ピンポンのレビュー・感想・評価
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原作準拠!
裏を使いな
「ピンポン」見ました。
原作は未見です。
この映画はすごく楽しかったです。
なんせスポ根モノに欠かせない要素が詰まってる。最強のライバル、挫折、特訓、夏の大会、海、そして挫折を乗り越えての栄光。エッジの効いた独特な質感の映像、そしてCGも良かった。この要素だけを見ると王道なんだけど、既存のスポ根と一線を画すのが、ブッ飛んだキャラクターたち。ブッ飛んでいて、且つ最強のライバルたちのバランスと、そのキャラクター性に合ったトレーニングの仕方。特に月本と星野のトレーニング合戦は、スーパーカーの音楽に乗せて軽快に裁かれててアガる。学生時代に部活をやりこんだ人なら、よりアガる仕上がり。
ストーリーは、バタフライジョーの過去に対して、星野月本が同じ道を辿るんだなってのがバレバレなのは確かに痛い。でもそんな事は構わなくていい。なぜなら、暑が夏いから。
そして僕はこの映画で泣きました。
準決勝の星野VS風間。序盤にオババの「裏を使いな」からの裏面打法からの風間のローリングカウンター一閃。あれだけ練習した秘策・裏面打法。風間に効かないなんて。泣けますよね。悲しいとかじゃないんです。とにかく泣けるんです。
最高の青春スポ根映画です。
唯一の欠点は、月本の声が小さい事かな。
観たらピンポンしたくなる!
まずはキャスティングが絶妙。皆さんハマっていたと思います。
試合のシーンも躍動感があり、スリリングで観ていて興奮しました。
また挿入歌のスーパーカーの音楽も作品とマッチしていました。
元気をつけたい時、何か新しいことにチャレンジしたい時にそっと背中を押してくれる様なサプリ的な作品だと思います。
窪塚洋介が見たくて
邦画新時代の代表的な一本
松本大洋のマンガ原作を映画化した本作。原作連載時から読んでいたので、劇場公開されると聞いた当初、あまり来たいは出来なかったのだが、蓋を開けてみると実に良く出来ていて、その評価は公開から10年以上経った今でも変わらない。
まず、脚本構成が良い。宮藤官九郎は、オリジナル脚本作品や自分で演出する感んと臭く貧になると、終盤に突然投げ出すかのような展開を見せるが、本作の前年に公開された『GO』なども同じように、原作のある作品の脚本・脚色だとしっかりと自分の味を出しながら、原作の良さを整理して脚本構成する。
また、窪塚洋介とARATAの2人が、役者として最も旬だった時期に本作が出来たのも幸運だった。2人とも、役を良く理解して自分のモノにしている。とくに窪塚洋介は、この作品から数年後には癖のある演技が行き過ぎてしまって復活まで時間を要したが、本作と前後して、『GO』『ピンポン』『ランドリー』などの作品では、実に素晴らしい時期だった。
さらに、VFXの使い方が素晴らしい。2000年を前後して、CG技術の発達の伴い、日本映画も上手くかつ効果的にVFXを映画に取り入れられるようになったきた。邦画界の新しい芽が、この時期に作られていったが、本作はそんな邦画新時代の代表的な一本と言える。
秀逸な青春ドラマの一本だと思う。
アオハル。
久々の鑑賞でした。
あの頃と今とでは気持ちの入り具合いとか思い方とか多少違うにせよ、面白いと思いました。
あの頃はこのキャストに何の疑問も抱かなかったけど、今見るとちょっと高校生役はどうなの?って思っちゃう(笑)
でも、このキャスティングはとても良い。
そして、あの頃は全く気にも止めなかった子役に染谷将太くん。
こんな可愛かったんだーと萌え(笑)
ホント、ラクダみたいで可愛い。
あんま変わってないのですね。
とゆうか、あれから12年?とか経っていることに驚き。
皆さん、それぞれな素敵な俳優さんになりましたねえ…とか染み染み思いました。
そして、スーパーカーが大好きだったのもこの映画をひいきに思っちゃう理由の一つ。
そして、脚本がね、良いから原作ファンもそんなに否定しないんじゃないかな?
あたしがそうだけど。
よくできた作品だと思います。
過去と今は紙一重
窪塚見たくて借りました
I(You) can fly!
「I can フラ〜イ!」の記憶が強すぎて観た気になってたけどどうやら初見でしたw
【究極の選択:卓球部のエースかサッカー部の補欠】みたいなことも度々言われるポジションの卓球というスポーツ、おまけに主人公はおかっぱ頭…が、こんなにかっこいいなんて!ああ卓球したいw
優れたCG技術と役者さんたちの演技の賜物です。
窪塚くんはなんというか本当に“魅せる”俳優さんですよね。しっかり窪塚くんのオーラなのにしっかりペコ。「そこんとこよろしく」のかっこよさときたら!
おかっぱの彼には観る前は抵抗があったけどw、動き(写真じゃなく演技)が加わった瞬間もう違和感がない不思議。
ARATAさんの声は陰のある役によく合うなあ。そして演技の幅が本当に広い。
声といえば夏木さん!オババ最高でした。原作知らないんですが夏木さんしかいない気がする。金髪ベリーショートも似合いすぎだったし夏木さんが“可愛い声”じゃなくて本当によかったw
天才、秀才、凡人色々いて才能、センスにも色々差があるけど、みんな挫折や葛藤を乗り越えて、そして結局はなにより努力(ペコとスマイルが顔を合わせることなく別々に練習してるのグッときました)と気持ちがないと“飛べない”んですよね。
基本的に人は“can't fly”だからどこかで壁にぶちあたるけど、そこから先は自分次第。その壁を苦しみながら飛び越える人をヒーローと呼ぶんだと思いました。
漫画も映画も好きな作品
漫画の原作を映画化すると、がっかりするケースが多い中、
「ピンポン」は今でも時々見たくなる大好きな作品です。
窪塚さんもプライベートで色々ありましたし、今はもうファンではないけど、
やっぱり独特の演技が魅力的で、つい見入ってしまいます。
アラタさんや中村獅童をこの作品で初めて観て、衝撃を受けたのを覚えています。
ヒーロー見参!の所でいつも泣いてしまいます^^;
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