ハリー・ポッターと秘密の部屋のレビュー・感想・評価
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当時は分からなかった
ハリーポッターって結構難しいですよね。
30歳になり改めて全シリーズを観たんです。
当時、秘密の部屋をいとこと婆ちゃんと観に行った記憶があります。
世界観や魅力的な魔法、アクションシーンにワクワクしながら観てたけど、ストーリーまで理解してなかったなと。
それでも楽しめるモノでした。
この歳で観た時、そして全ストーリーを把握した上でもう一度観た時に、この秘密の部屋はかなり重要な役割を持つ映画になってますね。
トム・リドル、ルシウス、アバダ...、グリフィンドールの剣、組分け帽、ポリジュース薬、等々ね。
伏線が散りばめられた本当に面白い作品です。
ロンが可愛いのはこの辺まで。笑
ロンが輝いている
この映画まではそれぞれの子どもたちがのびのびと感情豊かに生活・活躍していて、まだ群像劇の趣があります。
そんな中で、三人の中で道化回し的な役を担わされがちのロンの活躍・表情が映画を活き活きとしたものにしています。ロンという人物が物語に深みを与えるのは『死の秘宝part1』ですが、この映画では道化役ぽくもありながらも、ロンの表情を観ているだけでも楽しめます。
1作目より、映画としてのスト―リ―展開がうまく流れていました。それでいて、ホグワ―ツ等魔法の世界満載。ああ、こんな学校だったら面白いのに、と。
本当に細部にわたって、凝りに凝った原作。それを見事にヴィジュアル化した映画です。
階段下部屋からは昇格して部屋は貰えたけど実家では孤立しているハリー。対するロンの温かくも騒がしい家族。物語の中でロンの母親の編んだセーターを皆にからかわれる場面があるけど、そういうセンスでキタか!と唸りながらも笑っってしまう。そんな母がしつらえる、家族メンバーの服のセンスや家のエクステリア・インテリアも見事でした。家族の温かさをハリ―に与えると同時に忘れていた寂しさをも自覚させられます。息子同様に扱ってくれたって、息子じゃないもの。
そしてマルフォイ家のいで立ち・立ち振る舞い。嫌みたっぷりながらも、ダ―ズリー家とは違い、洗練された上品さ。どこかうっとりとひきつけられるものがあります。ドラコが「父上」と尊敬するに値するだけのものがありました。
ロックハート先生も見事です。アピール上手でちやほやされる人っていますよね。うん、この笑顔・立ち振る舞いならちやほやされてもしかるべきと思わされてしまう、一種のカリスマ性をふりまく、ふりまく。そんなロックハート先生に対するミネルバ先生やスネイプ先生のあの表情。そしてあの顛末。笑えます。なんで校長がロックハート先生を雇い入れたのかは私にとってまだ謎ですが(笑)。
屋敷しもべと魔法使いとの関係。
嬉しい気遣いと、大きなお世話。
純潔と混血、マグルからの突然変異。血統に対する想い。イギリスならではかなあ。
称賛、偏見、誤解。簡単に移り変わる人の心。変わらぬ心。
恐怖…。意志の力。
良いことばかりではない魔法。魔法生物。魔法がすべてを解決してくれるわけではない…。
ハリポタは、困難を克服していくだけのファンタジーではなく、作者の明確な意図による人物造形も魅力の一つ。ひとつひとつのエピソードも魅力。突っ込みどころもあるのですが、基本的に流れているのは弱者に光を、ずるいものには罰を。とこの巻あたりは、まだ明確でしたね。スネイプ先生もひいきするけど、本当にここはと言う時は、教員としても公平さと言うか、正義を示すし。
才能や血統で人は計れないという作者の想いには共感します。
でも、マグルに魔法使いが産まれるのなら、反対に魔法使いの家にマグルが産まれることはないのかなあ?魔法使いの家に産まれたマグルはどんな想いで育つのだろうと余計な心配をしてしまう。才能なんて関係ないよとはやっぱり持てる者の言い分?と思いっきり、やっかんだりして。
でも、持てる力を何に使うか、境遇の・運命の悲惨さに負けるか、自分の選択次第。病気とか選択しようがない境遇もあるけど、恨んで生きるか、少しでも意味あるものにしようと思うかで、人生の豊かさは別れてくるのかも。ハリーがダズリー家で過ごした11年でひねくれていたら、ホグワ―ツで親友も出来なかったかもしれないし。
作者ご自身が、一時期不遇な境遇にいらしたとか。だからか、不遇な境遇にいて頑張っている人への応援ともとれるメッセージが盛りだくさん。
謎解きはあるけれど、冒険ファンタジーとしては正直物足りない。まだ敵の存在が中途半端で迫力がない(当然ですが)。
これから始まる壮大な物語の序章であり、いろいろな伏線が散りばめられて、まだ種がまかれている段階。
