「スカヨハの魔性の女っぷりをセリフだけじゃなくて・・・」マッチポイント カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
スカヨハの魔性の女っぷりをセリフだけじゃなくて・・・
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スカヨハのエロチックサスペンスというテレビ(j:com)の見出しに釣られて観賞。うーん、テニスや卓球のネットインと運河に投げ棄てた指輪が欄干の手すりに当たって跳ね返ったのを掛けた話し。やや強引なモチーフで観念的。運だけで済ませられる話しじゃないと思うんですけどねぇ。
ウッディ・アレン監督作品なのね。なるほど。
スカヨハの唐突な登場は室内卓球場面。白いワンピース姿が素敵。ロンドンにやって来たアメリカ南部出身の女優の卵の役。アイルランド人のプロテニスプレイヤーが引退して、ロンドンで素人相手のテニスコーチを始めたら、コーチした男の妹と仲良くなって、お父さんに気に入られ、娘婿になり、トントン拍子に大会社の重役になっていくが、もともと二股かけてたスカヨハと泥沼になり、他人を巻き込んで、強盗を装った殺人を犯すが、跳ね返った老婆の指輪をたまたま拾った薬の売人が別件で捕まり、すんでのところで警察に起訴されないで、仮面夫婦を装って、セレブ生活を続けましたというゲスな話。アイルランド人や南部出身のアメリカ人に対する偏見も匂う。おじいちゃんだから仕方ない?
スカヨハが私は魔性の女なの。とか、男にとっては特別な女なのよ。とか自分からいう余裕こいたセリフが最初からあって、へぇ~、相当イカれてると思った。
泥沼場面では、ワガママだったけど、まあ、あの状況だとまあ普通じゃないのと思ってしまいました。けっこう可愛いじゃん。
オレ、当事者じゃないからね~お気楽。
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