ミスティック・リバーのレビュー・感想・評価
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現実
役者がいいけどテーマは・・・
クリント・イーストウッドは武骨で単純な映画を作るので、好きです。単純なというのは、言いたいことがわかりやすいという意味です。男らしさとか、人間に必要な条件とか、そういうことがうまく表現されている。
この映画はテーマは伝わるけど、うまく表現されているか?役者はみんな申し分ないし、カメラワークも文句のつけようがない。画面もきれい。
何が悪いのか?テーマ以外考えらない。映画の風格にテーマが追い付いてない。ショーン・ペンもとまどったんじゃないか。単純すぎて。
良質な刑事ドラマなのに、もったいない。特にデーブの設定は結末から見ると、意味ないでしょう。デーブはもっと自然な設定ができるでしょう。なんで、無理やり、そういう設定になるのか、そこを考えると、暗い気持ちになる。監督のせいなのか、アメリカ映画界のせいなのか、わかりませんが。
人生は選択の連続
名画座一人鑑賞。
人生にはいくつもの選択があって、人は知らずのうちにそれを選んで今日まで生きている。
それは自分の意思であったり、時にそうでなかったり。
あの時もし、あの選択をしていなかったら。。。
もう少し、時間があったなら。。。
そう後悔することは何度もあると思う。
でも今を生きている以上、過去を後悔しても無意味だ。
ひとつボタンを掛け違えたら、ずるずると負のスパイラルに落ちて行って、悲惨な結末を迎えてしまうこともあるかもしれない。
娘を殺され、藁をもすがる思いで取り返しのつかない罪を犯してしまう父。
ショーン・ペンは実は「アイ・アム・サム」以来で、一瞬誰だかわからなかったほど名演技だった。
日曜の夜に、一人でブルーな気分にならざるを得ない作品でした。。。
言葉、表情、態度に現れる微妙なコミュニケーションが、この映画の見どころかもしれない。
クソ脚本w
スリーパーズ?
銃に対する考え
複雑な人間模様を描く演技と演出の良さ
総合:75点
ストーリー: 80
キャスト: 80
演出: 75
ビジュアル: 70
音楽: 70
派手なアクションや映像に頼るのではなく、あるいは入り組んだ謎解きをするのではなく、人間関係を正面から見つめていく。イーストウッド監督のそのようなところに好感が持てた。
やたらと物語を白黒はっきりつけたがるハリウッド映画が多い中、ここではどうしようもない現実の解きほぐせない問題を抱えて生きていく人々、死んでしまう人々が登場する。そしてそれらを演じる役者の演技力に焦点が当たり、悲しみ・怒り・後悔・緊張が見て取れる。そのような複雑な物語をうまく演技し演出されていた。
後味の悪さもまた深い
2010/10/19 18:12
またなんとも、、
後味の悪い映画ですね。
途中ある事から後味悪い映画になるなと気づくんですが、もうドキドキしたってどうにもならない…。
やっぱりな結末にもうムカムカと重苦しさがMax…
本当に夢であってほしかった…
ラストでゎ人それぞれの過去考え生き方これから先…、すべてを物語る俳優サンの表情にグッと全て収まった感じ。
私が見た中でも最高の後味の悪さで、物語ゎあまり好きになれそうにないです。でも、やっぱり評価を下げるべきでゎない映画。
人の性格ゎ過去に影響を受けながら未来に影響を与えていくんだと…
本当実感した映画だった。
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