マイノリティ・リポートのレビュー・感想・評価
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予知能力者によって未来を予知して犯罪を未然に防ぐ社会。 SFものだ...
予知能力者によって未来を予知して犯罪を未然に防ぐ社会。
SFものだけどサスペンス要素が強い。倫理的に社会派な感じもする映画です。
設定もおもしろく、ストーリー展開が惹き込まれるつくりになっている。
トム・クルーズが犯人にされてしまい逃げるという設定もおもしろい。
映像などやはりスピルバーグだなぁと感じる映画でした。
※ロクでもない感想です※
友人との映画鑑賞会で、友人が持ってきた一本。
SFでP.K.ディックの原作だっていうこと以外の事前情報を入れてなかったんですけども、スピルバーグのやつだったのか〜!! 普段自分から見ないタイプの作品を久々に見たな……
あと私トム・クルーズの顔が覚えられない(上にジョージ・クルーニーとごっちゃにする)病気なんですけど、案の定で「あっコレってトムクルーズか〜〜〜」ってなった
映画本編の感想としては、シナリオよく出来てるし面白いけど性癖に刺さらなかったな…って感じでしたね……あと久々に映画を見たせいかかなり長く感じた
かなり光のコントラストで誤魔化したりしてましたけど、効果的に写ったのでOKです😌
凄い想像力
今から20年前の映画で、50年後を描いている。こんなことが実現すれば,世の中殺人事件が減って、少しは平和になるよなあ。
ジョンが家に帰って電気,といえば明かりがついたり、今、実現してるぞ〜、家の窓からそのまま車に乗って会社まで直通、実現したら便利だよなあ🤔
ただ、アガサたち3人の人権は無視されてるけど、犯罪にならないのかなあと思いながらも、なかなか面白い発想で、とても面白かった。
ちょっと強引SF設定ながらも楽しめる
この時代の描く「近未来」は、夢が詰まっていて面白い。
最近のSF作品は実現可能性の高い近未来で現実感が強いけど、
今作は実現しそうにない非現実的な近未来。
予知能力(プレコグ)によって殺人事件が未然に防がれるようになった世界での物語。プレコグが予知した「殺人を起こす予定の人」が逮捕され、治安が維持されている。あくまでも予知夢での殺人であり、
現実では未遂の人たちを殺人の罪で逮捕するのは倫理上問題がないのか、作中でも議論されてる。そんな中、主人公自身がプレコグによって殺人を犯すとされ逮捕されそうになる。
それは誰かの陰謀か、はたまた自分は衝動的に殺人を犯してしまうのか、葛藤を抱えながら真相にたどり着こうとする主人公。
ドラ〇もんみがある近未来道具の数々を駆使した逃走劇は、
少し強引感はあれど、将来こんなことも可能になるのでは?!と思う人の夢が詰まっているよう。
Except you know your own future.
