タブロイド

レクター含めそこいらのＳKなんか
足許にも及ばない。運命って残酷。
ああッと叫びたいほどスゴイ脚本！
何かチョースゲー天才！
なんかドキドキに緊張ＭＡＸ！
とにかく観なきゃ！

という、
最近の映画ドットコムの批評並の語彙の貧しさ。
最近だんだん酷くなって来てますが・・・。

レグイザモは、
ランド・オブ・ザ・デッド（ 随分昔の映画だなー ）の
メイキングが秀悦で、それ以外のキャラが出て来ない。
でも、それ以外のキャラってやってないかも。
ブレないねー

でもやっぱ脚本なのかなー
タッチの差のスリリング感、
オレ悪く無いのにやっちゃった感、
（ ネタバレかもしれないけど ）
後味の悪さ歴代ワースト１感、
リメイクしたら多分薄味になっちゃうンだよね。
更に各キャラの濃さ深さボジション設定最高、
キャラ数絞って話を散らかさないようにしてる。
で、根っこにあるいい加減な世の中感最高、
結局全部子供達に回って来る酷い社会・・・、

やっぱもっと褒めたいからネタバレアリで褒める！
犯人結局全く罰を受けるに至るチャンスも無く
歪んだ社会の被害者なのに、
もっと反省して欲しい小悪党いっぱいいるのにーーー！
壊れた大人は壊れた社会でしか生きられない。

でやっぱ、人間の濃さ重さ暑さでスゴい息が出来ない。
特にこのスリラーは埋もれるべきでは無いと思うんだけどなあ

社会派映画を見るならコレ！
特にマスコミ・メディアに興味がある人は見るべきです。
社会派サスペンスといった内容ですね。
これといって有名な俳優はジョン・レグイザモぐらいですかね。
まあ、映画に詳しくない方はあまり知らないかと。。
俳優で見る映画ではなく、現代に抱えるマスコミの問題や
社会を考え直す、見つめ直すきっかけとなる映画でしょう。
ストーリは、日本のマスコミにも当てはまります。
私は、ライブドア（ホリエモン）を取り上げるマスコミと
重ねて振り返りました。
見る価値はありますのでどうぞ。