プラダを着た悪魔のレビュー・感想・評価
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アン・ハサウェイは魅力的だったが
最後のほうで、会社が乗っ取られるという意外な展開になりそうで、どうなるかと期待して観ていたら、特に波乱は起こらず、主人公は会社を辞めてしまう。結局、紆余曲折はあったが元のさやに収まるというごく平凡な展開だった。「ラ・ラ・ランド 」のように、夢は実現したが、失ったものも大きかった、のほうが私好みかな。
ファッションがテーマの映画なので当然だが、アン・ハサウェイの美貌とファッションは見惚れるだけの価値はあった。
ただ、アン・ハサウェイが演じる役としては、マイ・インターンがベスト1ムービーだ。
自分の理想を追い求める姿に心打たれた
「あの子を雇わなかったら大バカ者よ」
そう言われるほどに努力し続けた主人公。
自分の確固たる夢があれば、全ての努力はその夢へと確実につながる一歩となる。
興味のない業界にも、「でも」「仕方がない」と愚痴や言い訳を並べずに、「自分で決断し」「愚痴ではなく努力」をし続けた主人公。
目の前のことにけして折れずに、未来へ夢を馳せて着実にトライアンドエラーを重ねる姿は、自分もこうありたいと思わせてくれた。
冒頭の、「でも、私はこれが好きだから」「それはあなたのおしゃれの基準でしょ?」といった態度もカッコ良かった。それでいて、信念のためには環境にも適用する。そして、また自分の糧とする。
私もそんな、「信念」と「柔軟性」、「過去の努力からの自信」を兼ね備えた美しい女性になりたい。
お洒落の意味とネイトの存在
もともと好きな映画でしたが、先週の金曜ロードショーを観直したとこら、この映画の見方が変わりました。
近いレビューがなかったので、私なりの解釈を書いてみます。
先に結論を書くと、仕事に対する『覚悟』だと思っています。
まずこの映画はファッションの映画なので(当たり前ですが)お洒落な服がたくさんでてきます。もともとファッションに無頓着なアンディでしたが、だんだんお洒落になっていく描き方が爽快です。出社シーンをワンカットのように画面つないでテンポ良く描いているシーンが特に素敵だと思いました。
このお洒落というのが、単にお洒落に目覚めた、という事ではなく、もう一つの意味があります。それは仕事に対して評価される『覚悟』をもったという意味です。
ファッション業界の中で、お洒落するというのは怖いことです。ダサいと言われたら自分のプライドが傷つき、完全に自分を否定されてしまうからです。しかも業界のトップであれば尚更、才能があるか努力して自信がある人じゃないとできません。
アンディは最初ダサくても仕事ができればいいんだ、と自己肯定していましたが、ミランダに認めてもらいたく、決心して自分を変えたのです。
初めの方はナイジェルが選んでたので、とてもセンスの良く着ていましたが、最後はナイジェルに褒めてもらえるほど成長しましたね。まさにこれはアンディの努力の表れだと思います。
映像にはありませんが、相当ファッションの勉強をして、着たい服を着るため、ダイエットも励んだのだと想像しています。
ファッション業界だけでなく、いま働いている人全てに、その業界の中で闘っているか、問いかけているんだと感じました。
つぎにネイトの存在です。
この映画は恋愛映画ではないですので、ネイトと結ばれることは目的ではありません。ではネイトとは何かというと、過去の自分です。自分の内に秘めた能力は、きっとだれかが評価してくれるだろうと、碌に努力もせず、不満を言ってばかりです。
その証拠に、ネイトは有名な店で働きたいと口では言いつつ、夢に向かって頑張るシーンはありません。そればかりか、唯一の料理シーンでつくるのが、8ドルのチーズをはさんだだけのホットサンドです。なんと料理人のプライドが無いことか。
そんなネイトも身近で努力するアンディを見て気づきます。距離を置こうといったのは、誕生日パーティーすっぽかして拗ねた訳ではなく、イケメンに嫉妬した訳でもなく、何も成長していない自分を情けなく思ったのではないでしょうか。
アンディと別れたあと、一念発起したのでしょう、最後に副料理長になれましたね。
まとめると、働いている人にポジティブなメッセージを送ってくれる映画でした。
高学歴女子がブラック企業でオシャレに働く話
若い頃はこういう働き方がしたかった、と思う。
めちゃくちゃ忙しい、理不尽な要求、でも仕事ぶりでは尊敬できる上司の元で馬車馬の如く働ける、しかもオシャレなファッション業界、恋人はいるけどイケおじとも遊べる、ハッピー。
しかしいい大人になって、初めてこの映画を見た今、ただのブラック企業で働く女の子の話だった。
そして変化することへの周囲からの痛い目に、驚かされる。
変化はそんなによくないことなのか?
