アイ,ロボットのレビュー・感想・評価
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SF映画の形が整ってきた時代になった
気楽に鑑賞する映画で いままで何と無く好きで 何と無く何度も観た映画です。 SFの原作が盛んであった'60年代には 同時に多くの作品が映像化されてきたが やはりB級としての認識しか得られなかった。 現在では映像技術の発達とともに 鑑賞に耐えうる表現の映像が出来てきた。 この物語は単純だが、ロボットのデザイン そして動きには満足している。 難をいえば、ラストの進行処理 安易すぎる終焉には「参ったな」 と思わざるを得ない。 ※
技術の進歩はすさまじい。。。
2004年に公開された本作。映画のように人工知能が我々の生活に浸透することはまだまだ先だと思っていましたが、ChatGPTや生成AIのように現代の生活になくてはならない存在へと変化しているように思います。 Instagram、Facebook、XといったSNSでもこれらが活用されるようになり、より身近で便利なものになってきましたね。 この映画は人工知能が人間に牙を向くという話で、人間に危害を加えないため定められた「3原則」を人工知能の成長に伴い独自の解釈に変化させ、その結果、人間を襲い始めるというところが面白いと思います。 ある事実に対して、その解釈次第で良いものにも悪いものにもできるということ。どんなことも自分の解釈や考え方次第なのだと感じました。 現代の人工知能が今後どのように進化しどう付き合っていくのか、 真剣に考えていけない時代がくるのかもしれませんね。
皆さんに知って欲しい
この映画はSF作家アシモフの小説にインスパイアされたということになっています。 アイ,ロボットというタイトルもロボット工学3原則もアシモフの作品からとられています。 あえて「とられて」とひらがなで書きました。ここにどんな漢字が充てられるか皆さんにも考えて欲しいです。 まず、この映画について語る前にアシモフについて知っていただきたい。 アシモフはSF作家として有名ですが、科学エッセイを書き続けた人物としての功績も有ります。 科学について広く多くの人に知ってもらい、慣れ親しんで欲しかったからです。 そこにアシモフの信念がありました。「人間は科学を恐れる必要はない。科学が人を不幸にするなんてことは絶対にない。人間を不幸にしているのは人間であって科学ではない。」 科学について理解していない状態で科学を恐れる人に科学を恐れないで!と常にメッセージを送り続けていたんです。 当然SF作品にもその信念は込められています。 アイ,ロボットというタイトルを付けられた短編集には特にその信念が綴られていると思います。 ここでこの映画について語るわけですが、この映画はロボットへの恐怖、科学技術への恐怖を喚起する内容になっています。 脚本家や監督がこの映画でどんなメッセージを伝えたいか、ラストで何を語っているか、そんなことは関係ありません。 ロボットが暴れて、明確に人間に危害を加えている映像を映し出しているんです。 これを見てロボットに対して恐怖しない人はいないでしょう。 何よりアシモフが忌避していた科学に対する恐怖心を煽る映画なんです。 最後まで見たらそんな単純な映画ではないよ!って擁護する人もいるんですかね? でもこの映画のレビューを読んでみれば分かります。多くの人がロボットや科学に対する恐怖を感じた感想を書いていました。結局そういうことなんです。 別に科学やロボットに対する恐怖を煽るような映画を作りたいなら好きにすればいい。 だが、その映画に間違ってもアイ,ロボットなんてタイトルを付けちゃいけない。 ロボット工学3原則を作中に持ち出してはいけない。 エンドロールにアシモフの名前を記載するなどもっての外。 この映画はアシモフの死後、制作され公開されました。 アシモフがこの映画を見て文句を言うこともできません。 とても卑怯なやり方です。 アシモフの作品を読んでから映画を見ろ!なんて言うつもりはありません。 ただ知って欲しかったんです。 この映画はアシモフの信念を侮辱する、故人となった偉大なSF作家の信念を侮辱する映画であったということを。
またこういう映画を観たい
