ミスティック・リバーのレビュー・感想・評価
全66件中、41~60件目を表示
素晴らしく救いなく
10年前に観たはずなのに初見のように楽しめた。
ショーン・ペンの町のボスの大物感と足を洗ったと言いながら裏の世界に生きてる雰囲気と娘を失った喪失感と弱さの演技が素晴らしく、ティムロビンスの心にトラウマを抱え上手く生きられない感じが見てるだけで伝わって来て初めから辛かった。
ミステリーとしてもケビンベーコンの視点で順を追って答えに辿り着いて行くので分かりやすく引き込まれた。
何と言ってもクライマックスの演出がたまらない。
もう戻る事は出来ない追い詰められた雰囲気は胃がキリキリする思いだった。
過去からは逃れられないという事なのだろうか、人生の不条理さと罪を背負って生きて行く辛さは見終わっても胸が重くなる。
心が張り裂ける
現実
役者がいいけどテーマは・・・
クリント・イーストウッドは武骨で単純な映画を作るので、好きです。単純なというのは、言いたいことがわかりやすいという意味です。男らしさとか、人間に必要な条件とか、そういうことがうまく表現されている。
この映画はテーマは伝わるけど、うまく表現されているか?役者はみんな申し分ないし、カメラワークも文句のつけようがない。画面もきれい。
何が悪いのか?テーマ以外考えらない。映画の風格にテーマが追い付いてない。ショーン・ペンもとまどったんじゃないか。単純すぎて。
良質な刑事ドラマなのに、もったいない。特にデーブの設定は結末から見ると、意味ないでしょう。デーブはもっと自然な設定ができるでしょう。なんで、無理やり、そういう設定になるのか、そこを考えると、暗い気持ちになる。監督のせいなのか、アメリカ映画界のせいなのか、わかりませんが。
人生は選択の連続
名画座一人鑑賞。
人生にはいくつもの選択があって、人は知らずのうちにそれを選んで今日まで生きている。
それは自分の意思であったり、時にそうでなかったり。
あの時もし、あの選択をしていなかったら。。。
もう少し、時間があったなら。。。
そう後悔することは何度もあると思う。
でも今を生きている以上、過去を後悔しても無意味だ。
ひとつボタンを掛け違えたら、ずるずると負のスパイラルに落ちて行って、悲惨な結末を迎えてしまうこともあるかもしれない。
娘を殺され、藁をもすがる思いで取り返しのつかない罪を犯してしまう父。
ショーン・ペンは実は「アイ・アム・サム」以来で、一瞬誰だかわからなかったほど名演技だった。
日曜の夜に、一人でブルーな気分にならざるを得ない作品でした。。。
言葉、表情、態度に現れる微妙なコミュニケーションが、この映画の見どころかもしれない。
クソ脚本w
スリーパーズ?
銃に対する考え
全66件中、41~60件目を表示