芋女が(アンハサウェイは美人だが映画の扱いでは芋)ファッションを好きになってはだめ?
確かに、序盤はかなりファッションをバカにしていたが、徐々にその世界にはまっていっただけなのでは。
中盤はイケおじ作家からのお誘いも断っていたし、この業界ならパーティーへの参加だって仕事のひとつ。
恋人が君の恋人は電話の相手だとかいって女々しかった。女が男に同じ台詞を言ったらこれだから女はなどと言われるのに、、、
釈然としない気持ちのまま見ていたらテンポよくあっという間に物語は終盤へ。
最終的に、私のやりたいことはこれじゃない!と思う瞬間は面白かった。
でも仕事は最後までやってからやめないとダメ、社会人なら当たり前のこと!!あと洋服代どこからでてるんだ!!
ミランダ、洋服とバッグを投げるようにおくのはやめて、ファッションのこと語るくせに全然モノを大事にしてない!!
等言い出したらキリがない。
でも、屋外の映画イベントでお酒飲みながらだらーっとツッコミいれながら見るといいんだろうな。
痺れる!!! 純粋&かっこ良いい!!!
女の子可愛い❤️ メリル格好いい自分も担当教官が女性でめちゃ怖い人だったメリルとちょっと違うタイプ
女の子の憧れの仕事を奪い合うとか長年のナイジェルはちょっと可愛そうだった。ビジネスの厳しさというか。でも主役の女の子は純粋で真っ直ぐ。
クリスチャンは、恋人ネイトと別れた後にパリで出会い付き合うかに見えたけど、自分の上司ミランダが編集長を解任されると知り、クリスチャンでなく、ミランダに一生懸命伝えるべくミランダ=自分の仕事である上司を選ぶ
そして最後、ナイジェルがパートナーになれない世界と知り、転職して元恋人ネイトの元へ凄い純粋なストーリー
ミランダはそんなアレクサンドラへ次の転職先に彼女を雇わないなんてあり得ないと言って送り出す
女の子とミランダの関係も最高に素敵
メリルストリープ最高に格好いい。こんな世界で生きている人がいたらホントに👀〰️💕😍💓💓憧れますね
大きな瞳のアン・ハサウェイがキュート 💕
抜群のプローボーションのアン・ハサウェイが美しくお洒落で愉しめました。
カリスマ編集長役のメリル・ストリープが、仕事上で見せる表情と、プライベートで見せる表情とを巧みに演じていました。
悩める彼女の姿に共感するトップに立つ女性、多いかも知れませんね。
主人公のラストの決断は有りとしても、あのタイミングでのポイッ、には賛否有りそう 🤔
日テレを録画にて鑑賞
Your decision
ビジネス英語を学ぶ良い教材と推薦されていたのをようやく観た
ミランダの言い回しはビジネスシーンでとても言えないが、覚えたいと思ってしまう
アンディはへこたれない性格が好感を持てる
腰掛感覚だったり、仕方なかったが口癖で愚痴をこぼすところが
周りの人たちとの関わりで変わっていく
最後は誰もアンハッピーでは無いところが清々しい
心に残る台詞
No, no. That wasn’t a question.