『死の秘宝part1・2』でさくっと活躍してサクッといなくなる人物に対する思いを理解するためにも、この映画は外せない(って、『死の秘宝part1・2』は総集編だから、どれも外せないけれど)。
まだ世界は闇に染まっておらず、魔法世界の日常が丁寧に描かれていて、その世界に入り込みたくなるような魅惑的な映画です。
カタログビデオ
2は観たことなかったようで。amazon unlimited が格安だったので原作を読んでの初鑑賞。1同様の超絶ダイジェスト。読書直後におじさんが観ても追うのがなかなかに難しい。否、おじさんだから難しいのかな(笑)
原作のイベントが次々に映像として再現されるのでそれらを追認する楽しさはあるのだが読んでないとなにが起きてるのかよくわからんだろうな。読んでてもよくわからんのだから。
原作はこの2の秘密の部屋からぐっと深みを増してくるのでそのストーリーのおもしろさが映像として再現されていないのはやはり残念と言いたくなりますね。
なんせ原作が面白いですから
TV放映していたので、昔映画館で観て以来、久しぶりに鑑賞。やはり面白い。
かなり伏線が多く、見事に回収されていくので後味が良いです。
このシリーズは脚本も映像も原作に忠実に実写化。なんせ原作が面白いのですから、ヘタにいじらなくて正解ですよね。
前作より面白い。 SF要素が盛り沢山で色んな怪物も出て。 少しずつ...
前作より面白い。
SF要素が盛り沢山で色んな怪物も出て。
少しずつ成長していくキャスト達も観ていて感慨深いなぁ。
魔法使いとしての成長や如何に??
第一作から立て続けの視聴のため、初めて観た時のワクワク感のようなものは半減してしまったけれど、各公開のタイミングで観ていたら、間を空けた分きっとまた心が躍る感覚を再確認できたのではないかと想像する。
相変わらず世界観は夢があって楽しい。
一方、もし前作観ずに単発で観たと想定すると、前提となる部分がわかりにくく、映画としては描写不足の印象。細かいエピソードが多く全体的に急ぎ足で展開しまった点は残念。
これに伴い、児童文学だしと敢えて前作では気にせずにいた部分(ストーリー構成やキャラクター設定など)が変に気になってしまったかなぁ…。
基本的には子供たちの心の成長や主役の活躍など分かりやすいトピックに焦点を当てているのかとは思うが、魔法よりは謎解きがテーマみたいになっちゃって、映像迫力だけに映画の価値が逸れてしまった印象。
子供たちが声変わりしててカワイイ。
サスペンス色が強くなってきた!
トム・リドル!
まさに英語の「リドル」は「謎」という意味!
本当に、ハリー・ポッターシリーズでは、
名前がユニークで秀逸なのよね!
いろんなところに伏線があり、
これとこれが繋がってたんだぁ!
って気づく!
あと、ロックハート先生の
おとぼけぶりは面白かった!
トイレが豪華
これが映像化されて一番思ったのは なんてまあゴージャスなトイレだ!
という事で、嘆きのマートルはこんなところに住んでたんだーとびっくり。
日本の学校のトイレとは比べものにならん。
いや どこの国でも ないでしょ。
DVD108円ゲットシリーズ。ファンタジーは難しい。 とりあえずド...
DVD108円ゲットシリーズ。ファンタジーは難しい。
とりあえずドビーがうざい。ハリーを虐げまくるダーズリー家が笑える。
分かったような分からぬようなストーリーは相変わらず。専門用語多すぎ。もう固くなった頭にはつらいのです。
空飛ぶ車とか、蜘蛛に追われるシーンとか、蛇との対決とか、それなりに面白いので見てしまうが、やっぱり分かったようで分からない(笑)
そして何より、長すぎる!
続編はやはり
1作目のヒットで気をよくして、続編を作らねばならないという運命。前作におけるダークな魔法界の雰囲気の良さが半減。少年たちの努力や成長といったテーマも希薄になり、子供向け映画となってしまったような気がする。
面白いのはハリーの右腕の骨が無くなってしまったシーン。トイレに住みつく“嘆きのマートル”もいい。
70
時間の長さからこれまで敬遠していたハリーポッターシリーズ。見てみるとおもしろく時間もあっという間。見応えがあって、伏線もところどころにあって、ハッピーエンドで気持ちよく観れる作品。賢者の石より個人的には好き。次作はハーマイオニーの活躍に期待。
盛り上がらないストーリー。しかも ありがちで矛盾だらけの内容
映画として、物語としての最低限の形は整っている。しかし、それだけだ。盛り上がらないストーリー。しかも ありがちで矛盾だらけの内容。確かにCGを多用した映像は美しいが、それだけではダメだ。
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