした動きで面白い。
主人公の正体がわからないが身体に得体の知れないカプセルのような物が埋め込まれていたのでサイボーグ物かなと思ったがではなかった。
よっぽど鍛えられていたのだろう、記憶をなくしても身体が反応し頭が回転し命を狙われても切り抜けていく。
相棒が普通の女性というのもドキドキ感を増幅していた。
未解決な部分もあるがラストシーンはちょっとした安らぎを与えてくれるも、「二人は末永く幸せに暮しましたとさ」とはうまくいくのかちょっと疑問。
なんやかんや言いながらあんなにたくさん人を殺しているのになんで警察につかまってないのか不思議。
そこが映画なんやね
頭脳戦が取り込まれたアクションが秀逸な作品
ジェイソン・ボーンシリーズの第1作。CIAの秘密作戦により殺人マシーンに仕立て上げられたジェイソン・ボーンが、秘密を消すために追ってくるCIAを次々になぎ倒すアクションサスペンスです。記憶は無くても特殊工作員の特性が体に染みついているので、戦闘シーンがとても面白いです。単純な銃撃戦や殴り合いではなく、ところどころに頭脳戦が織り込まれていることで惹きつけられました。敵をおびき寄せてその様子を遠くから見ているシーンがいいですね。タイプは違いますがゴルゴ13みたいです。また、映画の中の静と動のバランスや、動きに躍動感をだすカメラワークが自分の好みにあっていたのだと思います。何か深みがある話ではないのですが、見ていてワクワクドキドキして没入出来る映画です。IMAXとかで見たらもっと感動があったかもしれません。
記憶を失うのは自己防衛
展開がわかりやすいのがいい
このシリーズはたぶん追って見たと思うけど、見たかどうか思い出しづらいのはタイトルだけでは順番がよくわからないから。間飛ばしてるかもしれないし、それもよくわからないので確認しながら順番に見直そうかと。。
展開がわかりやすいのがいい。記憶はないが命を狙われている、ひとまずそれだけで終盤までいってしまう。頻繁に伏線を張るのではなく、ジェイソンボーンって何者?という大きな疑問符ひとつでグイグイ引っ張ってくれる。そして終盤でざっと答えを披露する流れ。
結局この1では全部の答え合わせをしていない。次作への繋ぎ目の提示もシンプルだし誘導が非常に上手い。
面白い娯楽アクション
身体はすぐに反応する人間兵器!
面白いよと言われて、マット・デイモン、記憶喪失、シリーズものという予備知識だけ携えて見ました。面白かったー!マットってこんなに若くてシュッとしてかっこよかったんだー!街の中の階段を車でガガガガと降りるのはベルモンドがやってたー!マリーが「ラン・ローラ・ラン」のローラ役のフランカ・ポテンテで凄く嬉しかった!ローラでもそうだったけど、好きな男のために行動する役がピッタリ!ジェイソンに髪をカットされてショートになってからもかわいかった。独り言や罵りになるとドイツ語になるのが面白かった。
記憶がなくても自動的に体が反応したり勘が働いたり相手が話す言語を普通に話せるのってすごい!でも、自分のアイデンティティがどこにあるか、それがわからないほど辛いことはないだろうと思う。
エンドロールの映像かっこよかった。歌と音楽は不要だったかな、ちょっと古かった。
パリ、スイス、ギリシャの海。いいなあ。いつになったら行けるようになるんだろう。
明らかに「ポンヌフの恋人」への敬意が感じられます
ボーンとは主人公の名前で、骨ではありません
スペルが違います
つまりタイトルは主人公ボーンの正体くらいの意味です
なので1999年の映画「ボーンコレクター」とはなんの関係もありません
カタカナの邦題では紛らわしいかも知れません
素晴らしいアクション映画で、21世紀のアクション映画を牽引する出来映えです
もう20年近く経つのに全く古びていません
それだけ一級品の映画だということです
マルセイユ、チューリッヒ、パリ、リヨンそしてまたパリ、ラストシーンはエーゲ海の真珠ミコノス島と絵になるところばかりを駆け巡りますから、観光気分も楽しめます
カメラも美しい映像で満足できます
ホテルレジーナはルーブル博物館のすぐそば徒歩5分くらいに実在しています
ポンヌフ橋はルーブル博物館からさらに徒歩5~6分のところにあるパリで一番古い橋
1991年のレオス・カラックス監督の映画「ポンヌフの恋人」の舞台ですから、その作品のファンは嬉しくなってしまいます
その映画では、橋の北詰に建つサマリテーヌ百貨店の屋上で夜どうし青く光っていた看板のところに、本作ではボーンが陣取って橋を監視するシーンがあります
しかも、本作のヒロインのマリーが髪を切ったスタイルは、「ポンヌフの恋人」のヒロイン、ミシェルがしていた髪型にどことなく似ているのです
明らかに「ポンヌフの恋人」への敬意が感じられます
ぜひそちらの映画もご覧下さい
ラストシーンの甘さがより引き立つと思います
数冊の名前が違う旅券のシーン
本作のようなスパイ映画だけの事と思っていたら、3年前カナダで逮捕された中国ファーウェイの最高財務責任者(CFO)が8冊も旅券を所持していたという記事を思い出しました
しかも美人女性
事実は映画を超えつつあるようです
それだけ本作はリアリティがあるということでしょう
1作目はシンプルで良作な場合が多い
ここまで凄腕だと気持ちいいね
何度見ても楽しめちゃう
パートナーになる女性が少し雑に感じます
記憶喪失で海に漂っていた主人公が、自らの記憶を取り戻す為に闘うストーリー。
凝った設定とアクションで楽しませてくれるアクション映画です。記憶喪失の不安な状態を抱えながら、謎の組織に追い詰められる主人公。その逃亡劇とアクションをマットデイモンがしっかりと演じています。
アクションシーンはそれぞれ凝っていて一見の価値があるものばかりですが、個人的には大使館からの脱出シーンが地味ながらお気に入りです。
気軽に楽しめる作品でしたが、高い評価は難しく感じる作品でもあります。
一番気になったのは、行きずり女性と行動を共にする設定。映画に有り勝ちなパターンですが、一緒にいることにかなり無理をしている印象で、戸惑いを覚えます。そこ迄して一緒にいなければならない理由がなく、もっと早い段階で別れた方がより緊迫感のあるシリアスな方向に舵を切れたように思います。
また、暗殺者同士の闘いが売りになる設定ですが、やや時代がかった「決闘」を観ているような印象も抱き、個人的には少し違和感を感じました。
それでも、ボーンシリーズの端緒を飾った1作。評点4は過剰ではないと思います。
大好きなシリーズ始動の作品
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