劇場公開日 2002年2月16日

マルホランド・ドライブのレビュー・感想・評価

全85件中、1~20件目を表示

3.0匂わせオンパレードからの、投げっぱなしジャーマンで放心状態

2025年2月1日
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鑑賞方法:映画館

興奮

難しい

アマプラで観れるのだが、どうもいつでも観れるとなると序盤から一向に進まず。ちょうど映画館でリバイバルやっていたこともあり入場。

ええ。最後まで観れましたよ。。。しかし頭抱えましたね。
私には難解すぎる。高尚なのかもしれませんが。
考察サイトを観れば解るのかな?しかし解ったところで、副読本なしには全く理解できない映画っていかがなものかと。それともそういう新しいエンタメなのか?それぐらい私にはチンプンカンプンでした。

キスがやっぱ一番エロいということは再認識しましたね。
舞台で歌手が歌うシーンは声量・音響が圧巻でした。でも録音なのね。笑

さて考察サイトを巡るか!

※強制的に集中して最後まで観ることができるという点で映画館は優秀。

2025.2.4追記
考察サイトをみました。なるほど、ブルーボックスを開けるところからが現実で、それまではダイアン(ベティ)の妄想・願望なのね。ほほー。なるほどー。
ブルーボックスを開けるところからもう一度観るとよくわかる。面白い!☆一つ追加!
しかし、副読本がないとわからない映画ってやっぱどうかとは思う。これ初見で理解できる人って凄いと思う。いや、ひょっとして、私の読解力がいたっていないだけ??

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momokichi

4.5クラブ・シレンシオのシークエンスに改めて痺れる

2020年8月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

18年ぶりに3回鑑賞し、映画評論のコーナーに詳しい謎解きを書いておきました。実はこの映画は、デビッド・リンチの映画の中では、かなり分かりやすい部類に入ると思います。久しぶりに見て「さすが!」と思ったのは、クラブ・シレンシオのシークエンスですね。「すべてまやかしだ! バンドはいない! オーケストラもいない!」と叫ぶMC、ラッパ吹く老人、曲の途中でぶっ倒れる歌手。クラブ・シレンシオは、あの世とこの世を分ける三途の川みたいな場所、byデビッド・リンチって感じ。こういう、観客をわざと混乱させる謎シーンの演出が、リンチ作品の真骨頂ですね。「ツイン・ピークス」の赤いカーテンの部屋とかね。何度見ても感心します。

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駒井尚文|映画.com編集長

4.0鬼才デヴィッド・リンチ監督が描く 幻想と夢想と狂気の世界。ナオミ・ワッツの振り幅の大きな演技が実に魅力的で素晴らしい!​ ​​

2025年2月21日
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鑑賞方法:映画館

興奮

難しい

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ITOYA

4.5リンチ流シスターフッド的な?

2025年2月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

24年前の初映のときは、女優志望の女の子の夢破れた絶望的なものが描かれているのだなと思っていたことに気付かされた。今回改めて見たら、どうやらベティとリタ、ダイアンとカミーラのラブストーリーらしい。時の流れがそういう解釈にさせたのか。自分のなかでかなり新鮮な発見だった。でも、両方の解釈は間違っていないと思う。だって、それがリンチ様だから。理解しようとしたら、負け。考えるな、感じろ

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印刷局員

3.0追悼上映?

2025年2月20日
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鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

グランドシネマサンシャイン池袋
4K、BESTIAで鑑賞
混んでました

前情報なしで見ました
〜ドライブのタイトルとポスタービジュアルから
女2人ロードムービーかなと思ったら
全然違かった

複雑、煙にまかれる世にも奇妙な物語
途中で、あ、これあんまり考えなくていいやつかも、
と思ったらその通りでした

ナオミワッツがめちゃかわいかったです
次はロストハイウェイを見てみようかなと

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ぼろんてーる2

5.0難しさをあえて楽しむ映画です。

2025年2月10日
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鑑賞方法:映画館

デビッド・リンチ自身の監修により製作 された4Kレストア版という事と追悼の意を込めて、初演以来2度目の劇場鑑賞。

リンチ特有の不穏で不快な雰囲気の難解な作品だが、鑑賞後に色々考えるのが好きな人には堪らない作品だと思う。
個人的にはリンチに苦手意識をもってもらいたくないので、ネットの考察や解説を見てからの鑑賞を勧めたい。

