「暗黒面(ダークサイド)に魅せられて‼️」スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
暗黒面(ダークサイド)に魅せられて‼️
プリクエル三部作の完結編‼️いよいよダースベイダーの誕生です‼️オープニングは「戦争だ!!」CG大量投入による一大戦争絵巻‼️あまりにもリアルな細部の作り込み、ドロイド一体一体が戦闘機に変形して飛び立ったりして、とてもオリジナル三部作より前の時代とは思えない。ハイテクすぎますよ、ルーカス卿‼️でもその辺を無視して観てみると、プリクエルの中では最高の空中戦だと思う‼️戦闘機が不時着しながらジャンプ一番脱出、ライトセイバーを起動させながら見事に着地、ドロイドを斬りまくるオビワンがカッコいい‼️六刀流のグリーヴァス将軍との一騎打ちも見応えあったし、どうもルーカス卿はアナキンよりもオビワンに見せ場を余計に与えてますよね、三部作を通して‼️そしてやはり今作の一番の見所はいかにしてアナキンがダークサイドに堕ちるか❓前作でも母親の死やオビワンへの不満、ジェダイにとっては禁断の恋愛など、その片鱗は見受けられていたのですが。要約するとジェダイ評議会がなかなか自分を認めてくれない、パルパティーンは認めてくれる、パドメが死んでしまう悪夢を正夢と信じ込んでしまう、パルパティーンからパドメを救えるのはフォースの暗黒面の力だけだと信じ込まされる、そのパルパティーンを殺そうとしたメイスを殺し、ダークサイドに堕ちる‼️結局パドメは死んでしまうのですが、要はオビワンとの仲を勘違いしたアナキンがフォースで首を絞めたから‼️つまり自業自得⁉️なーんかなぁ、そんなもんかぁ。ファンが長年想像してたものとはだいぶ違うような気が・・・もっととてつもない救いようのない衝撃的な事件、ドラマがきっかけであって欲しかった・・・観ている我々も一緒にダークサイドに堕ちるような・・・まぁ創造主であるルーカス卿が考えたんだからしょうがない、これはスター・ウォーズなんだから‼️気を取り直してライトセイバーバトル‼️この作品にはファンが夢見た3つのライトセイバー・バトルがあります‼️まずメイスウィンドウVSダース・シディアス‼️サミュエル・L・ジャクソンとイアン・マクダーミドの顔芸が炸裂する強烈なシーンで、3人のジェダイをあっという間に斬り捨てたシディアスを、逆に圧倒するメイス‼️アナキンが来なかったらどうなっていたのか⁉️それも含めてシディアスの思惑通り❓次にヨーダVSダースシディアスの頂上対決‼️ライトセイバーバトルからフォースバトルへ‼️完全にシディアスを圧倒していたヨーダだったのに、イキナリ勝負を諦めて退場‼️もうちょっと頑張ってたらシディアスに勝てたんじゃないの❓どうなのマスターヨーダ❓そして伝説のアナキンVSオビワン‼️これはオリジナル三部作の頃からルーカス卿が2人は火山の火口で闘ったと語っておられた通り、惑星ムスタファーで闘うわけですが、目まぐるしく移動し、溶岩流の足場から足場へ飛び移ったりと、とーってもアクロバティック‼️これは運命の闘いなわけですから、もうちょっとカメラを据えてズッシリとした重みのある闘いを見せて欲しかった‼️そんなこんなでアナキンはオビワンに敗れ、大火傷‼️ダースベイダーとして復活した彼は、シディアスから「そなたの激しい怒りがパドメを殺した」と聞かされ、「そんなバカな‼️ノー‼️」と叫び、ダークサイドのパワーを覚醒させる‼️なんか間抜けですよね‼️やはり物語に深みが足りない感じがします‼️しかしアクション演出に関しては冴えを取り戻してきたルーカス卿ですので、プリクエル三部作の中では一番今作の完成度が高いと思います‼️最後に冒頭の戦闘機に乗ったオビワンのセリフ、「嫌な予感がする」‼️