NANAのレビュー・感想・評価
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主演2人は素晴らしかった
漫画の実写映画化という非常に困難な課題において、目的通り見事な興行成績を残した作品だと言われればそれに異論はない。
漫画を実写化するという難しい取り組みにおいて、上手くいっている部分も多々あった。
例えばブラスト/トラネスそれぞれのオリジナルソングは原作を知る人々の期待を超えるものだったと思う。
例えば主人公2人は原作以上にリアルな人物像が描けていたと思う。
ハチは原作だとややもすると凄く良い子にも見えてしまう角度があって、周囲が何故あんなにイライラしてるのか捉えづらい気もするのだが、宮崎あおいが演じたハチは本当にウザくて、演出と演技が上手くいっていたと思う。
ナナは実在できないタイプの人物像であるはずが、それを中島美嘉がこれ以上ないリアリティを感じさせる演技を見せていたと思う。
ただ、映画として見ればクオリティが全般的に高かったかといえば真逆だった。
主演以外のバンドマン達の数名は、全く役にハマっていなかったと感じた。そもそもキャスティングの段階で役にフィットする役者を選んでいるようにも見えない。
身につけているアクセサリーや衣装、仕草やセリフとその言い方まで含めて「そんなわけないだろ」と感じながら鑑賞することになり、私にとって面白い映画ではなかった。
【”ええっ!中島美嘉さんって、映画に出演していたの?しかもW主役で。”新幹線で偶然出会ったナナと奈々の物語。劇中の楽曲の良さとロック演奏シーンの格好良さは当たり前だが、見事である作品。】
■東京にいる彼氏章司(平岡祐太)の下に向かう小松奈々(宮崎あおい)と、東京での成功を目指すパンクバンド”BLACK STONES”のボーカリスト・大崎ナナ(中島美嘉)は、新幹線の中で偶然隣り合わせる。
引っ越し先を探していたふたりは7階建てのエレベーターの無い707号室で再会を果たし、一緒に住むことになる。
夢を歌うナナと夢に恋する奈々の共同生活はそして始まった。
◆感想<Caution! 全然内容に触れていません!>
・”BLACK STONES”の曲が、とても格好良い。何だ知らないのか!と言われそうだが、私は洋楽派であり、邦楽ロックはエレファントカシマシしか聞かないので、初めて聞いたのである。だが、流石に中島美嘉さんのお名前は、知っている。
・更に彼らの対抗バンドで、且つナナの元カレ本城蓮(松田龍平)が、リードギターを担当する”TRAPNEST"のボーカルは伊藤由奈さん(伊藤クリスティーン)である。格好良い筈である。
・序でに言えば、両バンドのメンバーを演じた役者陣が凄い。成宮寛貴、
松山ケンイチ、丸山智己、玉山鉄二、松田龍平である。
今作のキャスティングを担当された方は、慧眼である。
<宮﨑あおいさんが、天然の可愛い女の子を演じていたのも、良かったな。この頃は、少女漫画の実写化映画って観なかったんだよねえ。マア、登山とか、子供が生まれたばかりで映画も余りみていなかったけれどね。
この頃の、映画を少しづつでも観て行こうと思ったよ。じゃあね。>
建物や服装、持ち物など再現度は高い。 NANAの大事な部分である窓...
懐かしい…
宮崎あおいの黒歴史じゃないのかな?
新幹線の2人の出会いのシーンから、
宮崎あおい演じるナナのキャラが中々キツい。
他の演者も当時はまだキャリアが浅いんだろうけど、大根ぶりも中々キツい。
ナナ達が住んでるマンションも、蓮が住んでた倉庫のセットも絶望的にひどい。
2006年の美大生のファッションってあんな感じだったの?
油絵科の学生はバイト先へもキャンバス持って行くの?
単純な疑問。
イケメン枠風の松田龍平は、
肩肘張らずの飄々とした演技しか観たこと無かったので、一生懸命カッコつけてんなーって、なんか新鮮だった。
丸山智己は雰囲気出してたな。
宮崎あおいのナナはただただウザい。
何の魅力も無い。
犬みたいに人懐っこいというか、自己中でただただウザい。
宮崎あおいって、演技といいキャラといい、この映画黒歴史じゃ無いのかね?