ナオミ・ワッツを初めて見た本作だが、体当たりの演技で何となく覚悟みたいなものを感じまた凄い女優さんが出て来たと思ったが、実はこの時既に30才をゆうに超えていたとの事で納得してしまった。

こういう映画を撮ることが許される(テレビ局からは企画段階で却下されたそうだが)限られた監督のうちの一人がまた亡くなってしまったのは非常に悲しい事だが、作品はレストアされ綺麗な状態で後世にしっかりと残るので、僭越ながら安心して旅立って欲しいと思う。

カルトの名匠デビッド・リンチ監督のご冥福をお祈り申し上げます。

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カツベン二郎

4.0伏線

2025年2月9日
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前半→後半に切り替わるとどれが現実?ただの悪夢なのか?ジャンキーなのか?どれが伏線なのか?なんなのか?

クレジットの衣装にアニエスbが出てきて、おっ!納得。カーディガンが可愛かった。

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Oyster Boy

4.0ナオミ・ワッツ

2025年1月29日
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鑑賞方法:VOD

2025年1月29日
映画 #マルホランド・ドライブ (2001年)鑑賞

#デビッド・リンチ 監督のご冥福をお祈りしながら、今更ながら鑑賞

前半部分をどう捉えるのかが大きな分かれ目

監督の10のヒントは意味が分からないものもあり、ネットとか見ても色んな解釈があるので、監督自身の解説を聞きたかったな

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とし

4.0マルホランドドライブ 誰かの夢なのか現実なのか どこまで現実でどこ...

2025年1月20日
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鑑賞方法:VOD

興奮

難しい

萌える

マルホランドドライブ
誰かの夢なのか現実なのか
どこまで現実でどこから夢なのか
ハリウッドの闇なのか
理解追いつかず

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UPtwHmNNLjBjFuAF

4.0永遠にループし続ける幻想的なスリラー

2025年1月19日
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興奮

知的

難しい

マルホランドドライブは映画についての映画であり、死者の見る夢でもある。

女優になることを夢見てハリウッドにやってきたベティ(ナオミ・ワッツ)は記憶を失った黒髪の美女(ローラ・ハリング)に出会う。名前をたずねられて、たまたま目にはいった「ギルダ」(1946年)のポスターに書かれていたリタ・ヘイワースの名前から、「リタ」と名乗る。
ベティはリタの記憶を取り戻そうとする。
黒髪の美女の記憶を探るサスペンスは、映画の内幕ものでありつつ、映画そのものについての作品でもある。

冒頭の部分、スクリーンの前でジルバを踊る男女。それを憧れの眼差しで見るベティと老夫婦。映画館のスクリーンは、夢や希望の世界に通じる入り口なのだ。
この時点でベティはスクリーンに映し出される世界に魅了される我々と同じ場所にいる。
そしてロサンゼルスに到着したベティは飛行機内で仲良くなった老夫婦に別れを告げ、親戚のルースおばさんが所有するアパートメントに向かう。そこで管理人のココに迎えられて新生活をスタートする。
ここからベティは女優としての人生を歩みはじめる。

本作はリンチの40年代、50年代趣味が散りばめられている。冒頭のジルバは1940年代にアメリカで流行した。リタが名前を拝借する「ギルダ」は1946年だし、リンチがお気に入りの「サンセット大通り」(1950年)も本作に影響を与えているのがわかる。
また、ベティの挙動がいちいち芝居がかっているのも当時の映画を意識しているのだろう。
そう、本作の前半は映画にまつわる物語を、徹底的に映画らしく語っている。こちらは映画の光の部分と言ってもいいだろう。そして後半は一転して闇の部分になる。

リンチファンは本作が好きだと思うが、製作費23億円。興行収入31億円。
赤字ではないようだが大ヒットというほどでもなさそうだ。
彼が「今のハリウッドでは自分の作るような作品は売れない」と引退を決意したのもわかる。しかし、ファンの心理としては「ロニーロケット」は撮ってほしかった。

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あふろざむらい

3.5イギリスの映画雑誌 Sight & Sound が発表した「21世...

