「目眩く悪夢の中で恐怖と快感に溺れる」マルホランド・ドライブ エロくそチキン2さんの映画レビュー(感想・評価)
目眩く悪夢の中で恐怖と快感に溺れる
これはデイヴィッド・リンチのひとつの到達点であり、映画史上のベストの一本となる傑作。
ナオミ・ワッツとローラ・ハリングの二人が、いや登場人物すべてが次々と別の人格/役を演じる不条理な展開。様々な伏線の気持ち悪い回収にゾクゾクする。
まさに「目眩く」という言葉が相応しい。
リアリズムを廃した悪夢の中で恐怖と快感に溺れる。
てか、溺れて欲しい。
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