「シャウト」ドリームガールズ ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
シャウト
実在の女性ボーカル3人組、シュープリームスをモデルにした、ミュージカル映画。シュープリームスのベストアルバムを持っていたので、どんな内容か興味があり、公開当時に映画館で鑑賞した。挿入歌は全て良かった。サントラ買っちゃったもん。
最初はエフィの歌唱力に圧倒された。パワフルでエモーショナル、歌い上げ系。ジェニファー・ハドソンすごい。だけど、ディーナの歌もいい。カーティスにはコテンパンにやられていたが、爽やかで耳に優しい。黒人が好むエフィ、白人が好むディーナ、って感じかな。小さいマーケットならエフィが強いが、大きいマーケットで勝負するならディーナで、というカーティスの野心が見事にはまった。でも、ビヨンセを下げたままというわけにはいかないので、「リッスン」でリベンジ。安心してください、ちゃんと歌えます。
芸能界と金、薬なども描かれるが、奴隷の立場から白人と同等になるなら、これくらいやらないといけない。反骨精神がベースにあると思うと、同情してしまう。そして、ジミーは荒海を泳ぎきれず、溺れてしまった。
「ワン・ナイト・オンリー」のアレンジを変えると、まるで違う曲になるところが、わかりやすい。プロってすごいなぁ。
フジテレビの放送を録画視聴。
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