ターミナル(2004)のレビュー・感想・評価
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人は皆、何かを待ってる
映画「ターミナル」(スティーブン・スピルバーグ監督)から。
トム・ハンクス主演とあって、楽しみに観始めたら、
現実にはあり得そうもない話題なのに、実話っぽく
期待どおりの展開に、映画の面白さを実感した作品である。
舞台は、ニューヨークの空港。
彼は、到着したにも関わらず、ある事件がきっかけで、
アメリカへの入国を拒否され、空港内に住み着くことに・・。
「OK?」「OK!!」「プリーズ、プリーズ」程度の英語しかわからず、
意思疎通が出来なかったのに、いつしか、通訳が出来るまでに上達。
その裏には、空港内で出会った「さまざまな人々」の存在がある。
自分も、トム・ハンクスが体験している状況を想像してみたが、
待合のフロアに「YOSHINOYA 吉野家」の看板を見つけた時、
私なら、このコーナーへ飛び込むだろうなぁ、と思ったり、
不思議な体験をしながらの鑑賞となった。(笑)
彼の目的は「約束」を果たすこと、そしてその為には「待つ」。
諦めずにとことん「待つ」、それが最後には「奇跡」を起こし、
「運命」へと繋がっていく。
目的は「約束」、手段は「待つ」、人生、これに尽きる。
「待ちわびるだけの一生」は空しいとは限らない、
だって「人は皆、何かを待ってる」のだから。
ホームレスだけど綺麗にしてます
確か実話ベースのお話なのですがとっても幸せなストーリーです。
意地悪な空港警備のおやじが本当に憎らしく、廻りの人の親切や
ラブストーリーに花を添えています(笑)
トムハンクスはどんな映画でもばっちりなりきりというか、
ぴったりと役造りしていますね。
ぜひお勧めの旧作です。
心が温かくなる映画!!
空港のターミナルからNYへ出る、そして約束を果たすためにサインを貰いに行く…
ただそれだけのラストをこんなにも感動的に描けるのは、スピルバーグ監督としての腕であり、ハンクスの演技力の素晴らしいところだと思う。
コメディ要素も多く、なによりスピルバーグは、近年こういう人間ドラマに力を入れてますね。
重要な所で流れるジョン・ウィリアムスの音楽にも注目してもらいたい。
なかなかよかった
なかなかよかったと思います。でも、細かいところに不自然さがたくさん…。ネタバレになってしまうので、ここでは書きませんが。
トム・ハンクスの演技はすばらしいのですが、外国人役はやっぱりちょっと無理があるかなあ。彼、英語がわからない役柄ですけど、すっごくよく理解してました。自慢じゃないけど、私は字幕なしじゃあそこまでわからん(^^;)。
それに、ラブストーリーの要素はなくてもよかったかも。それでも充分面白い話にできたと思いました。
2004年12月30日
どこの国でもない…
まぁ、アメリカ映画らしく最終的にはハッピーエンドなんですが、
実話に基づいた作品だけに結構楽しめました
人間、生きようと思えばどうにかなるもんなんだなとも…
客室乗務員役のキャサリン・ゼタ=ジョーンズとの微妙な関係はさておき
最後に彼が訪れるライヴハウスのシーンが個人的には好きです(^_^)
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