アメリのレビュー・感想・評価
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生きづらさを感じている人に。。
ここの所観たい新作と相性が悪い。
場所と時間がことごとく合わずで泣いています( ; ; )
そんな中、ジュネ監督監修のデジタルリマスター版でリバイバル公開された本作を、久〜〜しぶりに劇場で鑑賞してきました。
(でも、デジタルリマスター版??
違いがわからない女ですまない
Σ('◉⌓◉’) )
2001年、日本のみならず、世界中で社会現象となった本作。
ミニシアターからのロングヒット!
解説本にスタイルブック、サントラなど続々とリリースされていましたよね。
私も今はなき「シネマライズ渋谷」で並びました〜!
スペイン坂を登ると見える独特の建物。地下に吸い込まれていく人々はみなオシャレで、憧れたなぁ〜♡
ヒールだとすっ転びそうな階段を、
そろりそろりと降ったものです。
「レザボア」も「トレスポ」も観に行った大好きなミニシアターでした。
私の中で「アメリ」とシネマライズ渋谷は切り離せない二重の思い入れがあるので。。
青春時代を思い出しました(^。^)
(遠い目。。。)
クリームブリュレのおこげをスプーンで割るのも真似しましたw
さてさて、
映画ファンなら1度は聞いたり観たりした事があるであろう本作。
ストーリーは言わずもがな。。
全てにおいてヴィジュアルが魅力的!
やわらかさ、あたたかさを感じる照明の色味。
赤と緑のコントラストなど、美的感覚に対する強いこだわりを感じるのは、フランス映画っぽい!
ポスターに特化して言うと、
日本verは、
アメリの部屋の赤い壁紙を基調とした物で、ベッドで「何か」を見ている
アメリ(A・トトゥ)が映っている。
「エリザベスカラーをした犬」と
「オシャレしたアヒル」の絵画が飾られ、いちいち素敵でカワイイ(^。^)
(本編のシーンも可愛い♡)
一方、本家フランスverは、
意味あり気なアメリの笑みのアップで背景はグリーン。
西洋で緑は「不安定」「不確実」などの意味があるそうで。。
なるほど、ジュネ監督のこだわりを感じます。
そして共通して「幸せになる」というワードが表記されています。
そう!その通りで、この物語は、生きづらい人々を肯定する♪ってメッセージが込められていると思うんです。
マイノリティな人々(勿論、マジョリティもそうですが)に生きる勇気を届ける作品です。
((でも、良く考えると、この映画はまともな人が誰一人出てこないから、アメリの世界では、マジョリティがマイノリティ??w))
公開当時よりも多様性について論じられる機会が増えた現代。
生きづらさを感じている人々に届いて欲しい作品です。
全てのキャラクターのチャーミングさは歴代NO1かも!?!?
ありのままの、そのままの、自分で、いいんやで♪
世界が地獄になっても
公開は2001年だけど設定は1997年。ユーロもまだ導入されていない。通貨はフラン。
今、観ると隔世の感のある映画。移民が出ていない。カフェやポルノショップの店員といった仕事はこのあとどんどん移民に奪われてアメリやニノのような発達障害っぽい人たちがパリで職を持ち部屋を借りて食べていくのはかなり難しくなっていく。
犯罪が増え、テロも発生し、食料品店のご用聞きがアパルトメントの各部屋のカギを持っているなんてのんびりした話は遠い昔のことになった。
アメリが暮らしているアパルトマンやカフェのコミュニティの中で彼女が果たしている役割はトリックスター的。民話や神話に出てくるいたずら者で、例えばシェイクスピアの「真夏の夜の夢」の妖精パックみたいな。だから恋の中継ぎもする。でもトリックスターは同質の文化、社会の中でしか活躍できない。分断された社会の中では人々が共有する文化的装置として棲息できないのです。
久しぶりにこの映画を観て、アメリのいたずらやたくらみに、昔のように感動できない、共感できないのは、最早それがどうしたって絵空事であることを知ってしまったからなのでしょう。その意味で世界は地獄に向かっている。
でも、最後の5分間、アメリの恋が成就する輝かしいシーンは。美しく感動的な恋人たちの時間は。永遠にフィルムに焼きつけられている。たとえ地獄にいるのだとしてもこの素晴らしいシーンを糧にして生きていきたいと思うのです。
終始アンティークレトロな雰囲気が可愛い
デジタルリマスター盤公開日ということで映画館で鑑賞。
昔観た覚えはあるがあらためて観るとこんなに可愛いセピア色の絵本のような映画だったけ、と感動。
色合いもロケ地も小物などのセットも、全てがレトロでめちゃくちゃ可愛い。
監督のセンスが光ってる。
とにかく可愛いものが好きな女性は観て損しない映画である。
男性も楽しめるシーンも?
