「友情物語」スパイダーマン3 Casaさんの映画レビュー(感想・評価)
友情物語
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詰め込みすぎというのは誰もが感じることだろうが、とにかく敵が3人いるから、序盤はあっちいったりこっちいったりで忙しい。それでも最後にはそれなりに収束させているのは大したもの。
気に入ったのは、ハリー・オズボーンがきちんと描かれていることか。1作目から(映画では描かれていない以前から)ハリーはピーターにとって大きな存在だったはず。次々と強敵が現れて、下手すればフェードアウトしてしまいそうなハリーにスポットライトを当て、MJを含めた3人の物語に決着をつけたのが個人的には満足だった。ラスト、ピーターの危機に駆けつけるくだりは、展開が読めていても見ると胸が熱くなる。他にもキャラクターは多数登場するものの、やはり『スパイダーマン』はこの3人が中心なんだと実感。愛と友情があってこそ、“赦し”がある。
ブラック・スパイダーマンならぬ、ブラック・ピーターは息抜きにお楽しみを。
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