But...I’m smart
全てはここから始まる
I can get another girl who’ll take your job in five minutes. One who really wants it.
Andy, be serious. You are not trying. You are whining.
And what they did, what they created, was greater than art. Because you live your life in it.
That’s your answer for everything lately: “I didn’t have a choice.” Like this job was forced on you, like you don’t make these decisions yourself.
You know, I wouldn’t care if you were out there pole-dancing all night, as long as you did it with a little integrity.
By all means, move at a glacial pace.
You know how that thrills me.
I got a fax from Miranda Priestly herself, saying that of all the assistants she’s ever had, you were by far her biggest disappointment.
And...if I don’t hire you, I am an idiot.
You must have done something right.
ただのアン・ハサウェイのPVだ、これ!
一流ファッション誌の編集部に就職したアンドレアが、悪魔の様な編集長ミランダの元で働くことにより成長していく様を描くヒューマン・コメディ。
鬼編集長ミランダを演じるのは『クレイマー、クレイマー』『永遠に美しく…』の、レジェンド女優メリル・ストリープ。
主人公アンドレアを演じるのは『プリティ・プリンセス』シリーズや『ブロークバック・マウンテン』の、後のオスカー女優アン・ハサウェイ。
アンドレアの職場の先輩エミリーを演じるのは『マイ・サマー・オブ・ラヴ』のエミリー・ブラント。本作は彼女のハリウッド進出作でもある。
アンドレアのメンターでもあるファッション・ディレクターのナイジェルを演じるのは『ザ・コア』『ターミナル』のスタンリー・トゥッチ。
第64回ゴールデングローブ賞では、メリル・ストリープがミュージカル・コメディ部門に於いて主演女優賞を獲得している。
数々のノリの良いポップスが映画を彩る、基本的には楽しい感じの映画。
舞台がファッション雑誌の編集部というだけあって、登場するファッションは皆オシャレでついつい目を奪われてしまう。
また、メリル・ストリープとスタンリー・トゥッチは非常に素晴らしい演技を見せてくれる。
なんとなく楽しそうな感じがする映画で、実際観ているとなんとなく楽しいのだが、はっきり言ってものすごーく薄っぺらい。
仕事を頑張る私。頑張りすぎて彼氏と別れちゃって悲しい…。けど、パリは楽しー♪
ついついブロンドヘアのイケメンと一夜を共にしちゃうけど、やっぱり彼氏のことが大好きだからよりを戻しちゃお💕あ、仕事は上司がクソだからやっぱ辞めるわ。
なんだこのストーリー…。なんかいい話風な感じで締めくくられてたけど、こんなんで感動するわけないだろが!
とにかく描かれるのはアン・ハサウェイがドタバタするコメディ場面だけ。
大体アンドレアの仕事は『ハリー・ポッター』の新刊探すだの、ミランダの飛行機手配するだのコーヒー買うだの、全然ファッション雑誌の編集部としての仕事しとらんやんけ!
こっちは一流ファッション雑誌の編集者として成長する主人公が見たかったのに、ただただアン・ハサウェイがオシャレになっただけやんけ…。
アンドレアの彼氏にしろ職場の先輩のエミリーにしろ、アン・ハサウェイの引き立て役にしかなっておらず、人物描写に深みもクソもない。
大体アンドレアのことをダサいだの太いだの散々貶していたけど、全然太ってないし、たしかにファッションはちょっと野暮ったいけどあれだけ可愛い女の子なら何着てても普通に可愛いわい!
アン・ハサウェイが主人公である以上、この設定には無理があるのでは?