スピルバーグ監督の近未来を扱った他の作品と同じように確立された世界観に引き込まれる映画でした。コンピューターやUSB、車、銃などの細かいガジェットから温室での会話と音楽のコントラスト、アングラな整形外科医の仕事場など状況描写も公開から約20年経った今でも観ていて興奮せずにはいられません。
物語の芯がしっかりとしていて伏線も多段階に及んでいるのも見応えのある作品に仕上がったポイントの一つだと考えていて映画を通して終始素晴らしかったです。途中逃げ続ける場面でのトムやアガサ役サマンサモートンの迫真の演技は胸に迫るものがあり、物語の最後に出てくるスピルバーグ監督の未来は変えられるというメッセージ、それを体現していく登場人物達の姿には勇気をもらうことができました。
スピルバーグ監督の近未来の描き方は最高にツボなので新しくそのジャンルの映画が出ないかなと楽しみにしています。
トム様の眼球
犯罪予防局の刑事ジョンをトム・クルーズが演じる。
近未来社会の描写か面白いが、予知能力者達のインパクトがかなり強烈で、最早ストーリー展開よりも記憶に残りそう。。
○○の穴をじっと観てしまいました。。まさか○○を取り損ね、通路を転がせる事になるとは…😆
近未来社会がもう少し明るいといいな。
BS-テレ東を録画にて鑑賞 (吹替版)
目を見張るサマンサモートン
2054年、トムクルーズ扮する犯罪予防局ジョンアンダートンは、予知システムにより犯人逮捕を行っていた。予知システムだから実際には犯罪を犯しているとは限らない。しかし、何と36時間後の犯罪者氏名としてジョンアンダートンの名前が出て来た。ジョンは逃げたが果たしてジョンの運命や如何に? 勝手にシステムから名前が出て来たら迷惑な話だな。それにしても網膜スキャンを逃れるために目玉を入れ替えるなんて恐ろしいね。サマンサモートン扮するアガサの演技とジョンに対するフォローは素晴らしかった。全体的にも重厚感があって面白かったよ。
面白かったのは設定だけでした。。。
犯罪を予測し、未然に防ぐシステム。
しかし、自分が犯人になってしまうという面白そうな展開。
設定や逃亡中のアクション、世界観づくりなどは面白かった。
ただ、ストーリー展開は分かりやすく、読めてしまった。
心揺さぶるような感動や発見は一切なく、ただただ、刺激の強い映像を見るだけの2時間半だった。
普通に映画館で見る映画としてはいいが、ならではの感動はなかった。
今のコンピュータ時代を予言?
ちょっと目が痛くなるような退色させたデジタル・フィルム撮影。コンピューターはスケルトンでマウスの代わりに手で操作する仕組みだ。犯罪の被害者、加害者の名前が木彫りの玉だったり、予言は3人のプリコグ(予知能力を持った人間)という発想が面白い。全体的にハイテクとアクションで魅了するのだが、目玉のエピソードや発明者のおばさんなんかをカットしてもいいくらいの長さかもしれない。また、息子への復讐心ももうちょっと煽った方がわかりやすい。
ヒッチコック作品や『時計じかけのオレンジ』や『ブレードランナー』へのオマージュや、カメオ出演も多数あると話に聞いたけど、見直してみよう!という気にはならなかった。
『CODE46』でもいい演技をしていたサマンサ・モートン。改めてこの映画を見なおしてみると、同じ雰囲気を醸し出している。コリン・ファレルもこの映画からスターダムにのし上がった?
【2002年12月映画館にて】
70
設定、ストーリー展開は面白い。
逃げながらのアクションが長すぎる。
なぜ片目を失明しなかったのか。(スラムで片目の人間がキングになるという伏線まで貼っておいて)
なぜシステムを作った老婆がマイノリティリポートのことを教えたのか。
コメディ要素いらん。
話としてのまとまりは良かったから70にしたけど、ツッコミどころの多さを加味したら60。
少数派の存在意義。
凶悪犯罪のみならず、犯罪が事前に防げたら…。
多分、人類の夢。私もそうあって欲しい。
そのために研究され、開発される数々のシステム、方法、法律。
テロ等準備を阻止するためとして2017年に施行された改正組織犯罪処罰法(かなり強引な採決だった)。
顔認証システム。昨年度、ラグビーをパブリックビューで観たとき、併設された催事で、説明を受けた。「大勢の観客の中から、空港等の雑踏の中から、この顔認証のシステムを使って、犯罪者として指名手配されている人を見つけ出せるようになるんですよ」
