キング・コングのレビュー・感想・評価
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究極の恋愛映画
キングコングは怪獣映画でもアクション映画でもない、究極の恋愛映画なんだ!とこの映画を見て確信しました。
個人的にはウィリス・オブライエンの特撮も方が好きなのですが、このコングも感情豊かで素敵でした。
キングコング髑髏島の巨神を見てから鑑賞。 ラブストーリー感すごい。...
キングコング髑髏島の巨神を見てから鑑賞。
ラブストーリー感すごい。
髑髏島の巨神はまじでラブが皆無だったなって改めて思いました笑
ただ、
キングコングと美女の愛物語だけでは3時間はキツイというのはありました。どうしても飽きる。
話の筋はしっかりしてるんですが、髑髏島の巨神の方が個人的にはめちゃくちゃ面白いと思いました笑
あのハチャメチャ感と人間達の無力さと話の筋の無さ笑お前ら何しに来たんねんってツッコミいれたくなります笑
映画って難しいなぁ
作り手の満足感と同様に、見る側も満足感で一杯になれる一本
正直長さを感じさせないと言ったら嘘になりますが、でも3時間強、ピーター・ジャクソン監督のこれでもかと言うぐらいの「キング・コング」愛を、十二分に堪能させてもらいました。
きっと「キング・コング」愛に溢れるピーター・ジャクソン監督にとっては、これでも短いぐらい、もうこれ以上削ることができないぐらい、ギリギリの線でもコレだったのでしょうね(笑)
まあ特別「キング・コング」に思い入れの無い私なんかから見れば、 コングが登場するまでと言うか髑髏島に辿り着くまでが長すぎだった印象ですし、髑髏島での騒動もまだまだ削れた印象ではあるのですが、ただ細部に渡って丁寧に描かれたからこそ感情移入度が増して、最後は涙したのも間違いない事実ではありましたから、そこはまあ一長一短と言ったところでしょうか。
しかし十数年経った今見ても、映像に関しては全く持って非の打ち所が無いぐらい、完璧なピーター・ジャクソン流の「キング・コング」を構築していたのではないでしょうか。
夕陽のシーンなんかは、本当にウットリとさせてもらいましたよ。
とにかく映像が美しいから、画的な部分に引き付けられて一瞬たりとも目が離せない、故に疲労感も半端じゃないので、さすがに3時間強は体力的に相当厳しい映画でしたね。
それと出来が良すぎて逆に髑髏島の虫形の生き物なんかは、気持ち悪すぎて吐きそうになりました(苦笑)
それにしても、アンとコングの関係性には心掴まされましたぁ!
まさしく美女と野獣、言葉は通じなくても、気持ちは通じている様子が手に取るように伝わってきて、思いっきり感情移入させられましたよ。
コングのしぐさや表情が本当に細かかったですね、演じたアンディ・サーキスもグッジョブ、一方別役の方でもナイス○にっぷりでした。
まあしかしコングも美女には目がないってことなんでしょうか、アンを演じたナオミ・ワッツは、他の映画で見る姿よりも一段と綺麗だった印象です、アンを守るコングが健気で一途で切なくて、心持っていかれたなぁ。
かの有名なラストのエンパイア・ステートビルのシーンは、もう涙なしには語れません。
その前に氷の池での無邪気でロマンチックな二人のシーンを見ているから、余計に泣けたぁ~。
時間は長くなろうとも、やはり丁寧にこれまでを描いたからこその感動なんでしょうね。
感動だけでなく、島でのスペクタクルなシーンもインパクト大、コングVS恐竜軍団は本当に見応え十分でした。
人間の醜い部分を具現化したようなキャラを演じたジャック・ブラックも意外性たっぷりな嵌り役で印象に残りました。
まあ時間は相当長い映画でしたが、見て損の無い一本でした、間違いなくリメイク成功と言えるでしょう。
コングへの愛が溢れまくり!
怪獣映画の元祖をピーター・ジャクソンがリメイクした超大作。
公開から早10年。もう何度も見てるけど、やっぱり面白い!
