「なかなか面白い」座頭市 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
なかなか面白い
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時代劇でタップダンス?なんちゃって時代劇にもほどがあるぞと映画館で見ずに、後にレンタルで見てすごく後悔した記憶がある。改めてまたDVDで見て、やっぱりすごく面白い。
殺陣がいちいち残酷で最高だ。CGで荒いところはあるものの、本当に斬っている感じがする。市の動きが鋭くてキレキレだ。
しかし、市がめくらであることを偽っているのはどうなのだろう。それは見えていない方がいいのではないだろうか。音で丁半を聴き分けているとうのも目が見えていたら成立しないのではないだろうか。
そして飲み屋の柄本明とおじいさん、実は悪の親玉なのだけど、あそこまで飲み屋でしっかり働いていれば悪さをしなくてもいいのではないだろうか。お金に余裕があって、趣味で飲み屋の経営をしているのだろうか。市が賭場で親のズルを見破って暴れだして皆殺しにする。博打で勝ちに来ていたのだとしたら皆殺しはまずいのではないだろうか。
タップダンスのシーンで姉弟が子どもの姿とモーフィングで入れ替わってまた戻るのが気持ち悪い。
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