「ベイシン・シティ」シン・シティ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
ベイシン・シティ
漫画を読む速度そのままなテンポ良く進む物語展開と斬新な映像のLOOKがセンス良過ぎ、単純明快さが逆に気分爽快でスッキリさせてくれる。
エロ親父臭を醸しながらも哀愁漂う渋いブルース・ウィリスとバケモノ的大男ミッキー・ロークの無敵さが格好良く、笑かしてくれる下衆さ加減で好演のベニチオ・デル・トロ、赤いオールスターが映えるモノクロの中で随所に使われる色が面白い。
監督のクレジットにもフランク・ミラーの名がある分、グラフィックノベルとしてアメコミの世界観そのままに、ロドリゲスましてやタランティーノが雰囲気を壊さず見事に作り上げた感が満載。
役者選びが細い所まで相変わらず最高な人選をするロバート・ロドリゲス。
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