ピンポンのレビュー・感想・評価
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キャスティング最高w
ほぼキャスティングで成功してますね。
原作は知りませんが、面白かったです。
窪塚洋介サンの最初のシーンで「I can fly!」と飛ぶシーンで・・ドキッ!!
あの事件を思い出したのですが、この映画の2年後なんですよね。
なんの因果でしょうかね・・(;´∀`)
配役、脚本、映像、音楽・・どれも良かったです。
特にペコ(窪塚サン)とオババ(夏木マリさん)がキャラ立ちまくりで最高でしたね(≧∇≦)b
単純にスポコン映画として楽しめるけど大きな感動はなかったし
これを保存版にしたいとまでは思わなかった(´・ω・`)
いいキャスト結集
今見るとさらに、面白いかも。
見たいなあ、でも何となくコメディっぽい気もするし・・・。と長い間迷っていました。
あれから16年(そんなに経つのか!)。今見ると「あ、この人出てる!」と、新しい発見もありました。
まずは内容。高校の部活で「個人戦」がメイン。なんとなく「ちはやふる」でのかるたとり姿と、今作のラリーの応酬が重なって見えました。
登場人物もクールなスマイルは、ちはやの太一っぽい気が。
試合に負けていろんなことに腹が立ち、ラケットを床にたたきつけて退部するペコ。その挫折からいかにして立ち上がるか。ちょっとスポ根物っぽい後半からが、がぜん面白かったです。
スローモーションを多用したラリーシーン、ルール知らないのに手に汗握りました。
卓球練習場の店主オババの夏木マリさんや、高校顧問の竹中直人さん。濃すぎ(笑)。ナイスサブキャラ。
他にもさらっと、私が大好きな津田寛治さんや佐藤二朗さん。
出てるのを知らなくて「あら?」って発見もうれしい。
何気に当時子役の染谷将太さんとか。←気が付かなかった。
で、スマイル役がどこかで見たことある・・・。
エンドロールにARATAとあって。ググったら井浦新さんなのね。
役者さんの登竜門的な作品にもなったようですね。
気分すっきりな1作でした。今見てよかった。
ラリーは続く
インターハイをベースにした体育会系部活の映画なのに、”卓球”でなく、『ピンポン』。
どこか、温泉地の”ピンポン”を思わせる。
ギャグ映画かと見まがうような、こてこてのキャラクター。でも、ギリギリのところでギャグ映画ではなく、”青春”映画を満喫させてくれる。
そんなぬけ感と絵にかいたような熱血のバランスが心地よい。
今でこそ、スポコン系のアニメも多く、様々なキャラが登場するが、この頃はまだ『エースをねらえ!』や『ドカベン』の変形バージョンが多かったように記憶する。
そんななかでの、このへんてこりんなキャラ=ぺこが面白い。窪塚氏善戦。ギャグ映画的キャラとみると、もっと振り切ってもいいようにちょっと中途半端な面もあるが、これ以上アクを強くすると、”青春”映画からはみ出してしまう、という微妙な役どころを好演。
と、窪塚氏を絶賛したいが、その上をいく、ARATA氏と大倉氏と荒川氏。
ARATA氏も、大倉氏も、これまた一歩間違えれば、薄っぺらい役に成り下がるけれど、この二人の存在・活躍がこの映画を印象深いものにしてくれている。
スマイルの、熱くなりたい気持ちを隠したクールさ。「先に行くよ」は、演じ方によってはどうしようもない人物になってしまうのに、ドライでクールなのにどこかウェット。「ヒーロー」復活を待ち望む姿にうまくつながる。
悪魔も、彼の存在があるから、勝負事の厳しさに対峙しながらも、卓球=ピンポンが好きで好きでたまらない気持ちを掻き立ててくれ、あのラストの感動に共感できる素地を作ってくれる。
漫画5巻を映画一本にまとめたとか。だからか、人物の背景(なんで愛称が”悪魔”なんだとか、どういう生い立ち・家族をもっているんだかとか)や、気持ちの変化などは丁寧に描かれていない。要所要所を描く。なのに、描かれていない時間をこの二人がどう過ごしてきたかがなんとなく想像できてしまう。
なんてすごい役者なんだ。
それに比べると太田キャプテンは最初から最後まで、人のいいキャプテンでほとんど変化がない。でも、あのぬぼーとした透明な存在がいたからこそ、作りこまれたベタなキャラクターが浮かずに、映画の中に納まる。そんな存在感を出せる役者。希少価値!
