「Vol.3はアメコミで!?」キル・ビル Vol.2 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
Vol.3はアメコミで!?
前作に比べるとインパクトに欠ける、マイケル・マドセンの活躍に期待したが男の出る幕はない、アクション含めて女性が主役の映画ではあるが、ルーシー・リューが演じたキャラより地味なダリル・ハンナ、主演のユマ・サーマンですら決定的なスタイルがズレた方向に、黒幕を演じたデビッド・キャラダインのビルには恐ろしさを感じない拍子抜けする感覚、ヤクザ映画、チャンバラ、マカロニ・ウエスタン、ショウ・ブラザーズ社のカンフー映画とオタク心を満載にしたジャンルを詰め込んだタランティーノに足りなかったのはシリアスに描く対人間描写の演出か?
その後は『イングロリアス・バスターズ』や『ジャンゴ 繋がれざる者』で緊張感のあるシリアスな場面が印象的になる訳だと、個人的に、タランティーノ全作品の中でワーストになるのは否めない。。。
公開時に桜井薬局セントラル劇場にて鑑賞、確か。
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