ペイ・フォワード 可能の王国のレビュー・感想・評価
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感動。
ストーリーについて。
13フェイズ構造はある。だけど、テンポが一辺倒な感じ。変化する主人公は先生のほうだけど、トレバーに助けてもらいすぎかな。最後は悲しいけど感動っていう終わり方だった。トレバーの思いは伝わったので。ただそれを見れなかったトレバーはかわいそうだな。見てほしかった。全体的には良いストーリーだった。
テリングについて。
この作品はオスメントリマインダーが存分って感じ。オスメントじゃなかったら感動出来たかわからんぐらい良い演技してた。ほんと子役なのに間合いとか、声のトーンとか上手すぎる。リアルすぎる。
まあ、オスメントの演技がすばらしい。ストーリーも少々ベタだけど伝えたいテーマもしっかりしてたし良い作品だと思う。半泣きぐらいにはなった。
ラストが不必要だって?
そんなことは断じてないと思います。あの主人公が死ぬラストは、必ずしも善意が良い結果につながるとは限らないという制作者側のメッセージでしょう。でもやらないよりはやる意義のほうがはるかに大きい。だから最後の善意を受けた人たちがトレバーを偲びにやってきたんだと思います。いずれにせよ、素晴らしい作品であることに変わりはないです。
不必要なラストの展開
人の持てる良心、信じることの大切さを謳ったヒューマンドラマ。
ヤク中で全てを失ったホームレス、子供の頃に受けた虐待で人に心を開けない教師、そして、アル中に苦しむ母親、偶然にもこれからムーブメントを起こすことになる少年の周りに変わって行くであろう要素がたくさん。
予想通りにことは進み、感動を呼ぶために主人公を殺してしまう無理やりかつ不必要な展開で全て台無しにしてしまう。
ただ、オスメントの大人顔負けの演技と終始一貫して作品の主題に迫ったことは良かった。
期待していただけに残念だった。
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