劇場公開日 2005年12月17日

「監督の作品への愛が感じられる」キング・コング αさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5監督の作品への愛が感じられる

2010年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

過去に何度も企画が頓挫してきてやっと実現したというだけあって、全編から監督の作品への愛が感じられる出来。

『ロード・オブ・ザ・リング』から進化したVFXも、芸達者なキャストたちも申し分ないのだけど、自分はオリジナルを知らないし、当然そちらに対する思い入れもない。なので批評家筋が褒めるほどには良さが分からないというのが正直なところ。

それでも3時間8分の長尺は飽きずに見られたし、コングの表情や仕草もGOOD。コングとアン・ダロウの交流にもっと時間を割いてもよかったのではとも思うんだすがね。うじゃうじゃと湧き出てくるクリーチャーはいかにもピーター・ジャクソンらしくて、どうしてもそういうところは描きたくなってしまうのねと(笑

α