オーシャンズ11のレビュー・感想・評価
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理屈抜きに楽しめる一級のエンターテインメント
小難しい理屈やメッセージ性は抜きにして、見ていてここまで「楽しい」と思わせてくれる作品はそう多くないですね。
ギミックやらなんやらを細かく考察するような作品ではなくただ楽しむために見る作品ですが
今となっては豪華な俳優陣をただ集めただけでなく、11人それぞれにきちんと見せ場と役割が与えられていて、誰一人として埋もれていない。個性の強いプロフェッショナルたちが集い、それぞれの技能を活かして一つの目標に挑む。このチーム感が最高に気持ち良いです。
昨今、無駄にキャラクターが多くて誰一人印象に残らないような作品もありますが、本作はその完璧な対極にあります。
一見不可能に思える強奪計画が、最後のピースがカチリとハマるように成功していく脚本も見事としか言いようがありません。
テンポの良い展開と小気味良いユーモア、そして全編を彩る洒落た音楽が、見るものを全く飽きさせない。
もちろん、細部を見れば「そんなに上手くいくか?」というご都合主義的な点がゼロではないです。
ですが、そんな些細な点を吹き飛ばしてしまうほどの圧倒的な勢いと、映像としての格好良さがこの作品にはあります。
リメイク作品のお手本であり、クライム映画の入門としても最適な一作です。
※公開時リアルタイムでも視聴済で再度視聴
ストーリーの面白さとオシャレとカッコ良さが最高!
カッコいいって、こういうことだなと素直に思わされる映画。
どこまでもスマートで、でも熱さもあって、何より全員がスーツを着ている姿がやたらと絵になる。
ストーリーももちろん面白いけど、僕がこの作品で一番惹かれるのは、
「スーツを着てるからこそ、自信があるように見える」あの感じ。
仕立てのいいスーツって、着る人の動きや立ち姿を変えるんですよね。
実際、オーダースーツの仕事をしてるから余計にそう感じるのかもしれないけど、
この映画を観た後はいつも「もうちょい自分もカッコつけよう」って思える(笑)
クールに去るぜ
評判の割には、、
オーシャンと十一人の仲間‼️
今作は1960年の「オーシャンと十一人の仲間」のリメイク作‼️ジョージ・クルーニーが主人公に扮し、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、マット・デイモン、アンディ・ガルシアら大スターを集めて製作してます‼️ただ当時はジョージ・クルーニーやマット・デイモンは映画界においては駆け出しで、ブラピとジュリア・ロバーツは大スターだったけど、そんなに豪華さは感じられなかった記憶があります‼️もちろん今観てみるとメチャクチャ豪華なんですけど‼️ウォーマシンも出てるしね‼️でも1960年にシナトラやディーン・マーティン、サミー・デイヴィスJr、アンジー・ディキンソンを揃えたオリジナルの方が圧倒的にスゴいと私は思います‼️そういえばジュリア・ロバーツとアンジー・ディキンソンは似てる‼️でも映画の完成度としては両作とも甲乙つけ難いですね‼️さすがはソダーバーグ監督‼️テンポは良く、洒落てて上品で、とことんクールでスタイリッシュ、そしてエンタメ度に満ち溢れた作り‼️誰でも楽しめる作品ですね‼️
オーシャンズ11への入会方法を知りたい
とにかくキャストの豪華!
ジョージ・クルーニーやブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツなどのハリウッドを代表するスターが共演。彼らが緻密な計画を実行し、壮大なアクションを展開する様子は見応えがありました。
コメディ要素も豊富に含まれており、主人公たちの会話や行動、状況の展開などが笑えました。特に、ジョージ・クルーニーやブラッド・ピットらのキャラクターが織り成す掛け合いやコミカルなシーンがツボでした。エンターテインメント性が高く、観客を引き込む魅力的な作品でした。
こんな組織に自分も入りたい。そうまで思わせる内容で、もし入会方法などがあるなら知りたいくらいです(笑)。
『賭事は親が儲かるように出来ている。』
最初に言っていた砂漠からの脱出はどうなったのか?
カラクリはそれほどでもないし、洒落が聞いていない。
最初の方の映画のセリフ。
『賭事は親が儲かるように出来ている。』
それはやる者も分かっているはずだ。
だが、しかし、それとは別に公営のギャンブル(僕は競馬しか知らない)は25%の税金が予め取られている。つまり、100円の金額を賭けた時に25円の税金が予め取られているのだ。だから、馬券を買った人達のお金が、馬券が当たった特定の人に集められると言う仕組み。残りは全てが国と親の利益となる訳である。親や国がそんをする事は無い。
今後できるカジノやラスベガスのカジノがどんな仕組みか知らないが、例えば、200万円当たっても税金を取られないと思う。僕はそんなに当っていないが、数少ない友人が200万円当たっても税金を支払う事は無かったと言っていたのを思い出す。もっとも、その後、全部競馬ですってしまったようだが。
この映画は丁度911の年。最後に
『通報しろ』と言うセリフの背後に
『911』のモニター画面が映るのが意味深だった。この映画の公開は2002の2月の様だが、良くぞ公開出来たものだ。流石、ハリウッドの力は凄い。
小気味よい悪党たち
久しぶりの再鑑賞となったが、改めて軽妙洒脱な台詞やスピーディーな展開が小気味よい作品だった。
凄腕の泥棒であり詐欺師でもあるダニー・オーシャンは、仮出所の身でありながら仲間を募ってカジノから現金を強奪する計画を企てる。
集まったのは彼の右腕でもあるラスティを筆頭に、前科持ちカジノのディーラー・フランク、資産家のルーベン、爆弾物専門のバシャー、双子のモロイ兄弟、曲芸師のイエン、メカニックの専門家リヴィングストン、往年の天才詐欺師ソール、そしてスリ師のライナス。
くせ者揃いの彼らは難攻不落ともいわれるラスベガスの巨大カジノを攻略すべく罠を仕掛けていく。
悪党どもが主役の場合、やはり観客を彼らに感情移入させるための工夫が必要だ。
まずキャラクターが魅力的かどうかだ。
残念ながらスピーディーな展開故か、導入部分の彼らの印象はとても薄く感じてしまった。
後々にいつも喧嘩ばかりしているモロイ兄弟や、寡黙なイエンのキャラクターは面白いと感じたが。
もうひとつは彼らがカジノを狙う理由に正当性があるかどうか。
これは狙われる側が観客にとっても嫌な存在であることが望ましい。
そしてカジノのオーナーであるベネディクトは知れば知るほどいけ好かない奴であることが分かってくる。
しかもベネディクトはダニーの妻テスを寝取った男だ。
これでダニーが彼を狙う理由に正当性があることが分かる。
あとはただ彼らがどうやってカジノから現金を強奪するのか、その手順を楽しめば良い。
計画が実行に移されていく様は観ていてとてもスリリングで小気味よい。
もちろんカジノ側だけでなく、観ているこちら側も騙されてしまう仕掛けが至るところに施されている。
そんなに上手くいくものかと呆れてしまう部分もあるが、観終わった後は素直にスッキリした気持ちにさせられる。
続編はまだ一度も観たことがないので、この後のシリーズの展開が楽しみだ。
ビックリ
安定の娯楽作
スタイリッシュな泥棒さんたちのお話。 娯楽映画としてすごくクオリテ...
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