キャラクターとしてはアンドレアよりもミランダやナイジェルの方がよっぽど面白い。
ナイジェルの放った「君は全く努力していない」という台詞は核心をついた良い台詞だし、子供の頃からの憧れである「ランウェイ」で働いていることに対しての誇りが感じられる人物造形は大変良い。
クライマックスでの彼の落胆ぶりには、やはり感情移入してしまう。
ミランダも非常に面白いキャラクターだった。
ただの理不尽なババアかと思いきや、ラストでの狡猾な策士ぶりにはついつい舌を巻いた。
彼女の過去やプライベートなど、深く描いていけばもっと面白くなっただろうと思うと残念。
はっきり言ってアン・ハサウェイをいかに可愛く撮るか、そこだけを追求した映画であり、内容は毒にも薬にもならない。
アン・ハサウェイはすごく可愛かったので試みは成功しているといえるが、わざわざ有難がって見る様な作品では断じてないと思う。
改めて。
改めて、三人の女優の演技力を見て感動した。
まずはメリルストリープ。
さすが大女優だわ…では済まないくらいの演技の幅を見せつけられた。
出勤するだけで恐ろしがられるトップの人間から、実は家庭問題で悩める一人の女性、またラストでは旅立った若者を見守る母性、と思いきや次の瞬間には「go.」と冷たく言い放つ。
一コマ一コマの表情がここまで違うのか。
この人は彼女の役柄をよく理解している。だからこその表情。その役柄を自分の中に探して演じるタイプなんじゃないかな。
次にアンハサウェイ。
うん、どんなファッションでも似合っちゃうね。いつもの皆様が嫌いな鼻につく感じは出てなかった気がする。
そして、エミリーブラント。
彼女がいなければきっとここまでの良作にはなっていないであろう。
それほどに素晴らしかった。「嫌なやつだけどどこか憎めない先輩」を体現していましたな。彼女が泣きそうになっているとこちらまでウルウルしちゃうよ。
さて、何回も鑑賞しているくせに分からない点がある。
「何故、アンディはあのタイミングでアシスタントを辞めたか」ということである。
ラスト、展示会へ向かう車の中での会話がヒントだろう。ざっくりいうと
ミ「あなた、私に似てるわ、人よりも自分の決断を優先する」
ア「私は違います」
ミ「もうエミリーにしているじゃない」
ア「あれは仕方なく…」
ミ「でもあなたの決断はこの世界では正しい行いよ」
ア「この世界が、あなたのような生き方が嫌だったら?」
ミ「バカ言わないで、誰もが望んでいるわ、この生き方に誰もが憧れているのよ」
そう言われたアンディは車を降り、展示会場とは逆のほうへ歩き出す……
単純に解釈すれば、本当にこの世界を嫌だと思っていたので辞めた、が正しいだろう。そして自分らしい格好をして、自分のしたかった仕事に就く、という流れもその理由からだろう。そしてその世界のトップと同じ行動をとりたくなかったためか、彼氏の元へ行き謝罪をする。
本当にそうなのか?アンディは単純に今までの生活に戻っただけ?
そうじゃなく、もうあちらの世界の総てを知った今、彼女は次の世界(出版業界)へ行くことでさらにネクストステップに進もうとしているのでは?
つまり、嫌な人に仕えるのが嫌になったからでなく、自分がもうあの人に仕える分際ではないと知ってしまったからではないのかな。そう見ると、余計にエミリーが悲しく見えるな…幸せになってほしい…
なんかよくわからない。本当に。
ミランダが嫌になったから辞めたのなら、あそこまで続いていたのが奇跡じゃない?もうとっくに辞めててもおかしくないでしょ。
だから、出版業界のミランダになる!が正しいラストの解釈だとおもうんだよなあ。
てか一般的な解釈がそれだったらどうしよ。
All right everyone, Gird your loins! 頑張る女子映画の元祖かも?