2025年1月16日
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鑑賞方法:VOD

難しい

イギリスの映画雑誌 Sight & Sound が発表した「21世紀の偉大な映画トップ100」では1位に選ばれるなど評価が高い作品。約2時間半の作品ですが、理解できたらおもろいんだろうなという印象。終始、ボクには難解過ぎました

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芝本祐介

4.0ぐわんぐわん

2025年1月15日
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頭がぐわんぐわんする感じを楽しむ映画ってことでいいのかな?
ビール飲みながら見たのでまさにそんな感じです。

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takantino

2.0摩訶不思議

2025年1月13日
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鑑賞方法:VOD

作品のあらすじに「女性二人が繰り広げる摩訶不思議なサスペンス」と書いてありましたが、あまりにも摩訶不思議すぎる...!!

終盤まで私は何を見ているの??と全く話についていけず、
でもこの話の結末を知りたいと半ば苦行のような感じでラストまで鑑賞。
終盤の種明かしに入ってからも一向に衰えない摩訶不思議さ!
大筋は理解できますが、結局あの人・あのシーンは何だったの???と考えれば考えるほど難解に。

見終わっても混乱している頭を何とかしたくて、ネットで解説記事を探しました。。
解説を読めば何となく納得ですが、初見であれを理解しろというのは鬼畜すぎます。。笑

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ぞの

5.0この映画はセクシイなナオミ・ワッツと デビッド・リンチテイストを味わうための映画だと思う。 また見たいかと聞かれれば、 何度でも見たいと答えるだろう。

2025年1月4日
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鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

萌える

動画配信で映画「マルホランド・ドライブ」を見た。

2001年製作/146分/PG12/アメリカ
原題または英題:Mulholland Drive
配給:コムストック
劇場公開日:2002年2月16日

ナオミ・ワッツ(ベティ)
ローラ・ハリング(リタ)
ジャスティン・セロー(アダム)
デビッド・リンチ監督

1990年に撮られた「ツインピークス」を当時、
tsutayaのレンタルビデオで熱心に見たものだ。

あれから35年、
この伝説の映画をやっと見る機会が来た。

深夜のマルホランド・ドライブ道路で事故が起こった。
現場から一人生き延びた女性はハリウッドまでたどり着いた。

女性が潜り込んだ家は有名な女優ルースの家だった。
ルースの姪ベティに見つかった女は「リタ」と名乗った。

女はベティに自分が事故で記憶喪失になっていると打ち明ける。
なぜだかわからないが、リタのカバンにはすごい大金と青い鍵が1本ある。
ベティはリタの失った記憶を取り戻すことに協力しようとする。

殺し屋がアパートで男を殺すと、
いろんな失敗が重なって連鎖的に死体が増えていく。

カフェでは男が夢に見た話をする。
カフェの裏に回ると不気味なモンスターぽい男がいる。

映画監督がマフィアのような男たちに主演女優の交代を強要される。

監督が家に帰ると妻が浮気していて、
監督は浮気相手の男に殴られる。
理不尽過ぎてムズムズしてくる。

家に帰れない監督はクレジットカードが使えなくなり、
何処に逃げても追跡されている。

監督は山の頂上の牧場に来るように言われ、
カウボーイと名乗る不気味な男にいろいろ脅される。
このシーンはマジで怖い。

ベティとリタが電話帳で調べた家に行ってみると、
部屋には別の女がいて、
先週部屋を交代したのだという。
その部屋に行ってみると腐敗した女の遺体がある。

謎のシーンがどんどん積み重なっていく。

146分の映画だが、
上映時間が100分を過ぎても確かなことは何もわからない。

なぜかベティのカバンから出てきた青い箱に、
リタが持っていた青い鍵を刺すと場面が一気に変わる。

ベティはなぜか、ダイアンという女に名前が変わっている。

ダイアンという女は例のカフェにいて、
男に殺しの依頼をしている。

なんだこれは?

