「タランティーノの映画愛に溢れる自己満映画」キル・ビル GreenTさんの映画レビュー(感想・評価)
タランティーノの映画愛に溢れる自己満映画
当時、タランティーノの映画はスタイリッシュな扱いをされていたので、これを理解できないと流行に乗り遅れてる、みたいなところがあったが、今観ると自分の好きな映画のエッセンスをこれでもか!と詰め込んだ、タランティーノの映画愛に溢れる自己満映画だと思った。見せ場は間違いなく東京のクラブ?でのウマ・サーマンと日本のヤクザの一騎打ちシーンだと思うが、この「東京のクラブ」は、一度も海外に出たことない田舎のアメリカ人が想像する「トーキョーのクラブ」のイメージみたいと思った。それと、Oren Ishii の子供時代を描く任侠アニメ?が当時も衝撃だったが、今観ても怖かった。ああいう世界は苦手だ。「自己満映画」と言ったが、とても面白いことには間違いない。
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