劇場公開日 2004年1月10日

ミスティック・リバーのレビュー・感想・評価

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4.53人の男の葛藤

2009年3月23日
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

11歳の少年、ジミー、デイブ、ショーンの3人は、
ボストンの下町に住んでいました。

ある日、路上でいつものように遊んでいた3人は、
通りがかった警官風の男にいたずらをしていた事を叱られ、
デイブだけが車で連れ去られます。

デイブが戻ってきたのは4日後。

監禁され、暴行を受けたデイブ、
車で連れ去られるデイブを見送るしかなかったジミーとショーン。
彼らの心に深い傷が刻み付けられます。

そして、25年後。
彼らは思わぬ形で再会することになります。

娘を殺害された父親として、
事件を捜査する刑事として、
そして、事件の容疑者として・・・。

一人の少女の死をめぐる、サスペンス映画ではありますが、
それ以上に、登場人物達が抱える心の傷をめぐる人間ドラマでもあります。

ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコンの3人の
演技と存在感がとにかく凄いです。
その迫力にグイグイと引き込まれていきます。

2時間以上の上映時間が、
終わってみれば、本当に短く感じられました。

いい意味で重くて、濃い作品だと思います。

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だいすけ