またオレはデビッド・リンチに騙されているのかと
頭がグルグルしてくるが、
映画が面白くないわけではない。

この映画はセクシイなナオミ・ワッツと
デビッド・リンチテイストを味わうための映画だと思う。

また見たいかと聞かれれば、
何度でも見たいと答えるだろう。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

4.5解説を読まざるをえない

2025年1月3日
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鑑賞方法:VOD

難しい

2回目の鑑賞で自分の解釈があっているのかもどかしくなって遂に解説を読んだ。

映像の中に細かな細工があって、それを紡ぐことで理解できるような設定になっているらしい

大きなヒントは やはり突然出てくるブルーボックスで ここから あれぇ? となる場面

いずれにしても この作品は個々の解釈それぞれが正解!でいいとも思うのだけれど 完全解釈を読んでから鑑賞しても奥行きが出てさらにおもしろいかもしれない

とりあえず マルホランド・ドライブ という場所は ハリウッド・ヒルズの稜線に沿って走る全長34kmの道路で ロサンゼルスの町並みを一望できるすばらしいドライブコースである と言うことがわかりましたね

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miharyi

4.0序盤から訳が分からず不気味な雰囲気

2024年12月18日
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鑑賞方法:VOD

ローラハリング扮するマルホランドドライブで事故にあった女性がさまよい歩いてハリウッドの女優を引退した叔母の家に潜んでいたところをナオミワッツ扮する女優志願のベティエルムスが見つけた。
ナオミワッツの名前を見たので観てみたけど、序盤から訳が分からず不気味な雰囲気だね。中盤から何となく繋がってきたな。ベティは恐いもの知らずだね。やっぱりこれは難解だったけど、ナオミワッツの凄さも分かったよ。

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重

3.0リンチ節

2024年12月17日
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鑑賞方法:VOD

難しい

萌える

脚本と監督はデビッド・リンチ、昔見たときはさっぱりだったが、今回は・・・やっぱりよくわからなかった。
ロスのマルホランド・ドライブで交通事故があり、助かった女(ローラ・エレナ・ハリング)は記憶喪失となり、ある家に忍び込んで隠れる。
そこへやってきたのは、カナダからやってきた女優志望の女(ナオミ・ワッツ)、二人は真相を探り始めるが・・・。
中盤以降はツイン・ピークス状態であれよあれよの展開となり、美しい女優の映像を楽しむかな。

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いやよセブン

5.0傑作。見ることができてよかった

2024年11月27日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

萌える

"That is the girl";この子だ!と言われることを夢見るベティの可愛らしさ、若さ、優しさ、健気さ、素直さを前半のナオミ・ワッツがきらきらと演じていた。そしてナオミ・ワッツ後半、圧倒された。

後半に足を踏み入れてから無気味に響く "Silencio"。静粛に、静かに、口外してはならない。「黙殺」の意味もある残酷な言葉。

昔からタイトルと共に気になっていた映画。その「昔」に見なくてよかった。何もわからなかったろう。でも今は心に響く。笑える。楽しめる。辛くなる。苦しくなる。ベティの気持ちがわかる。何度も見たくなる映画に出会えた。

おまけ
エンドロールでアニエスベーがクレジットされていた。ベティが着ていたカーディガン可愛くて似合っていてとても記憶に残っている。ナオミ・ワッツ着用の服はどれもアニエスだったのかな。

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talisman

5.0天才

2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

興奮

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old-tears

4.5目眩く悪夢の中で恐怖と快感に溺れる

2024年10月4日
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鑑賞方法:映画館

これはデイヴィッド・リンチのひとつの到達点であり、映画史上のベストの一本となる傑作。

ナオミ・ワッツとローラ・ハリングの二人が、いや登場人物すべてが次々と別の人格/役を演じる不条理な展開。様々な伏線の気持ち悪い回収にゾクゾクする。

まさに「目眩く」という言葉が相応しい。リアリズムを廃した悪夢の中で恐怖と快感に溺れる。

てか、溺れて欲しい。

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エロくそチキン2