愛の流刑地のレビュー・感想・評価
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木下ほうか出演
いろんなシーンで動機が不明瞭。
冬花が菊治に紹介される経緯とか、
担当検事が長谷川京子になるところとか、
そーいえば佐藤浩市はすぐ消えたなあ、とか。
たまに意味のないワンシーンがあったりと、
演出がどーなの?って感じ。
長谷川の大根演技だけじゃなく、
仲村トオルも何か変な演技だったし、
トヨエツが裁判中叫ぶところも浮いてる気がするし、
「安定の余貴美子」が目立たなすぎ。
全体の流れは、完全なる「男の願望」でしかなく、
その挙句殺した事を正当化するクソみたいな内容。
ほぼ二人の絡みばかりの半AV。
寺島さんもっとメリハリのあるお身体かと思ったら、
割とフツー、そこだけリアリティなの?
経産婦でナイスバディーなんかいないぞ、と。
でも昼間からやりまくりというだけで充分エロいが。
エクスタシー
男はそこに導けるか、導けないか。
官能的なのに純愛なのにとても美しい。
豊川悦司さんと寺島しのぶさんだからかな。
死にたいほど愛しているから殺してほしい。
でも愛で裁くことはできない。
不倫にハッピーエンドはないんだな。
長谷川京子さんがエロすぎる。
トヨエツ好きなんです
10年ぶりにまた観ました。トヨエツファンです。愛の最上級は死なのでしょうか。同じは続かないもの、いつか終わる時が来るならば、死んでしまいたい。なんて思えるほどの恋愛はしたことはないなぁ。片思いしてる位が楽しいのかも。永遠に片思いしまーす。
“愛”という言葉で美しく着飾られているだけの映画
渡辺淳一の作品は見る人を選ぶ。
映像化されても文学的で、登場人物も自分に酔っている感じを覚える。
「愛していたから殺した」と豊川悦司演じる村尾は言うが、殺人は殺人、“愛故に”という言葉ではぐらかされている気がする。よって、ラストの「選ばれた殺人者」も全く理解出来ない。
「愛しているなら殺して」とは聞こえはイイ。
でも、それが成り立つのは小説や映画の中だけ。だからこそ究極の愛の形を連想させる。
寺島しのぶが儚い愛を体現するが、やはり結局、最後まで内容や村尾の動機に共感出来る事は無かった。
実力派俳優の中に混じって、変に色っぽい長谷川京子が目立つ…とにかく目立つのだ、下○な演技が。
テレビ放映なんか捨てる覚悟で作ってほしい
余人には測り知れない愛のカタチがある。だが、その愛は余人に犠牲を強いることがある。そして、この作品で愛のカタチを知った気になるなかれ。
ハセキョンは好きだけど、女性検事の過度な色香は鼻につく。
まともに描いたらテレビ放映できなくなるし、中途半端なところが多い。
エンド・ロールのバックはいかにもサスペンス劇場風で、これもテレビ放映を意識してか?
とにかく変。とりたてて変。
自ブログより抜粋で。
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しかしこの映画版、展開が断片的な上、心象風景の羅列だらけで、鑑賞中かなり眠かった。
登場人物に生活感が乏しく、不倫という設定にその言葉から伺えるいかがわしさとは裏腹に、まるっきり生々しさがない。
役者陣では長谷川京子の演じる検事のキャラが変。とにかく変。とりたてて変。演技が下手だとか以前に彼女の目付きが気持ち悪いんだけど、それにいったいどういう狙いがあるのかまったくもって理解できない。
あと、富司純子の演技にはさすがの貫禄を感じるんだが、登場の仕方があまりに唐突。
でも、それにも増して長谷川京子が変さが強烈過ぎて、そのインパクトは主役である豊川悦司や寺島しのぶの存在感すら霞んでしまうほど。
正直どうにもこうにもいいところを見つけられない失敗作。
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