「道具だからといって、人間の好き勝手をしていいわけではない。」アイランド(2005) みちゃえるさんの映画レビュー(感想・評価)
道具だからといって、人間の好き勝手をしていいわけではない。
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人間の道具として作ったクローンたちに人権を認めるかという問題。この映画では、クローンたちがハッピーになる終わり方をしてたけど、本当にそれが正しいのか分からない。クローンたちは道具になる運命を受け入れるべきなのかもしれない。感覚では良くないけど。結局決め手は感情なのだろうか。でもこれでは、いろんな人がいろんな感情を持つから、良くないことが起こりそう。
こういった答えがない問いが待ってる技術は、そもそも開発するべきではないのだろうか。そうなると、ヒューマノイドも作ってはならない事になる。どうしたら、ロボットや人工生命と人間がうまくやっていけるんだろうか。ロボットやヒューマノイドに知識をもたせた以上、道具として使われることに不満を持ち始めるだろう。だから、人とロボット、ヒューマノイドを対等に扱うべき。ロボットやヒューマノイドを物として扱うことは否定しないが、人が物を大事にしないのは正しくないと思う。
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