グッド・ウィル・ハンティング 旅立ちのレビュー・感想・評価
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あなたは、"誰かのなにか"か、"自分"か。
どんな人生を送ることが幸せなのか?
努力を重ね、素晴らしい賞をもらい、名誉を手にした人生
自分の人生を、愛する人に捧げる人生
稼ぎは少ないが、友人とバーで一生バカやってる人生
きっとどれも人によって"幸せ"な人生だ。どの時点で、どんな理由で、どんな選択をして、その先でどんな人生を歩むことになるか、ライフコースはそうやって人の数だけ分かれている。だから『"幸せ"な人生とはこういう人生だ!』なんて定義することはとてもできない。
ウィルの持つ数学の才能は、数学者として名を馳せたい者からすれば、喉から手が出るほど欲しいものだろう。彼らにとっては友人とクラブやバーでバカやってるウィルの人生なんて"クソ"で何も生産しない"無駄"なものかもしれない。
ところが、友人とバカやってるのが何より"楽しく"て"幸せ"なウィルにとって数学の才能はゴミも同然なんだろう。
この物語における主要人物のウィル、ランボー、マグワイアの3人は各々が自身の人生観を初めからしっかりと持っているが、その3人がぶつかり合い、お互いの人生観の内を明かすことで各々が"自分の人生"とは"別の人生"が、無数に存在していることに気づく。
ランボー博士は序盤、ウィルを数学者として成功させるために、彼のライフコースを決め、彼の人生を"乗っ取ろう"とするが、マグワイアに『彼の人生は君の人生ではない。』とひと蹴りされる。そんなマグワイアも人生をかけて愛した妻を病で失った悲しみから、彼自身の人生を見失ってしまっていた。つまり、マグワイアは"今は亡き妻の夫"として立ち止まり、"マグワイア"としての人生を見失っていたのだ。ウィルは、『もう誰も愛せないのか?進めないのか?素晴らしい人生哲学だな。』と、"自身の人生"を見失っているマグワイアを皮肉る。ウィルは孤児であり、養父からの虐待も経験して以来、"愛されている時、いつの日か捨てられる恐怖"を感じるようになっていた。そのため愛されても、"捨てられる前に自ら捨てる"ようになり、絶対に自分を見捨てない友人を必要以上に頼りにするようになっていた。そんなウィルに、彼の友人は『お前が40年経ってこの街で俺たちとまだこうやって働いていたら、お前のことをぶっ殺してやるからな。』と一言。
他人の人生を誰かが決めてしまえば、
自分は、他人が決めたライフコースに、ただ沿って生きるだけの奴隷に成り下がる。私はそれを"幸せ"だとは思わない。
人は皆、"誰かの何か"だが、それ以前に"自分"であり、"自分の人生"を生きており、"自分のライフコース"決定することができるのは、"自分"だ。
ただし"自分"として、"誰かの人生を決めること"や、"誰かに規定された人生を生きること"はできなくとも、
"誰かの人生を変えるきっかけを与えること"はできると私は考えている。結末として、ウィルもマグワイアもランボーも、誰も自分の人生を押し付けていない。きっかけを与え続け、各々が自ら決断を下す。
"人との出会い"というのは、そのきっかけを絶えず私達に与え続けているのではないだろうか。
本当の自分
幼少期のトラウマで心を閉ざした青年ウィル(マッドデイモン)と妻を亡くし孤独に生きていた精神科医ショーン(ロビンソン・ウィリアムズ)の心の交流を描いたヒューマンドラマ。
心がこんなに揺さぶられた映画は久しぶりでした。
【自分は愛されないのではないか】【嫌われるくらいなら、先に切り捨ててしまおうという】なんていう思いは誰しも抱いたことがあるのではないかと思います。
相手が大切であればあるほど、本当の自分をさらけ出すのが怖くなってしまう。
ウィルは数学の天才で、一流企業がこぞって欲しがる逸材だけど、それは物語を面白くするためのおまけみたいな要素で、本題は恐れず、本当の自分を大切な人にさらけ出せるかどうかだと感じました。
ウィルは本当は自分の才能を活かした事で何かがやってみたい。だから、清掃員の仕事でもわざわざ名門の学校を選んで仕事してたし、こっそり数学の難題を説いたりしていた。それをショーンに指摘されて、ウィルはハッとしたわけですが、親友チャッキー(ベンアフレック)も、多分そのことには気づいていたんですね。
きっと、ウィルは自分は愛されないのではと言う思いから、チャッキーにすら知らず知らずのうちに気を使っていたのではと思います。
だから、チャッキーの親友だから言うけどな、のシーンはとても感動的でした。
ウィルがこの街にずっといて、ずっと工事現場で働いていでもいいと言いますが、それが心からの本心ではない事をチャッキーは感じ取って、親友として背中を押したんですね。
もぬけの殻になったウィルの家に、迎えに来たチャッキーのあの表情は絶妙で。
一瞬涙ぐんだような、寂しさがぐっとこみ上げたけど、あいつやりやがったなっていう、男として親友として、大切な友が新しい場所に旅立っていったことに対しての嬉しさとかが混ざり合ったいい表情でした。
この作品の癒し系キャラ、モーガンの助手席への昇格もよかった笑笑
何回でも観たくなる傑作です。
温かい
人に自分を曝け出すのが怖い主人公の
周囲にいるみんなは主人公のことが大好きで、真っ正面からぶつかってきてくれて、愛に溢れていて 温かい気持ちになった。
よく言われる 自分を愛せないと他人も愛せないの言葉の意味がわかった。
涙と叫びを全て受け止める人を見つかって良かった
「これはあなたのせいじゃない」
大人は幼い頃虐待を受けた子供たちによく掛ける言葉だ、しかし、そんな言葉を受け止めない自分が存在する。
だったら私が今まで受けたのはなんなんでしょう?