一人で勝手に「アン・ハサウェイ強化月間」の第八回は「プラダを着た悪魔」です。やっぱりアン・ハサウェイの代表作と言えばこれかなっと。アン・ハサウェイが若々しい新人アシスタントを演じてブレイクした本作。中盤ファッションに目覚め次々と衣装をチェンジしていく姿は見応えありました。
ただねぇ、メリル・ストリープ演じるミランダが嫌なヤツ過ぎて全然好きになれないんですよね。もう最初っから最後まで一貫してクズ。アンディが頑張る姿よりそっちにイライラしてしまうので、全体的な評価は低めです。カリスマ性があるのかも知れないですが、あんなワガママな人間全く尊敬できないし、仕事では付き合いたくないタイプでした。ってか特別にミランダが仕事できる人間の描写がなかったので、嫌な人間の側面が余計に目立ってましたね。まぁ、嫌な人間を嫌な感じに演じたメリル・ストリープはやっぱり上手いんだなっとは思いますが。
何気にエミリー・ブラントが出てるんですね。役名も同じエミリー。まだ有名になる前でしょうか?楽しみにしてたパリに行けず事故ってしまってちょっと可哀想でした。
最近ではよく見る頑張る女の子ムービーなのですが、やっぱり本作は元祖な気がします。多分調べれば昔も沢山あるのかも知れないんですけど、仕事で悩む女子で映画が作られるようになったのって意外と最近の事なのかもしれません。最後にアンディとミランダが認めあったような感じになってたのは謎でしたが、ファッション業界知らなくても楽しめる作品でした。
さて、1ヶ月で合計八作品観た「アン・ハサウェイ強化月間」。美形な顔立ちに目が行き勝ちですが、アン・ハサウェイって意外と芸達者な役者さんなんだなぁっと改めて思いました。これからも色んな作品で観れる事を楽しみにしています。
新人OL成長物語
悪魔とあるがメリル・ストリープが演じるとメリハリが出て善い人と思えてくるから不思議だ。原作者のワイズバーガーはヴォーグ誌で編集長アシスタントの経験があり、よほど辛い体験をしたのか悪魔を人間的にしたメリルの演技には不満を持ったようだ、ファッション業界は派手な反面、支える裏方は大変なのだろう。
昔、電車の中でOLの愚痴が聞こえてきた、「部長がさあ、自分で忘れた封筒をすぐに届けろと言うのよ、それが人にものを頼む態度かよって言ってやりたくなったわ」思わず苦笑してしまったことを思い出した。新人類なんて流行語もあった時代の話だが職場の人間関係は難しい。
頑張っても結果が出せず愚痴をこぼすアンドレアにスタイリストのナイジェル(スタンリー・トゥッチ)の助言は辛辣だが的確だ、おかまキャラが発すると説得力が増すから不思議、業界人にゲイが多いのも必然性なのだろう。
業界に染まることで友や恋人とも気まずくなるが転職を決めたのはミランダ(メリル・ストリープ)に将来の自分の姿を垣間見た怖さや誠実に生きたいということなのだろう、新人OLの成長物語でした。ただ、映画の主役はアンドレア(アン・ハサウェイ)の筈だがメリルが主演女優賞候補(第79回 アカデミー賞)というのも解せません、助演では?
心がスッとなる映画
小さい頃大好きで、何回も何回も観た映画。
10年程たった今、どうしてあんなに好きだったんだっけ、と思い鑑賞。
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アンディは毎日ハイレベルな要求をこなし努力しているのにミランダに認めてもらえない、と愚痴をこぼす。
しかしその「愚痴ばかり」の姿勢を諭されることで、自分を改め、段々と周囲にも認めてもらえるようになり、ついには第1アシスタントにまで上り詰める。
ところが、この生き方でいいのか、本当は何がしたかったのかを問い詰め、最後には、新たな一歩を踏み出す決意をする。
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最後にはアンディとミランダがお互いの生き方を認め合う描写があり、そこがなんとも印象的だった。
1番記憶に残ったのは、仕事の姿勢を変えてからアンディが段々と綺麗になっていくところ。
最初と最後を比べると、内なる美とはまさしくこの事か、と思うくらい綺麗になっている。
その、女性として、心の変化が美しさへと繋がっていく姿が、幼い自分に刺さったのかなと思った。
今、仕事に向き合う年齢になってからの感想としては、
何を選んでもいい、自分の信じる道を進めばいい、
と背中を押してくれるような映画だと感じた。
アンディは、結果的にはランウェイでの仕事は自分の信念とは違ったわけだが、そこで多くのことを学ぶことで、自分を磨き、信じる道を再確認することができた。
回り道も決して悪いことではない。自分がその道で何を学び、考え、どう進むのかが重要なのだと、そう改めて感じさせられる映画だった。
もし、「この道が間違っていたら?自分の選択は正しいのか?」と悩むことがあったら、またこの映画を観て、勇気を貰いたいと思う。
強く、美しい作品であった。
面白かった!
