マイノリティ・リポートのレビュー・感想・評価
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トム・クルーズとコリン・ファレルの共演
近い将来このような事が現実となるのでしょうか?物語では2048年から犯罪予知システムが6年間続いたとなっていたので、あと約30年後ですね。
でも予知をしたとしても刑罰を殺人ではなく、未然に防げたのなら未遂容疑でも良いかと思いますし、現行犯で逮捕されるなら、現代の法律にも載っかれるのでは?っと素人ながら考えたとこです。
まぁどちらにしても今後来るであろう更なるコンピューターに管理される時代が若干怖くもなってきました。
人間社会をコンピューターが管理をするのではなく、人間の理性の部分は人間同士で解決・結論を出すような世の中になってほしいと思いますし、決してマイノリティ(少数派)を簡単に切り捨てるような世界にはなってほしくないと思いました。
しかし、それにしても今思えばトム・クルーズとコリン・ファレルの共演なんて豪華でしたね。
コリン・ファレルが若いなーっと思いました。
SFサスペンスアクションでしたが、知的な部分もあり、少しコメディチックな部分もあったので面白かったです。
映画としてかなり満足
近未来ってなんかゾクゾクするよね
まあCGの完成度と現代との融合の違和感は
ぬぐいきれませんが
まず犯罪予備軍の人が犯罪者と予知される
って時点で面白いし、内容も結構あったかな
アガサ盗んでからが面白いよね
徐々に殺しちゃう時間と真相に近づいてく感じ
よかったなあ、なんでここにサングラス男?とか
なんでアガサが?とか解決されてくんだよね
まあ黒幕に関してはちょっとありきたり
だけどああしないと話がおちない
アガサの存在はすっごくよかった
ミステリアスで、でも生い立ちが切なくて
特異な能力があって、でも守らなきゃいけなくて
なんかグッとくるなあ
コリンファースはフェイクだよね?あれは
もっかい見てもいいくらい面白かったっす
近未来って
近未来SFがかっこいい!
恐ろしい社会
犯罪を未然に防ぐ・・・言葉の響き的には素晴らしい行為ですが、
実際に犯罪を犯していない人間を逮捕する訳で、恐ろしいなと
思っていたのですが、物語が進むにつれ、本当の悪人は誰なのかと
分かってくるにつれ、本当の悪人などはいないのかなと、
人それぞれ幸せな社会を望んでいる訳で、その方向性や
ベクトルがたまたま違ってしまっただけであって、全ての
人々の願いは一つだけなのかなと。
こんな事を考えて書いたこの文章がマイノリティ・リポート?
事前逮捕
観終わってからじっくり考えて理解
2054年。
警察は、予知能力を持った「プリコグ」と呼ばれる3人と意識を共有するシステムによって、殺人事件が実際に起こる前に犯人を特定し、逮捕できるようになっていた。
ある日、警察官のジョン・アンダートン(トム・クルーズ)が殺人事件の犯人としてはじき出される。
共有イメージに浮かんだ犠牲者も場所もジョンには馴染みがなく、それゆえに動機も不明。
しかしシステムの結果は絶対のため、ジョンは追われる立場になってしまう。
身を隠しながらシステムの開発者を訪ね、プリコグの脳内に保存された「マイノリティ・リポート」という幻の映像の存在を知ったジョンは、それを探し出して自身の潔白を証明するため、警察に忍び込む。
CSでドラマシリーズが始まったのを機に鑑賞。
最初、会議のときスクリーンの前に仁王立ちして画面操作してるのダサ過ぎ!!
ハワイファイブオーとかで見てる操作の仕方は無駄がなくスマートだから、余計に、無理やりこなれ感を出そうと頑張ってるようなイタさが...
あとたった3人のプリコグが全米の殺人事件を予知って物理的にできるのかなぁ?
プカプカ浮いてるだけでのんびりしてる時間とかないだろ!!っていう。
根本の設定に無理がありそう。
日本みたいに小さい国だったらできるかもだけど。
「マイノリティ・リポート」が何なのかいまいちよくわかんなかったな...
毎回こういうSF的な映画を観るたびにわかんないことがあって、夫に聞くと普通に理解してるし、アスペルガー症候群とかなんじゃないかと割と本気で危惧してるんだ...
ディカプリオの「インセプション」も一回目本当に意味がわかんなかったけど二回目見たらスッキリ理解できて、その差に吐くかと思った。
マイノリティ・リポート=少数派の報告、だから三人いるプリコグのうち一人しか見てないイメージがあったらそれは無視する、つまり多数決!みたいなことだったのかなぁ?
