キング・コングのレビュー・感想・評価
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188分あるとは思えない
見終わって知ったが、188分もある。だが飽きない。とくに髑髏島に着いてからの恐竜や昆虫たちとの戦い、迫りくる恐怖から逃げる人、立ち向かっていく人。美女とキングコングが心を通じ合っていく流れは惚れ惚れする。リアルに話を展開するための最低限のことだけ、削ぎ落とせばもっとシェイプアップできる内容だと思うが、そこはこのシーン、やりたかったんだからしょうがない、ここまでやるから許して、見てくれよ、という監督の気概が伝わってくるシーンばかりだった。
単純明快なアクションシーンが好きな私にはとても楽しめた。ラストシーンで死んでしまうと知っているからこその、飛行機との対峙、美女との別れまでのシーンが美しく輝く。
やはり女には綺麗な景色を見せてやりたいもんだ。
飛行機じゃない、美女が野獣を殺したんだ、のセリフも良い。
ただの怪獣映画ではない
善悪の哲学世界
迫力凄いな~やっぱり
3時間という長さですが、眠くならずに最後まで観られました。
最後は残念だけど、きっと現実にこういう事があってもこうなりそうですね、という納得の終わり方です。
監督の作品への愛が感じられる
過去に何度も企画が頓挫してきてやっと実現したというだけあって、全編から監督の作品への愛が感じられる出来。
『ロード・オブ・ザ・リング』から進化したVFXも、芸達者なキャストたちも申し分ないのだけど、自分はオリジナルを知らないし、当然そちらに対する思い入れもない。なので批評家筋が褒めるほどには良さが分からないというのが正直なところ。
それでも3時間8分の長尺は飽きずに見られたし、コングの表情や仕草もGOOD。コングとアン・ダロウの交流にもっと時間を割いてもよかったのではとも思うんだすがね。うじゃうじゃと湧き出てくるクリーチャーはいかにもピーター・ジャクソンらしくて、どうしてもそういうところは描きたくなってしまうのねと(笑
だんだん悪くなるコングの太鼓
美女に殺されたのだ・・・
【2005年 ピーター・ジャクソン版】
まさに美女とコングの『タイタニック』である
上映時間3時間強は 大きく3幕に分けられている
①メンバー集合 船による髑髏島探し
②髑髏島での【巨大昆虫軍団】大襲来
コングvs恐竜の大激闘
③1933年のNYでコングの大暴れ
まずは ①と③で完璧に再現された1933年のNYと
②の【巨大昆虫軍団】の トンデモナイ映像マジック
『ロードオブザリング』シリーズで研究&開発されたCG技術を
さらに進化させた【脅威の映像博覧会】
特に【巨大昆虫軍団】による探検隊襲撃の恐怖!!
子供が見たら間違いなくトラウマになる程のホラー感覚が
現実としか思えない程のリアルな映像で襲い掛かる
昆虫嫌いの方 心臓の弱い方 御遠慮下さい
しかし コングと美女との【淡い恋愛物語】も良い
『ロードオブザリング』で【ゴラム】を演じた彼が
コングの微妙な心の揺れや恋心を繊細に演じている
クライマックスのNY大破戒スペクタクルの後にある
ビルの屋上での夕日を眺めるコングと美女
このシーンがたまらなく泣ける
純粋なコングの心が美女に届いたあの瞬間・・・
そして その直後・・・
ピーター・ジャクソン監督は『ロードオブザリング』【3部作】のクオリティを
【3幕構成】の『キング・コング』1本に見事凝縮させている
心臓の強い方は【巨大昆虫軍団】の恐怖映像がさらに追加された
ディレクターズカット全長版の『キング・コング』もゼヒゼヒ体感して下さい
絶海孤島大猿暴走顚末記
“激ヤセ映画バカ”ピーター・ジャクソン監督、入魂の1作!'33年製作の「キング・コング」を、ほぼ忠実にリメイクした本作。先行上映に行ってまいりましたが…長い、長いよ!でもトンでもない映画だよ!さあ覚悟して観ましょうね!
3時間8分!!確かに長い。長いですけど、観ていて『長すぎる~』とは思いませんでした。ドラマ部分は、ダレさせることなくしっかり見せてくれます(何せコングが出てくるまで1時間20分(!)ほどあります…)し、コングが登場してからのアクションシーンは、スピーディー且つ濃密なこれまで観たこともないような映像をバンバン見せてくれます(特に恐竜の大暴走シーンは、凄まじいです)。もおね、殆んどピーター・ジャクソンの執念(ていうか、怨念?…笑)のこもった映像のオンパレードです。「ロード オブ ザ リング~」で得た富を全てこの映画に注ぎ込んだじゃったんじゃないでしょうか?吾輩、恥ずかしながらオリジナル('33年版)をマトモに見た事が無いままに、この映画を観てきました(観たことがあるのは、“壊滅的な評価”をされているコチラの映画。これでも当時、子供心には結構恐かったんですけど…)が、全然問題なく“現代の一級品エンターテインメント”として観ることができました。俳優陣も、なかなかハマりこんだ演技を見せてくれます(吾輩好きじゃないんですけど、今回のジャック・ブラックはイイ!)し、完成直前にハワード・ショアからジェームズ・ニュートン・ハワードに交代した音楽も問題なく映画にマッチしていたと思います。とにかく観終わったあと『よお、こんな映画作ったな~』と言わしめる超大作でございます。
但し、ピーター・ジャクソンのマニアックな面も全開でございまして…島で出てくる“原始超巨大節足動物”や“超巨大昆虫”“捕食軟体動物”などのシーンは、グロさ満開!(これが結構長い…)ですので、デートなどで観に行かれる際にはご注意ください。ああ、もお思い出しただけでも総毛立ちしますわ…。
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