ところどころ詩的な名言のようなセリフもたくさん出てくるので後でネットでおさらいして本にメモしよう。
自分ももっと人生にぶつかろう。
グッズが売ってたら絶対欲しかったのにさすがに復行上映ではないか。。
いや〜DVDレンタル半額日の日に50円で観れるからどうしようかと迷ったが、やっぱり劇場で観るのは違う、とても良かった。
このアメリの働いていたカフェ“ドゥー・ムーラン“やモンマルトルに実際に足を運んだ思い出が蘇ってきました。
殺し合う映画とかよりも心がぱぁと晴れて気分がいい。
独特の世界観が最高!元気をもらえます!
軽快な音楽とテンポで展開される
独特の世界観が最高です@
ちょっと風変わりな変人のアメリや
ちょっと変な癖を持つ登場人物たちが愛おしい。
仕事で怒られる
パートナーがいない
こんな自分は嫌だ
恋人と喧嘩した
チャンスを逃した
失敗してばかりだ
親を亡くした
なかなかうまくいかない
当人の私たちからしてみれば、
悩み苦しみ迷い辛い場面ですらも、
この映画では、すべてがポジティブに見えてしまう不思議。
これは、もはや魔法!?
意図的に、全ての悲観が取り払われているのだなと、感心せざるを得ませんでした。
最後の最後で余計な一言を言ってしまうリュシアンは
わたしそのものでした。
この映画を見ていると、
「変な自分でもいいんだよ」と、
許し受け入れられる気がします。
夢を見て、内気なまま暮らすのも権利だが、
人間には人生に失敗する権利がある
決して主人公になると思えなかった
世の中に埋もれた多くの変人たちを
見事に主人公に仕上げた素晴らしい作品です。
今までみた映画の中でもかなり上位。
とても元気をもらいました!
個人的傑作!
風景に匂いを感じることができる稀有でキュートな作品。
純愛
アメリが運んでくれる幸せ
ルノアールの絵『舟遊びの人々の昼食』が登場する
題材は、アスペルガー症候群の女の子の初恋の話だと思う。
健気でかわいい。しかし、それだけでは無い。
ルノアールの絵『舟遊びの人々の昼食』が登場するが、その絵の様に、しっかりと映画の中のキャラクターが描かれている。そして、それぞれのキャラクターの結末が、矛盾なくはっきりと描ききっている。アメリは、この絵の中の水を飲みながら、誰かを見つめる少女だと感じた。映画の中の台詞『この子だけ描ききれていない。絵の中心にいるのに、どこかの違う所にいるみたい』アメリは答える『この子だけ違うのよ』絵をよく見るとその少女がアメリに見えてくる。また、みんなの目線も、実は交差はしていないのに気づく。この映画、傑作だ。
初見は、多分2002年の頃でストーリーを忘れる位感動しなかった。
どうしてだろう?
『脳細胞の数が全宇宙の原子の数よりも多い』本当か?
脳細胞も宇宙の原子に含まれる訳だから、違う事はすぐ分かる。しかし、何故そんな事言ったのか?それが気になる。アメリの仕掛けた『罠?』いやいや『矢印?』
現在(2025年2月19日 13時52分 現地時間)ワシントンDCのフィリップコレクションへ「舟遊びの人々の昼食」を見に来ている。確かに彼女だけ誰も何も見ていない。それがわかる。スゲ~。
何度も何度も観たくなる色褪せない名作
可愛らしい映画
私の好きなことはハンドクリームを塗った手で顔を覆い深呼吸すること。嫌いなことは濡れた傘を持ったまま電車に乗ること。
知人にアメリに似てると言われて鑑賞。
どんなところが似ているのか楽しみであったがどう考えても容姿ではなく性格なのか…観終わってからも分からないままだった。
確信はないが私自身、中身が子どものまま大人になったと思っているのでその部分かもしれない。
耳から入ってくるフランス語は聴いていて大変心地よい。ナレーションを交えて物語が進むあたりも面白く惹きつけられた。
作戦と称して行なうアメリの行動は可愛らしくこんな子が近くにいたら楽しいだろうと思った。
謎の男の謎が解けたときは私も同じように笑顔になってしまった。
※今度似てると言ってくれた知人に報告してどこが似てるか確認したいと思う。
アメリの世界観、映画全体の世界観がすごくかわいい。 内気な女の子が...
冒頭にアメリ製造場面をブッ込んでくるジュネが好き
劇場公開時観賞。何でオサレ映画扱いされているのか納得がいかないです。今でも。ブリュレか? ブリュレのせいなのか?
いや確かにこのオドレイ・トトゥはかわいいですけど、不思議ちゃんの枠からすら全力ではみ出しているような気がするのだけれど、アメリは。
観る前はジュネが普通の恋愛映画撮ったのかと思って心配したけど、いきなりかましてくれて安心した。ネジくれたユーモアと不適応者へのほんのり優しい眼差しは、自然と二人を応援する気持ちにさせてくれた。
何か負けた気がする。
このトリッキーさ
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