劇場公開日 2005年12月17日

「188分あるとは思えない」キング・コング りんごえんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5188分あるとは思えない

2014年8月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

幸せ

見終わって知ったが、188分もある。だが飽きない。とくに髑髏島に着いてからの恐竜や昆虫たちとの戦い、迫りくる恐怖から逃げる人、立ち向かっていく人。美女とキングコングが心を通じ合っていく流れは惚れ惚れする。リアルに話を展開するための最低限のことだけ、削ぎ落とせばもっとシェイプアップできる内容だと思うが、そこはこのシーン、やりたかったんだからしょうがない、ここまでやるから許して、見てくれよ、という監督の気概が伝わってくるシーンばかりだった。

単純明快なアクションシーンが好きな私にはとても楽しめた。ラストシーンで死んでしまうと知っているからこその、飛行機との対峙、美女との別れまでのシーンが美しく輝く。

やはり女には綺麗な景色を見せてやりたいもんだ。

飛行機じゃない、美女が野獣を殺したんだ、のセリフも良い。

りんごえん