初見時、キングコングばかりズルい、誰かゴジラをこんな風に作ってくれないかなぁ…と嫉妬してしまったほど。
全編、ピージャクのコングへの愛が溢れまくり。
それはコングの細かな動作や表情を見ているだけで伝わってくる。
アンをわざわざ立たせて転ばせてウホッウホッ喜ぶ表情は可愛らしく、アンと夕陽を見る表情は哀愁感じる。(パフォーマンス・キャプチャーと、言うまでもなくアンディ・サーキスの名演も素晴らしい)
一転して動き出すと、画面が狭すぎる躍動感。3頭のティラノ型肉食恐竜とのバトルなんて燃える!
本作にはタイプの違う男性キャラが登場するが、いずれも頼りなさげだったり、見かけ倒しだったり、傲慢だったりと、美しいヒロインは居てもヒーロー不在。
…いや、ヒーローはちゃんと居る。コングなのだ。
アンの危機に颯爽と駆けつける格好良さ!
コングとアンの距離が少しずつ近付いていく様子も非常に掘り下げて描かれている。
ラブストーリーとまでは言わないが、これは紛れもなくヒーローとヒロインの愛のドラマだ。
(コングとアンが交流してる頃、男たちは生死の大アドベンチャーという対比が面白い)
先にもちょっと述べたが、ヒロインのナオミ・ワッツが美しい。あの透き通るような白い肌。
傲慢な映画監督デナムにコメディアンのジャック・ブラックを配し、新たな一面が見れた。
ミスター・ヘイズとアンディ・サーキスは脇役ながらいい役回り。(特にアンディ・サーキスは美味しい死に方)
よく3時間は長過ぎる、と叩かれるが、時間の長さなどまるで気にならない。中弛みもしない。
むしろ、この手の映画でお粗末になりがちな人間ドラマがじっくり描かれていていい。
ちゃんと人間ドラマあり、スペクタクルの醍醐味あり、ワクワクするスリルと冒険と迫力あり。
人間の勝手でNYに連れて来られ、人間の勝手で見世物にされ、人間の勝手で殺される。人間の傲慢も抜かりなく。
でも何と言っても、コングへの愛たっぷり。
本サイトでの評価が意外にも低くてびっくりだが、文句ナシ、ボリューム満点のエンターテイメント!
(中盤の巨大虫襲撃がキモいと言われれば反論出来ないけど…)
今度はレジェンダリーがキングコング映画を製作。
果たしてこれほどの作品を作れるかどうか、楽しみでもある。
ただの怪獣映画ではない
残念ながらオリジナル版は観ていないが、今作はリメイク作品の中ではかなり良いものだと思う
上映時間はなんと三時間、なるほど、ロードオブザリングの人か。納得だ。
今作は三つの話に別れる。言葉で表すと以下の通り。
1.夢を叶えるべく、映画撮影のために船旅へ、その中で経験する様々なこと
2.島でのサバイバル、そしてゴングとの出会い
3.キングコング、ニューヨークに現る。
ヒューマンドラマ、パニック、アクションの3要素がひとつの作品に納められている。
三時間もあるので、三要素もあっても無理矢理感は無かった。
ラストはわかっていてもやはりうるっと来る。CGの塊でもそこまで良い表情をされると本当に素晴らしいと思う。
善悪の哲学世界
何をもってしての正しい事なのか、悪い事なのかと言う事を、とても解りやすく表現した作品
この「キングコング」のような本質的な世界の映画は、人によって時に、幼稚さや綺麗事に捉えられる事もありますが、子供から大人まで楽しめるとても良い作品だと思います。キングコングのバトルシーン等、映像も大迫力です。
とても楽しめました。
はたして、愛はどっちなんでしょうね?
監督の作品への愛が感じられる
過去に何度も企画が頓挫してきてやっと実現したというだけあって、全編から監督の作品への愛が感じられる出来。
『ロード・オブ・ザ・リング』から進化したVFXも、芸達者なキャストたちも申し分ないのだけど、自分はオリジナルを知らないし、当然そちらに対する思い入れもない。なので批評家筋が褒めるほどには良さが分からないというのが正直なところ。
それでも3時間8分の長尺は飽きずに見られたし、コングの表情や仕草もGOOD。コングとアン・ダロウの交流にもっと時間を割いてもよかったのではとも思うんだすがね。うじゃうじゃと湧き出てくるクリーチャーはいかにもピーター・ジャクソンらしくて、どうしてもそういうところは描きたくなってしまうのねと(笑
だんだん悪くなるコングの太鼓
1933年の「キングコング」をリメイク。まさに最新技術でリメイクというのが正しいだろう。ほかにはなんの取り得もない。
1976年の作品(ジェシカ・ラング主演)のほうが工夫があって楽しめた。それにしてもピーター・ジャクソンという監督(ロード・オブ・ザ・リング)、短くまとめるのがよほど苦手とみえる。188分はいくらなんでも長過ぎでしょう。その割りに、コングをどうやってニューヨークまで運んだのかは省略してるし。
作るたびに悪くなるから、もういいかげんやめたら!?