もちろん、ドラゴンとかおばばが脇をがっちり占めているから、成立する映画でもある。
何気に、チャイナとそのコーチが、解説者の役割を果たしてくれて、彼らのおかれた位置をわかりやすし、物語を引っ張って行ってくれる。
竹中氏が出てきた時点で『シコふんじゃった』『shall we ダンス?』と重なり、存在を封印したい気持ちになる。他の役者はいなかったんだろうか?尤も「バタフライジョー」なんて、竹中氏を充て書きしたのかもしれない。
いじめにあっていたというスマイル。
窮地を救ってくれるだけがヒーローじゃない。
いじめられている自分の相手を一生懸命してくれるぺこ。そして悪魔。
そこが居場所だった。
でも、なれ合いにはなれずに、それぞれがそれぞれの道を行く。
少年は、いつか青年になり、外の世界に飛び出す。
「この星の一等賞になりたいんだ」
とはいうものの、
打ち負かすための”卓球”ではなく、
どんな変化球でも悪玉でも打ち返してくれる相手がいて続くラリー。
そんなラリーを楽しむための”ピンポン”。
永遠に続くような気がした。
東京国際映画祭で無料屋外上映にて鑑賞。
英語字幕付き。日本語と英語表記ニュアンスに「そうくるか」と、そこも面白かった。
仕事帰りに、さわやかな映画をありがとう。
(原作・アニメ未鑑賞)
いい映画~
試合のシーンは迫力があって滅茶苦茶アツくなれました! 窪塚陽介の可...
役者がハマっている
窪塚と音楽の魅力
邦スポ根最高峰
高校卓球を舞台に幼馴染の2人、ペコとスマイルの友情を描いた邦画のスポ根映画の最高峰。
主演に当時人気絶頂であったろう窪塚洋介、その相棒に井浦新。さらに脇を固める大倉孝二、中村獅童、夏木マリ、安定の荒川良々に奇才竹中直人。素晴らしい演技派を揃えた上に脚本がクドカン、劇伴がSUPERCARと個人的日本の良いところが詰まった作品!笑
原作ほぼ未読ながら松本大洋の癖の強い絵柄は印象が残っていて、まず驚くのがこの癖の強い原作を実写にしたのに違和感がほぼ無いこと。
昨今、原作レイプと称される実写映画が多いがこの作品は大当たりといっていいほど全役者が全キャラクターにぴったりハマっている(原作知らない人間がいうのもおかしいが笑)
窪塚洋介のあの奔放な振る舞いや喋り方はペコにピッタリだし、井浦新は鼻歌すら違和感なく演技としてこなしている。
さらにその2人をそれぞれ指導するオババこと夏木マリとバタフライジョーこと竹中直人らベテラン勢の演技も素晴らしい。
特に夏木マリは夏木マリにしかできないような、普通の女優がやったら臭すぎて観ていられないような笑、味のある演技をこれでもかと披露する。
竹中直人はいつも通り竹中直人なのだが、その中でもスマイルを懸命に指導しようとする不器用な姿がどこか可愛らしくもありハマっていた。まさに愛しいオバさんとおっさん指導者たち笑。
敵役も魅力的だ。
2人の共通の幼馴染、佐久間ことアクマ。
卓球歴はペコと同じ程度でスマイルよりも長く、より高みを目指して名門海王学園に入学。初年度の地区予選にてペコに圧勝するもスマイルの才能に嫉妬、憧れの先輩風間からはまったく認めてもらえず、卓球の道を諦めてしまう。
しかしやさぐれたペコの背中を後押しするくっさいくっさいセリフが最高にカッコ良く見える美味しいキャラクター。こちらも大倉孝二にとってのハマリ役だった。
さらには辻堂学園にやってきた中国からの留学生、孔ことチャイナ。スマイルの才能に破れかけ、対風間戦では圧倒的な差を見せ付けられる始末。決して弱くはないのに最初ペコを圧倒する以外に見せ場がない笑。
しかし1年後のペコ戦でのラストのセリフ。
「風間によろしく」が最高に潔くカッコいい!
咬ませ犬としか言いようがないがあえていうなら最高の咬ませ犬!である!笑
そして現役高校生最強のスキンヘッド、ドラゴンこと風間。海王学園の主将として2年連続のインターハイ優勝を牽引する張本人。
常勝のプレッシャーに押しつぶされそうになり、試合前はトイレに篭ったりと繊細な部分を見せもするが、いざ試合となれば狂人のような笑みと身体能力と圧力で相手を圧倒。
たった一つしか変わらないペコに対して小僧っ!!!!と罵る姿や笑止!!!などおよそ高校生らしくないどころか現代人らしくもない発言が似合いすぎるハゲを中村獅童が熱演。
ネタ要素満載だが純粋に強く、作中のラスボス的人物して君臨する。
とにかく窪塚洋介の奔放な演技が最高の作品。IWGPの窪塚キング好きな人には絶対に観てもらいたい作品。
2014年09月30日(火)1回目
2015年12月30日(火)2回目
2017年05月20日(土)3回目@目黒シネマ窪塚洋介特集
I can fly! 私生活でもやっちゃいましたよね、窪塚くん。ま...
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