16ブロックのレビュー・感想・評価
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リチャード・ドナー監督のソリッドな職人芸
歴史に名を残したりしないし、すごくお金がかかってるわけじゃないけれど、ちゃんと楽しませてくれるアクション映画。ストーリーはシンプルで、ブルース・ウィリス演じる刑事が証人の護送で犯罪組織に狙われながら16ブロックを移動しないといけない、というもの。なんなら『ダイ・ハード』シリーズの一遍になってもおかしくないが、もっとこぢんまりとしている。むしろイーストウッドの『ガントレット』のバリエーションで(近年では似た雛形を現代版のアレンジした『マイル22』も生まれてる)。シンプルなジャンル映画をベテラン、リチャード・ドナー監督がキビキビと撮っていて、決してエッジなところを攻めてるわけではないし、特別感はないのだが、ちゃんと面白く仕上げてくる職人技に惚れる。「2000年以降のウェルメイド映画大特集」があれば選ばれそうな、ストイックで愛らしい娯楽作。
スリラーは十分
「リーサル・ウェポン」のリチャード・ドナー監督と「ダイ・ハード」の...
「リーサル・ウェポン」のリチャード・ドナー監督と「ダイ・ハード」のブルース・ウィリスというアクション映画のプロフェッショナル2人が初のタッグを組んだ刑事アクション。共演は「コンタクト」のデビッド・モースに、ラッパーのモス・デフ。
等身大の正義
ケーキ屋さんになりたいの
デヴィッドモースがサイモンペッグとそっくりでそればっかり思いながら...
デヴィッドモースがサイモンペッグとそっくりでそればっかり思いながら観た
アメリカ人から見ても似てるんだろうか
無難に観られる内容
何度か観た事あるけど内容を全然覚えていない
記憶に残るほど面白くはない
初見の人は結末が少し気になるかもしれない
良い結末で気持ちは良い
人は変われるという事と、人生とは?と問いかける秀作。
16ブロックという聞き慣れない距離感だが、大体1.5〜3.0kmくらいか。近からず遠からずの絶妙な距離。証人として裁判に出廷するエディを、アル中の刑事ジャックが移送するというお話。
もちろんスムーズに移送して終わる訳が無く、何故か身内であるはずの警察から追手が迫るのだが、その理由が少しずつ明らかになっていきつつ、逃げるスリルと表情が変わっていくジャックが楽しい。
登場する主要人物が少ないのもあるが、キャストの人物設定は少々キャラ濃い目、クセ強め。特にエディは好みが分かれると思うが、何故か時間の経過につれて不思議と憎めないキャラに見えてくる。
ジャック役のブルース・ウィリスがかなりのくたびれ感、流石の演技で飽きさせない。お約束のアクション、、、ではなく、しっとりと魅せるサスペンス。ラストの盛り上がりも上手に仕上がっている。
最初にエディからされる質問。最後の最後にジャックが答えるのだが、『なるほど』と感嘆。
ほっこりと思わず微笑んでしまう、そんな優しい気持ちになる心地良いラスト。人は変われる。
休日の午後にでも、ゆっくり楽しんで欲しい作品。
DVD版にはオルタナティブエンド(代案・もう一つの結末)もある様だが、実は個人的に鑑賞中想像していたのはこちらのエンド。ただ、実際に観てみると上映版の方が確実に良い。気になる方は調べてみては。
ダイハード・ラストデイよりもダイハード
ジョン・マクレーンは、ロシアに息子を助けに旅立っていき、訳の分からないドンパチを繰り広げて素晴らしいシリーズは終焉を迎えましたが、本作は正当的に「ダイ・ハード」シリーズを名乗ってもいいくらいにサスペンスフルで等身大の刑事の命懸けの活躍が描かれています。
ブルース・ウィリスは数え切れないくらいに刑事ものの映画に出演していますが、この映画はなかでも良質の部類に数えられます。
ぼやきながら、参考人を護送して命を狙われて巻き込まれていくさまは、まさにジョン・マクレーンそのもの。特に役作りをすることもなく、そのままブルースもマクレーンを演じているように映ります。
残念ながら、ダイ・ハードは3までで打ち止めにして、今作を4作目にしてカウントして欲しいくらいです。
4.0は私にとって0.4。ラスト・デイは論外。
あ、6作目の企画もあるとか。
16ブロックのレビューになってませんでしたね。すみません。
でも、ダイハード初期の、巻き込まれた不運な刑事というコンセプトが好きな人はきっと楽しめると思います。
2014.5.22
開始10分でもうすでにやばい雰囲気になってきた。ブルース・ウィリスが銃を持った大勢の男たちや車に囲まれている。監督は「リーサル・ウェポン」のリチャード・ドナーだから安心。
BS-TBSで映画「16ブロック」(原題:16 Blocks)を見た。
劇場公開日 2006年10月16日
BSのテレビ欄を見ていたらブルース・ウィリス主演映画を見つけた。とりあえず視聴予約した。
刑事であるブルース・ウィリスは法廷で証言する証人をわずか16ブロック先の裁判所に護送する任務を請け負ったのだが、その証人は大勢の警察官の不正行為を見ていた証人だった。
ちょっと用事をしている間に映画がもうはじまっていた。
開始10分でもうすでにやばい雰囲気になってきた。
ブルース・ウィリスが銃を持った大勢の男たちや車に囲まれている。
監督は「リーサル・ウェポン」のリチャード・ドナーだから安心。
ラストシーンまで十分に楽しめました。
上映時間は101分。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
【ブルースのキャラ設定の意外性が見所】
・ブルースウィリスの役柄が今までとは異なりアル中の警官という意外性が面白みの一つでした。
・「これまでの警官仲間を裏切ってまで、殺されそうな証人を守る。それによって警察全体から追われる」が物語の大筋ですが、この行動は「正しいことをしたい」という想いと「そこから抜け出せない」という想いの葛藤に揺れながらもとっさにとった行動、ということが「アル中の警官」という設定から受取りました。常日頃から抱えている葛藤があった故に、この物語が発生したということがすんなり入ってきますし、ブルースウィリスの弱い分と強い部分の両方が垣間見えることで、共感することができました。そんなドラマ的な心情がありながらのアクション映画なので、アクションが少なくてもぐっと引き込まれた感じがありました。
#ブルースウィリス #アクション #2006年 #映画 #警官 #裏切り
警察内部告発系
いい後味。
面白いけど惜しいけど面白い
どこにでもある愛すべき佳作
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