紗栄子、平山祐太との修羅場シーンは何を見せられてるんだろうか、と。
中島美嘉は雰囲気も存在感も抜群だけど、
演技がなぁ。勿体ない。
中島美嘉のナナだけにフォーカスした物語の方が面白そうだったけどな。
嗚呼、文句ばかりだ。嫌になる。
公開当時、それなりに話題になっていたので時を経ても観られる映画だと思ってたんだけどなぁ。
当時のteenには刺さる映画だったのかな。
自分的には、内容の無い昭和のアイドル映画を観ているようだった…。すみません。
観終わった瞬間、二つのバンド名を忘れてしまった。相変わらず記憶力...
観終わった瞬間、二つのバンド名を忘れてしまった。相変わらず記憶力が弱いなぁ~と嘆く一方で、別れの列車がキハ40-816だと覚えていた・・・
コミックが原作なのにしっかりしたストーリーだ。そして、音楽もいいのに、中島美嘉、松田龍平、そして平岡祐太の演技によって評価が下がってしまいました。ギターを弾く姿だって、松田龍平は素人っぽく、なぜバンドにスカウトされたのかがわからないほど。元のバンドではベースを弾いていたのに、ギターでスカウトされたかもよくわからない(原作ではちゃんとした理由があるような気もする)。俳優で良かったのは、宮崎あおいと成宮寛貴。特に成宮寛貴の酔っ払ったときに見せるアホ面は最高でした。
自分の名前にゲンを担いで7という数字にこだわるところは好きです。マンションの部屋や家賃、そしてナナの吸うタバコもセブンスター。彼女達が車を買う頃にはナンバーをどうするのかな~と想像してしまいます。個人的には、kossykossyにちなんで車のナンバーを“5454”にすればよかったと今でも悔やんでいます。
コンサート会場の最前列がステージから見えるかどうかという着眼点もいいですね。自分の体験では、最前列の真ん中をゲットしたことあるジャニス・イアンのコンサートでは、アクビをした瞬間、彼女に睨まれてしまいましたし、さだまさし(デビュー当時)のコンサートでは、「綺麗な女性ばかりで感動しています」と彼が言うときにジロリと睨まれました。いい想い出です。
女性2人の客の多かったことが印象に残ります・・・
原作に忠実。
漫画原作の実写化はガッカリすることしかないと思ってるのでまず見ないが、10年以上ぶりに漫画を読み返したキッカケで、このキャストなら見れるかもしれないと思って今さら鑑賞。
矢沢あい先生の独特の世界観、キャラクターの魅力にハマってから見ると、実写はやはり違和感はある。
ただ、実写化するならこのキャストなら納得できる。
顔の綺麗な演技派揃い。若手の俳優を集めて棒演技祭りじゃないのは安心した。
特に中島美嘉…すごい。。こんなにナナにぴったりな役者いない。体格も、顔も、歌も、非常に良い!
シンちゃんはもっと華奢でいてほしかったしレンも違和感はあるけど、演技派のイケメンなのでこれはこれとして良さがある。
ライブはパンクバンドならもっと弾き方を研究してほしかったところはあるけれど…。弾くことに一生懸命で、気持ちよさそうな感じがなくてちょっと残念。
ただ無理に切り貼りして2時間に収めたり、実写オリジナルストーリーに変えたりせず、原作に忠実なのも好感度が高い。
二人のマンションや、窓から見える景色もそのまま。
初めて実写版でもよいと思えた作品。
ただ…NANA2は無理だ。
奈々は宮崎あおいにしてくれ……
宮崎あおいに(いい意味で)引っ張られていた中島美嘉、NANA2では市川由衣をリードしているように感じるほど、ちょっと……
普通
女の子っぽい宮﨑あおいさん演じるナナ(ハチ)と中島美嘉さん演じる女っけをほとんど見せない男前のヴォーカリストナナの物語。
偶然の出会いから、お互い無いものを持ち合わせて意気投合して友達に。
有名作品でありながら観てなかったのでちょいと手に取りましたが、若手の一生懸命さがひしひし伝わる作品。
宮﨑あおいさんの語りで進む流れに「ナナは死ぬのか?」と思ったらそうでも無く😅
そりゃそーだ。こう言うストーリーでナナの死は不要だわな。
しかし恋愛にも時代時代のありようがあるんだなと思いますね。
サエコさんが割って入る宮﨑あおいの彼氏との関係。
彼女は私が悪いと責めるけど、今の時代、出会ったなら私が取ってやる!的な風潮が強い気がする。
この頃は、そうでは無かったんだろうな〜と思わせ、その健気さにグッときた。
やっぱり私は昭和のオッサンだわ🤣😱
バンド映画!
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