私はなにも悪くないのに、なんでこんな目に合わなきゃいけないの?
…
Good Bless Will、彼は心を導いてくれる先生、彼の涙と叫びを包んでくれる人を見つけたんだ。彼は貧富の差に気にせず、真心で接してくれる彼女を見つけたんだ。彼は楽さを追求するだけでなく、彼のために旅立ちをずっと望んでいた、そんな本物の友人に囲まれている。
Willは不幸だ、映画の中で描写の少ない少年時代の虐待はもちろんだが、何より、彼は天才だからです、彼は世界を立ち尽くしても見つからない天才です、フィルズ賞の受賞者は彼の前ではまるでゴリラのようにその智力の差は明らかだった。誰にも及ばない才能を持ち、彼を挑戦できる人は皆この世にいない、彼は永遠に孤独だ。
しかし、Willは幸運だとも言える、彼の持ってる才能、友情、愛情、人が嫉妬するほど美しいものでした。
主人公の友人達
教授の「彼がなぜ友人達を大切にするのか?それは彼らが一緒にバットを持って戦ってくれる仲間だから」的なセリフの時点で既にぐっときていた。
そこから、終盤の友人のセリフ
「おれはこう思っている。いちばんのスリルは車を降りてお前ん家の玄関に行く10秒前。ノックしてもお前は出てこない。何の挨拶もなくお前は消えている。そうなればいい」
たまらない
友の願い
思い出しレビュー16本目。
『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』
この作品で若手スターの注目株だったマット・デイモンとベン・アフレックだが、もう20年も経つとは驚きだ。
マットはどんなジャンルもこなせる演技派となり、ベンはオスカー級の作品を撮る監督であったり、バットマンになったり。
ホント時が経つのは早いもんだ。
それでも二人にとってこの作品は、脚本賞も受賞した才能を開花させた原点だ。
天才的な頭脳を持ちながらも、不良連中とつるむ毎日のウィル。
恋人となる女学生や精神科医(ロビン・ウィリアムス、名演!)との出会いによって、自分の人生を切り開いていく…。
この才能を埋もれさせたままでいいのか。
それくらいの天才児。
かと言って、周囲が勝手に期待をかけるのも問題だ。
一番は、本人がどうしたいか。
本人は、今のままでいい。
それが望みなら仕方ない。
しかし…
ラストのベン演じる親友の台詞が良かった。
いつも通りお前の家にお前を迎えに行くと、お前は居ない。
お前はこんな所に居る奴じゃない。
親友の旅立ちの願いを受けて、青年は…。
「人」から「心」の繋がりへ
主人公ウィルほどではないが、私も人を信用しきれない部分がある。この人は本当は私の事などどうでもよく、上辺だけの付き合いをしているのではないかとか、いつか突然見離されるのではないかとか、人間関係で不安になることがよくある。
しかしこの映画は、そんな自分に、心に突き刺さるような、多くのアドバイスをしてくれた。
ウィルが初めて他人、ショーンに心を開く場面なんかは、有名なシーンなだけあって、とても印象的で心を動かされた。「君は悪くない」、この一言だけでも、固い殻に閉じこもっていたウィルには、本当に重みのある言葉だったと思う。見ている時は、まるで自分に言われているような気もして、とても共感出来た。
また、この映画は、ウィルたちの熱い友情もしっかりと表現していて、特にラストの家に向かうシーンが、切なくともどこか清々しい感じが最高だった。
今では大スターとなる多くの俳優が集結するこの映画は、歴史にも、人々の心にも残り続ける最高の作品である。
よかった
大昔、レンタルビデオで見てスクリーンで初めて見た。ロビン・ウィリアムズは甘ったるい感じが苦手だったのだが、甘さをぐっと抑えて渋くてよかった。マット・デイモンも若々しくてかっこよかった。
ただやっぱり天才が贅沢な悩みを抱いているのが鼻についた。愛着障害で気の毒な生い立ちなのは同情するし、だからこそ人の親切を素直に受け取れないのだろうとは思うのだが、それにしてもしゃらくさい。気持ちをちょっと切り替えるだけで幸福な人生が開けるだけのドラマではないのか。人生経験のなさをロビン・ウィリアムズが言い負かすところがよかった。
タイトルに込められた深い意味に感動!!