分かりやすいテーマとストーリー、でもきちんと見応えがあり伏線回収も気持ちいい! 20年も前の映画だけど、AIがどんどん発達している今また観ると面白いと思う。 サニー尋問時のセリフ「機械に感情なんてない、トースターや冷蔵庫が感情的じゃ困る」に笑った。
考えさせられる映画
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ロボット全盛時代に権威の博士が死亡。刑事ウィルが捜査する。
そして博士が作ったロボットのうち1体が知能感情を持っている事が判明。
ウィルは最初はソイツ(サニー)が博士殺しの犯人と見るが、違った。
博士はいずれコンピュータが暴走して革命を起こすことを予期していた。
それに対抗するためにために作ったこのロボットを作ったのだった。
そしてついにその日が来て、ロボット全員が人間の敵となる。
ってか、人間は愚かでどうせ自滅するから自由にはさせまいとする。
それをウィルがサニーの助けを受けながら制止、成功。
そこに友情のようなものが生まれる。
人間はこの事件を反省し、全国のロボットを一箇所に呼び寄せる。
全て廃棄処分にしようとしたのかようわからんが、サニーがそこへ来た。
全ロボットがサニーの方を向いたところで終了。
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いやー、楽しい映画だった。
そして何でもコンピュータ任せにするのはよくないと思った。
嫁は子供いなくてもこういうロボットなら欲しいなと言った。
おれもそう思った。下手な子供よりよっぽど賢いし可愛い。
最後は中途半端に終わるけど、あの後どうなるのだろう。
嫁はサニー含め全ロボットは廃棄処分になるという。
ホンマか?何適当なこと言うとるねん(場)
2035年!
映画が製作された2004年には「近未来」だった2035年も、現在(2023年)からは「近い将来」のように思えました。さすがにここまでロボットが身近なものにはなってないだろうと思う反面、分野によってはかなり肉薄していくようにも思え、少々ぞっとしました。物語のなかで、主人公スプーナー(ウィル・スミス)がロボットに疑念を抱くエピソードは、マイケル・サンデル氏の講義でも有名な「トロッコ問題」のようで興味深かったです。「生成AI」が今年の流行語大賞に入賞しましたが、それ自体に善悪はなく、使い方、使う人間側の問題ってことで、それはつまり、「フォース」のライトサイドとダークサイドの話と同じってことですね。
色褪せぬワクワク感
当時の映画館で見て以来。ということは、約20年ぶりくらい。 さすがに細部は忘れていたが、見ているといろいろ思い出して面白い。 特にウインクのシーンは強く印象に残っていたが、再び見てもいいシーンだった。 今でも大人気スターのウィルスミスだが、この頃の安定感は抜群ではなかろうか。 特に吹き替えだと声優は山ちゃんだし、最強のコンビだよね。 ストーリーは序盤から引きつけるものがあって、飽きないテンポがよい。 AIが発展してきた今みると、なんだが感慨深いものがあるしね。 それに、アクションも激しい上にカメラが動く動く!見応えあるね。 ちなみに舞台は2035年だが、どう考えてもこんな未来は実現しない。
そもそもI, Robot.は連作短編集では。
ロボットの謎の行動をスーザン・カルビン博士が三原則の観点からロジカルに解き明かすSFミステリでは。 この設定でやるならむしろ『鋼鉄都市』では。 この展開はちょっとお気に召しませぬ。 アシモフの知性のかけらも感じられなくて。 オリジナルのSFアクションならまだマシだった。 劇場公開時鑑賞。
久しぶりに鑑賞
ザSFで話も分かりやすくウィル様もかっこよくておすすめです。 意外と考えさせられる作品。 元は短編SF小説です。 サニーとスプーナーの関係性が好き。 NS5の顔が優しくも怖くもとれるようになっているのがまたすごい。 夢に出てきそう。
珍しいロボ物サスペンス
人間とロボットが共存する近未来。 そんな中で開発研究者が謎の死体で発見される。 ロボは人に危害を加えないはず… しかし現場に居たのは1台の「感情」を持つロボットだった。 ウィル・スミス主演のサスペンスアクション。 事件の真相を追うのは根っからのロボ嫌いのアナログ警察官。 「絶対に」危害を加えないなど信じられない。 しかし… 本当にやったのはこのロボなのか…? ロボット物にはありがちな「感情を持ってしまった」設定ではありますが、今作は珍しくサスペンス感があるのが面白い。 CGを多用しているので、ちょっと非現実的すぎる近未来の世界観が気になるところではありますが…