未然に逮捕しちゃうからそもそもどのイメージが正しかろうが結局変わんないんだもんね。
プリコグ絶対だから、裁判とかもできないし。
最終的にシステムに欠陥があったということは、それまでの逮捕は冤罪だらけだったかも知れないってことよね。
だから全員解放されたのか。
一見安全で便利なシステムだけど、よく考えたら恐怖以外の何物でもないわ。
こういう二面性って便利なもの全部にあるよね。
車しかりスマホしかり薬しかり。
前に放送大学の芸術理論で先生が「車が発明されたとき人間の自然死以外の死亡率が急激に上がった」みたいなこと言ってたのを思い出した。
その都度いいとこと悪いとこを天秤にかけて存続させるか辞めるか決めるんだろうけど、このシステムは終わらせて正解だね。
何よりプリコグ3人の人権な!!!!!!
でも全体的には面白かった。
どんでん返しもあったし、やっぱおじいちゃんクソだったし、コールドケースのキャスリン・モリス出てたし!アゴ出てる!親近感!
でも車が垂直方向に走るのだけはやめて欲しいね。
完全にフリーフォールじゃん。死ぬわ!
You have choice. スピルバーグxトム・クルーズの近未来SF大作!
公開当時に観たきりだったので、もう10年以上ぶりに観賞。
プライベート・ライアンといいこの頃のスピルバーグは面白い!二転三転するストーリー展開にしろ、不穏に見せる絵の撮り方にしろキレッキレです。やっぱこの人天才やわー。
何より世界観の構築が上手いですよね。空飛ぶ車は良くあるにしても、一人一人認識して個別に宣伝を流す看板とか近い将来本当に実現しそう。よく考えると広告会社が個人認証できるって、どんだけ情報漏洩しとるねんって話になるんですが・・・。
その他にも犯人を探すスパイダーなるガジェット。喧嘩している夫婦が瞳認証される時だけ一瞬喧嘩が止まり、終わればまた喧嘩を再開するシーンは日常の中にあの機械認識が当然となっている事を暗に示唆しています。これってけっこう怖い事ではないでしょうか?プライバシーも何もあったもんじゃない。
トム・クルーズは子どもを無くした傷を持った父親役を好演しています。ま、いつもの安定のトム様と言った所でしょうか。まだ出始めのコリン・ファレルが頭のキレる捜査官役で出演しています。この頃はカッコ良かったんだな~。
話としてはツッコみ所がないわけではないのですが、それが気にならない面白さ。未見の方にも安心してオススメできる一作です。
マッドマックス
娯楽としては十分だけど
奇抜なアイディアや映像技術で秀逸な娯楽作品を生み出すことに関しては誰よりも優れているものの、深い考察を強いられる衝撃作を作ることはできないSpielberg監督の性質から考えても、きっとこれはDickの原作とはだいぶ違うのではないかと思います。まずTom Cruseが主役の時点でよくあるSFアクションになることは観る前からわかる。だから「ブレード・ランナー」ほどの作品にはなれなかった。
決して面白くないわけではなく、むしろ娯楽としては十分に楽しめるのだけれど、それじゃただのアクション。予知された未来から殺人を止め(この時点で実は未来が変えられることの証明をしてしまっている)、植物人間状態にしてしまうシステムの倫理的な問題。Agathaたちをモノとして扱う警察。疑問は多く残るのに、そこにしっかり触れることができていない。
そしてよくよく考えると、Johnに殺害の動機を与えることはできても、その現場に辿り着かせるにはプリコグの予知が必要であって、しかし予知をするには彼が現場にいなくてはならないという、彼を罠にはめる過程に大きなパラドクスがある気がする。
こういう映画を観ると画期的な技術をテーマにしていても随所に当時では思いつけなかったことなどが出てきて面白い。たとえばいまだにディスクを使って情報を移動していたり、そんなことは今から考えればきっと2054年にはないのではないかと思ってしまう。面白い。
2つの世界観の融合
近未来映画の舞台には2種類あります。『ブレードランナー』のような荒廃した世界と、『2001年宇宙の旅』のような白く、清潔な世界です。本作は、この2つが融合しているように見えました。多くのカットが白飛びしていて、一見"清潔そう"に見える街。しかしよく見ると、内面的にはかなり腐敗しているのです。これが現実とのギャップを描くにあたって、とても良い効果を出しているのですが、このパラレル効果(?)を使っていることで作品の世界観をより堪能できました。
未来に起こる犯罪を取り締まるという物語にも惹かれました。説明が鬱陶しかった場面もありましたが、テンポを崩さずエンターテインメントとしての作風を最後まで保てたのは、やはりスピルバーグの才能ですね。
「すごい…!」と口を揃える理由
全体的に青い印象
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