見るまでタイトルの意味が全く分からなかった。
何でこんなタイトル??
しかし、見た後、このタイトルの中に
深い意味が込められていることに感動。
最初から良いウィル・ハンティングは
彼の中にあった。
それを信じることが出来なかったのは、
ウィル本人だったということ。
周りにいる人々がそれを信じて、
悩み、苦しみ、傷付き、関わり続けた結果、
ショーンの最後の一押しによって、
本当の自分自身の
生き方、良心、人間性を開くことが出来た。
ここからが本当のスタートが始まる。
旅立ち、いいです。これしかない。
でも原題の深い意味も捨てられない。
原題と邦題を並べている意味が
ようやくわかった。
配給時に担当の方々がかなり苦心されて、
このタイトルにされたんだろう。
その事にも感動ひとしきり。
でも苦労しても、この映画を何としても
伝えたい、そう思ったであろうことが
見終わった後、とても良く分かる。
素晴らしい映画です。
下ネタトークもあり、勧めにくい人も
ありますが、それを補って余りある。
映画史に残る一作です。
ミニーの彼女役もハーバードの個性的な女の子
らしくて、とても良いです。
美人過ぎないところにリアリティがある。
ステルスガルドのサリエリ的葛藤も良かった。
ベン&ケイシーの悪ガキぶりもなかなか良い。
この脚本をこの若い二人が作れたこと、
ガス・ヴァン・サントが監督を受けたこと、
まさに奇跡の一作。
感謝と感動ひとしきりです。
午前十時の映画祭!さすがです。
今後も楽しみ。
Like you say you do?
=自分の意思で動いているのか?
エンディングのこの歌詞がとても心に残りました。
ここまで揺さぶられる映画を見たのは久しぶりです。
過去にあったことが成長するのに与える影響の大きさを再確認させられました。過去の傷は自分のせいじゃないってわかってるけど、割り切れなくて苦悩する複雑さが人間味溢れてて大好きです。
それとウィルは過去から目を逸らし逃げている人物だけどしっかり自分の考えを持っていて彼の言葉はハットするものがありました。 先生の人物像も完璧じゃなく、先生だって同じ悩める人でウィルと対話することで先生も1歩踏み出すところが人と関わる素晴らしさを感じました。 素晴らしい映画に出会えたことに感謝
旅立ち
天才的な頭脳を持ちながらも、過去のトラウマで心を閉じるウィル。素行が悪く、ケンカをして鑑別所に入るウィルだが、大学教授ショーンとの交流をしていく中で次第に打ち解けていく、、、
名優ロビン・ウイリアムズ、味があるなぁ、、、
ショーンの「君は悪くない」のシーンは感動的。
タイトルなし(ネタバレ)
君から学ぶことはない、なぜなら本に書いてあるから。君自身の話なら聞こう、君に興味あるから。ってとこすごくいい。芝居もそうだと思った。最後の手紙のオチも2人の関係が伺えるし、親友の背中を押す姿も最高。君は悪くない、のシーンもマットの崩壊する様も、刺さった。
魂で会話する親友はいるか、など、ことばの重みが暖かく表現された最高の作品。
最後は笑顔になれる
天才的頭脳という設定に引き付けられながら、本題は違うというストーリーが良い。
勿論セラピーによって心を開いていくが、恋人や友達の存在や言葉も大きく関わっていて「君は悪くない」という鍵の言葉とともに「君は一人じゃない」という隠れたもう一つの言葉も聞こえた。
チャックの友情の描き方が良かった。
好き嫌いがあるのでファンの方には申し訳ないが、恋人はミニー・ドライバーじゃなくて他の女優さんだともっと恋愛シーンに入り込めたかも。
脚本に泣かされるう
ロビン・ウイリアムズの「君は悪くない」あんな目で言われたら、主人公と違い、至って普通に生活してきた(笑)自分も号泣しちゃいます。
そして、天才的な頭脳を持ちながらも、愛を選んだ主人公にシビれました。
カッコイイよあなた!
エンディングと共に映しだされる車の後ろ姿…最高です。
It’s not your fault.
「It’s not your fault. It’s not your fault.」
(君は悪くない。君は悪くないんだ。)
この場面で胸が熱くなりました。
ロビンウィリアムズの優しい瞳が印象的です。
ベンアフレックが最後、友の旅立ちを悟るシーンも
最高でした。
全72件中、41~60件目を表示