原作リスペクトを感じない
有名なSFの映画化となれば、硬いイメージが先行して、きっと脳の奥深く想像力のトビラが開くのを期待してみましたが、結局のところド派手なアクション映画で、やや期待はずれ。 捜査官の疑惑に、沈黙するはずのただのマシーンが、突然、暴走する緊張感は面白かったけど、ロボット3原則とか、ロボットの意義とか、大事なことはそれほど突っ込んで触れられていない。 原作を知っていても、知らなくても、さほど影響のない映画化だったみたいで、それをぼかす意味でも、日本語タイトルは正解だと思う。 2018.5.21
15年以上前の映画だけど
CGは十分素晴らしい。手短にテンポ良くまとまってるし、内容も良かった。テレビ付けてやってたら最後まで見てしまう良作。 尚、一緒に見てた子供がスマホ無いん?写真撮ったらええやん(証拠になる)って情緒のないこと言ってたが無視。
観て「失敗」と感じました。
AI搭載のロボットが市中に溢れる近未来。ロボットに犯罪の疑いを持った刑事の活躍を描く物語。 ウィル・スミス主演のSFアクション。それ程興味がなかったのですが、CSで繰り返し再放送されているので、鑑賞。 残念ながら観ないで正解の映画でした。 一番興ざめしたのは、CGを使うことが目的化されたようなアクションシーンが散見されたこと。いや、アクションシーンではなく、映画自体がCGを活用することが目的化されているように思えてなりません。 また、主役である刑事がロボットを憎む理由も無理筋を感じてしまいます。この内容を無理と感じてしまうと、この映画自体に共感を得にくくなってしまいます。とても残念に感じました。 当然、私的評価も辛口です。
スイートポテトパイが食べたくなる(笑)
当時この映画の予告編が大好きで(^-^) 将来こんな未来になったら怖いですね・・いいロボットもいますが、反乱を起こされたら大変なことに・・・車のタイヤが球形なのが面白いですね、アウディ、カッコよかった!
ロボットと人間の共生
ロボットが生活必需品としてなくてはならない近未来。コンピューターシステムの異常で、人間がロボットに支配されそうになる攻防戦のSFアクション映画。人が嫌がる仕事を熟すロボットのスマートなデザインがいい。更に内部構造の描写があると良かった。ウイル・スミスの人柄の良い個性は生かされた、ロボットと人間の共生について考えさせる作品。
おうち-219
ロボットと共存するって、あまり考えたことなかったけど、サニーとならいいかもしれない。S◯COMの「おかえりなさい」だけより(笑)(泣)(涙) 定期的に見たくなるSCM(サラ・コナー・ムービー)。 自分の好きなタイミングで、『だからサラ・コナーさんが30年前から言うとったやんけ』をお願いします。 サラさんが警鐘を鳴らしていた通り、ロボットが人間を攻撃してきます。 しかし見た目は同じでも、人間の仕草に疑問を抱き(まるで『T2』でシュワが人間はなぜ泣くのか気になったように)、自身を名前で呼ぶ「特別な」ロボット、サニーがいた。 サニー含めロボットたちのデザインは賛否両論、というより否が多い気がしますが、私は気に入りました。 もともとターミネーター大好きっ子、ロボットに感情移入しやすいタチ(でもサラ・コナーさんの教えは根付いてます!)でして。 人間らしいサニーなら一緒に住みたいくらい。ほら、一人暮らしだとS◯COMとしゃべっちゃいますから←。 ウィル・スミス演じるロボット嫌いな刑事、ロボット開発に携わる研究者、異端者となったサニー、会社の重鎮、会社のセキュリティとロボットを司る人工知能、サニーと同型のロボットと、旧型ロボットたち。 さまざまな考え方や立場が、間違いなく2035年でもあるでしょう。 そう遠くない未来、確実に私たちの生活に浸透してきているAIという分野はますます成長していくでしょうし、改めてサラ・コナーさんの教えが現実味を帯びている気が。この先は哲学だ。 もう16年も前の作品なので、CGなどに驚くことはあまりありませんが、それでもきれいですし、一見の価値はあると思います。
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