素晴らしい。あのマラソン大会での悲劇が、あのコンサートでの悲劇が、他にも数々の悲劇が繰り返されないようになる。安心して生活できる世界。
でも、反面、怖くなった。車が来ないことを確認したうえでの信号無視くらいしか法律違反はやったことがない、蚤の心臓の持ち主だが、もし”危険人物”として同定されてしまったら…。政府等に、某機関に、生活を把握・監視されているような心地悪さ。
そんな犯罪予防ができる世界の物語。
予知されたことは必ず起こることが前提。
けれど、
意思の力が何ものにも勝る。未来だって変えられる。
それを体現したジョン。それを迫真の演技で、見せてくれるトム様に🍻(乾杯)。どんなに息子を愛し、あの時の自分を責め続け、犯人への怒りを募らせていたかをたっぷりと見せてくれていたうえでのあの決断。全身に力が入ってしまった。
冤罪を晴らす物語と思いきや…。
一転、二転…。自分の心の闇も見据えて葛藤しつつ、でも意志の力で未来を変えたかと思ったら…。さらに罠にはまって…と、物語は飽きさせない。
かつ、こんな上から目線の政策がまかり通るような、
大儀のために人権が無視されるところとか、
管理社会への恐怖というか嫌悪感というかを見せつけつつも、
単なる問題指摘映画でなく、エンターテイメントとして成り立っているところがすごい。
目を見張るような機器類を駆使する、輝かしいと思いたい未来を、
監督は、わざと汚らしい映像で描いたと聞く。
多数派がまかり通り、少数派が抹殺される世界。
それでも、
絶対正義を具現するような、全市民の生活に影響を及ぼす巨大なシステムでも、ある出来事で全崩壊していく。
そう、
絶対正義なんてない。
正義のために許される悪事なんてない。踏みにじられる人権なんてあってはいけない。
気心知れた人たちとの穏やかな生活こそが尊い。
そんな幾つものメッセージを読み取ってしまう。
初見時は、人権無視とか後味が悪くて、今一つ好きになれなかったが、
今は、その後味の悪さこそがこの映画のメッセージ?かと思う。
時代とともに、何度も見返す度に、見方や感想が変わっていく。
予知はともかく、いろいろな面でこの映画が描いた未来が現実になっていく今、
もう一度見直した方がよさそうだ。
(原作未読)
犯罪が予知できる未来!
まず、タイトルの響きと『犯罪予防局』という本当にありそうな組織の名前が好きです(笑) 青白い?青ざめた?感じの画面もいいし(^-^) この映画の最初の予告編(特報っていうのかな?)を初めて観た時に「映画の予告編てカッコいい!」という気持ちに目覚めました(笑) 大作映画でありながら以外とサスペンスな感じですよね、「殺人」がテーマですしね。 実は悪人だった局長?長官?の1度予知され解決した犯罪と同じ内容で殺人を犯し、プリコグが予知してもエコーでしたっけ? それだと思わせ無事に犯罪を成し遂げるというのは面白かったです!
未来
犯罪が起こる前に逮捕できる世界
ある日主人公が犯罪を犯す映像が…
PSYCHO-PASSのシビュラシステムを思い出した
SFアクションとしては見応え十分
2002年の公開ですが時代を感じさせないスピルバーグの映像テクニックがすごい
いつの時代も間違いは人間から
20年前とは思えない近未来へのワクワク
さすがスピルバーグと言わざるを得ない面白さ。ストーリーも演技も発想も抜群。ちょっとあれ?って思うところもあるけど、そこはほら20年前だし、ってことで許しちゃえる。
2002年公開で、2003年くらいには一度見ているけど、久しく見てみるとほぼ忘れていて、2回目と言えないほど面白く見れた。そして、見ていていくつも驚きがあった。まず、コリン・ファレルが出ていたことも忘れていたし、演技がわざとらしさを感じながら、そこがよかった。ついで、アガサ役のサマンサ・モートンがあのウォーキング・デッドのアルファじゃないですか!ってホントびっくりした。どっちも髪の毛なし役だったけど、検索すると髪の毛あり画像が出てきて、意外に美人ってのがさらに驚いた。あと、後半のホテルのフロント役のひとが、どっかで見たことあるんだけどどうにも思い出せない・・・。
とにかく、20年前に50年先を考えた近未来映画で、話は面白いし、演出も抜群で、出ている俳優もおお!って思える人がわんさか出ている。スピルバーグはホントに魅せる映画を作るのがうまい。
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