マッチポイントのレビュー・感想・評価
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どんでん返し系と思っていたが、そうではなかった。 ただ、最後までど...
あんなにグイグイ行くものなのか 玉の輿を一発でおじゃんにする義兄に...
あんなにグイグイ行くものなのか
玉の輿を一発でおじゃんにする義兄になる予定の彼女に。
引き返せ馬鹿者と憤りつつも、自身の若かりし頃に照らし合わせ、後の面倒事など
吹き飛んでしまうのだろうと同情したり。
しかし、浮気が常態化したあたりで破滅しろと願っていたのは自分だけでは無いはず。
ノラの気持ちが完全にこちらに向き、子供まで授かってしまってから事の重大さに気付く
主人公にもはや同情はできなった。
後はお決まりの死んでもらうしかないという発想になるわけだがラストは破滅することなく
尻切れトンボのような結末、後は視聴者の想像に任せるというわけだ。
物語に引き込まれとても楽しめた。
是非とも次回は怨霊ホラーとして続編を望みたい
ほんとにあった!世界マル秘衝撃ミステリーの豪華版
J:COM字幕版鑑賞。番組案内はエロティックサスペンス…見るしかな...
魅惑的な唇にやられちゃいました
ロンドンに拠点を移してからの映画はオチにこだわりすぎているような気がするウディ・アレン。彼の映画だと知らずに観ていたら、多分つまらないんじゃないかとも思えるストーリー展開なのですが、イギリス上流階級をさらりと皮肉ってみたり、逆にアメリカ人をも皮肉ってるようであったり、嫌味に感じない程度の平凡な流れ。上流階級の人間が観客をも小ばかにしたような態度にはムカムカとしてくるはずなのに、ウディ・アレンの映画だと思えばこそのめり込むことができました。
設定はどうあれ、浮気していた相手が妊娠してしまったため、悩んだ末に殺意を抱くといったよくあるパターンで、中盤以降はドストエフスキーの「罪と罰」をモチーフにした心理サスペンスの展開となってくる。しかも衝動殺人ではなく、用意周到に計画したクリフ(ジョナサン・リース・メイヤーズ)はノラ(スカーレット・ヨハンソン)の隣人に住む老婆をまず殺害してしまうのです。この終盤の展開が案外とスピーディに描かれていたため、罪の意識に苛まれ苦悩するといったシーンが短めなのがいい。逆に序盤が長すぎたようにも感じたのですが、ウディ・アレンがスカーレット・ヨハンソンに惚れこんでいたためなのでしょう・・・
完全に見落としていると思うのですが、オペラや小説など、伏線がいっぱいあったのでしょう。だけど、ドストエフスキーと意外なオチがわかりやすいので、誰もが楽しめる作品になっていると思います。ただ、リングが欄干にぶつかり宙に舞うショットは『ロード・オブ・ザ・リング』かと思ったのですが、これは違うのでしょうね(教えてください)。クリスが一生罪を背負っていくのか、成功者となるのか・・・議論の余地も残してくれたことも素敵な映画かと思います。
【2006年10月映画館にて】
映画史に残るクズ男
アカデミーの?脚本賞ノミネート?
テニスコートのネットを比喩に・・引き込まれる
運がいいのか悪いのか
ウディアレン監督によるシリアス路線。筋はありきたりだが様々な要素を散りばめてるところがウディっぽい。
テニス・ドストエフスキー・悲劇オペラ・ギリシャ・人生に大切なものは運。
ラストどちらに転ぶか予想しながら観てたがハズれ!この決着のさせ方もビターで痺れる。
スカーレットヨハンソンのフェロモンが画面からも漂ってきてた感じ。地位も安定も手に入れた男を狂わせるのに説得力に満ちたお姿でした。彼女にこの役をやらせようと考えたアレンに深く共感します。
魅力的な二人
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