最初は全く認められたかったアンドレアが、最後、ミランダからのFAXで認められていたと思わせられるシーンがとても良かった。ついミランダが大好きになってしまった。笑
でも、個人的に一番評価して欲しいのはエミリーちゃん。どんなに辛いことが起きても、諦めず頑張る姿にリスペクト。いつかはエミリーちゃんもパリに行って欲しいと願う。
最終的にランウェイの皆さんにはこれからも頑張って欲しいと思いました。あ、おれも仕事がんばろ。
できる女性達
マイインターンの影響でこちらも鑑賞。
自分が想像してたラストと違ってちょっとびっくり。
てっきり、ファッションの世界の魅力にとりつかれて、編集長と一緒にこれからも駆け上がっていく、っていう感じかと思ってた。
最後の最後で、自分の世界はここじゃないと、きっぱりわかったのだろうか。
華やかな世界に浸りつつも、自分らしさと葛藤する姿が印象的。
きらびやかな仕事、頑張る恋愛、オシャレなファッションと女子に人気のある映画ってのがなんとなくわかった。面白かった。
男からすると・・・
全力で働く女性が、ドンドン仕事をこなせるようになっていき、今まで想像もしなかった世界へはまり込んでいくが、後から、大切なものは、また人それぞれだ。的な感じはよかった。
が、しかし、男の完成からすると、女性のファッションにさほど興味がないからだと思うが、女性の服装が変わっていって、化粧がケバくなっていく度に、彼氏からすると微妙だろうなという映画。
挙句の果てには、別れてすぐ後に、一晩だけの体の関係を持って、やっぱ違うわーって、元カレとよりを戻すあたりが、かなり「何だそれ」感がある。
オシャレな映画
とてもオシャレで可愛い映画!アンハサウェイが最初から最後まで綺麗すぎる!!✨
ファッションに興味のなかった主人公にとってのミランダは一体なんだったのかなぁと思った。ミランダの凄さや尊敬できる部分が「凄い人」「怖い人」「有名な人」といったことだけで表現されているような気がしてあまりよくわからなかったなぁ。
厳しくわがままな上司に懸命について行き、こんな上司にも人間味があるのだと情が出てくるも結局主人公の得られた者ってわりと普通?な気が
オープニングは大好き!!
久しぶりに観たけどやっぱりいい!
誰もが憧れるミランダのアシスタント。
そんな輝かしい場所に、何も知らないアンディが1人放り込まれる。
ミランダから自分の努力を認めてもらえず、
愚痴ばかり並べていた彼女。
だが、「ランウェイは、ただの雑誌ではない。君は努力をしていない。それなのに、愚痴ばかり。」と言われ、
仕事に邁進するように。
やがてミランダや周囲に認められ、
第1アシスタントのポジションを掴むまでになるが、
それはアンディの望んだ生き方ではなかった。
結局アンディはランウェイを辞めることになるが、
ミランダはアンディを認め、
アンディはミランダを認めている。
ラストの2人の向かい合うシーンがすごく素敵!
それぞれの生き方を、これからも邁進していくのだろう。
清々しい作品
ランキングサイトでも度々1位であったので見ようと思っていました。
実際に見てみると清々しい作品でした。
人によっては最後に不満を覚える人もいるらしいですが満点の作品と思います!
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