美女に殺されたのだ・・・
【2005年 ピーター・ジャクソン版】
まさに美女とコングの『タイタニック』である
上映時間3時間強は 大きく3幕に分けられている
①メンバー集合 船による髑髏島探し
②髑髏島での【巨大昆虫軍団】大襲来
コングvs恐竜の大激闘
③1933年のNYでコングの大暴れ
まずは ①と③で完璧に再現された1933年のNYと
②の【巨大昆虫軍団】の トンデモナイ映像マジック
『ロードオブザリング』シリーズで研究&開発されたCG技術を
さらに進化させた【脅威の映像博覧会】
特に【巨大昆虫軍団】による探検隊襲撃の恐怖!!
子供が見たら間違いなくトラウマになる程のホラー感覚が
現実としか思えない程のリアルな映像で襲い掛かる
昆虫嫌いの方 心臓の弱い方 御遠慮下さい
しかし コングと美女との【淡い恋愛物語】も良い
『ロードオブザリング』で【ゴラム】を演じた彼が
コングの微妙な心の揺れや恋心を繊細に演じている
クライマックスのNY大破戒スペクタクルの後にある
ビルの屋上での夕日を眺めるコングと美女
このシーンがたまらなく泣ける
純粋なコングの心が美女に届いたあの瞬間・・・
そして その直後・・・
ピーター・ジャクソン監督は『ロードオブザリング』【3部作】のクオリティを
【3幕構成】の『キング・コング』1本に見事凝縮させている
心臓の強い方は【巨大昆虫軍団】の恐怖映像がさらに追加された
ディレクターズカット全長版の『キング・コング』もゼヒゼヒ体感して下さい
絶海孤島大猿暴走顚末記
“激ヤセ映画バカ”ピーター・ジャクソン監督、入魂の1作!'33年製作の「キング・コング」を、ほぼ忠実にリメイクした本作。先行上映に行ってまいりましたが…長い、長いよ!でもトンでもない映画だよ!さあ覚悟して観ましょうね!
3時間8分!!確かに長い。長いですけど、観ていて『長すぎる~』とは思いませんでした。ドラマ部分は、ダレさせることなくしっかり見せてくれます(何せコングが出てくるまで1時間20分(!)ほどあります…)し、コングが登場してからのアクションシーンは、スピーディー且つ濃密なこれまで観たこともないような映像をバンバン見せてくれます(特に恐竜の大暴走シーンは、凄まじいです)。もおね、殆んどピーター・ジャクソンの執念(ていうか、怨念?…笑)のこもった映像のオンパレードです。「ロード オブ ザ リング~」で得た富を全てこの映画に注ぎ込んだじゃったんじゃないでしょうか?吾輩、恥ずかしながらオリジナル('33年版)をマトモに見た事が無いままに、この映画を観てきました(観たことがあるのは、“壊滅的な評価”をされているコチラの映画。これでも当時、子供心には結構恐かったんですけど…)が、全然問題なく“現代の一級品エンターテインメント”として観ることができました。俳優陣も、なかなかハマりこんだ演技を見せてくれます(吾輩好きじゃないんですけど、今回のジャック・ブラックはイイ!)し、完成直前にハワード・ショアからジェームズ・ニュートン・ハワードに交代した音楽も問題なく映画にマッチしていたと思います。とにかく観終わったあと『よお、こんな映画作ったな~』と言わしめる超大作でございます。
但し、ピーター・ジャクソンのマニアックな面も全開でございまして…島で出てくる“原始超巨大節足動物”や“超巨大昆虫”“捕食軟体動物”などのシーンは、グロさ満開!(これが結構長い…)ですので、デートなどで観に行かれる際にはご注意ください。ああ、もお思い出しただけでも総毛立ちしますわ…。
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