「オビワンとブラックウィドウによる良質なSF」アイランド(2005) りんたろさんの映画レビュー(感想・評価)
オビワンとブラックウィドウによる良質なSF
ユアンマクレガーといったらオビワンケノービしかいない。スカーレットヨハンソンはさすがにいろいろいるけど、今だったらブラックウィドウかな。
舞台は2019年。当時からしたら近未来なんだけど、当然?今の世界はこんなに発展してないよ。
空飛ぶバイクのデザインはかなりイカしてるのは、のちにトランスフォーマーを作るマイケルベイ監督と考えると納得してしまう。
クローンもののお約束といえば、本物とクローンが揉みくちゃになって、追っ手に対して本物は俺だ合戦が繰り広げられること。
その解決策はいろいろあるが、今回はどうかな?
SFとしてよくできているが、なかなかエグい表現が結構出てくる。
子どもにはあまり勧められないかも。
クローンたちには余計な知識を与えないよう情報規制されてるみたいで、彼らの知能は15歳以下。
ただ、小学生でもそれぐらい知ってるだろってことも教えられてない。
だから外界の人と会話するとトンチンカンなやりとりになるが、それは結構コメディシーンとしては面白い。
高い酒でもどうだと勧められると、つい上を探してしまう。みたいな。
面白い映画としてあまり名前は出てこないし、話題性の薄い映画な気がするけど、知名度よりは期待していい映画だと思った。
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