プラダを着た悪魔のレビュー・感想・評価
全293件中、21~40件目を表示
ダサい恰好をしていたアンドレアが一気におしゃれになってエミリーを差...
ダサい恰好をしていたアンドレアが一気におしゃれになってエミリーを差し置いて編集長に認められていく過程は気持ちがよい
似たもの同士
ストーリーにチープさがなくていい。
クルエラとテーマは似ているけど話の展開が大分違う。
上司が人格者ですごくいい。人を殺さないところがベスト。プラダを纏う悪魔かと思ったけど悪魔の皮を被ってる、が正解。登場人物が全員いいキャラしている。
恋や友情より仕事を取りますエンドかと思ったら全然違った。ミランダが選んでいた可能性がある未来をアンディは選んだのだと解釈。
好みのストーリー展開や映像、アン・ハサウェイとメリル・ストリープに敬意を込めて星5で。
仕事に対する情熱、誇り、姿勢を学ぶことができる素敵な映画
上司との人間関係や仕事の苦悩などの葛藤もありながらも挑戦を繰り返し、
恋愛もファッションも人間関係も全てにおいてストーリーの中で磨かれ、
綺麗で華やかで美しいな女性に成長していく主人公がカッコいい!
特に仕事に真摯に打ち込む姿勢がとても素敵だと感じました。
いざという時に私はどのような選択を取るべきなのか。
私にとって本当に大事なものは何か。
どのような人生を求めているのか。
私自身も考えさせられる映画でした。
成り上がっていく過程でチャンスを掴み取ることや
成功する基準に食らいつくことは必要不可欠だと考えているため
自分を投影しながら映画を見ると、最後のシーンには少し違和感を感じましたが、、、。
総じてとても素敵な映画だと思います。
是非、多くの方に見ていただきたいです。
何度観ても素敵です
公開当時に劇場で観てDVDも何度も借りて、そして今回、Netflixで配信されていると知り久しぶりに鑑賞しました。
アン・ハサウェイがめちゃくちゃ可愛い!
この作品でアン・ハサウェイ推しになりました。
一番好きなシーンは、ナイジェルに
「甘えるな」
と一喝されて、覚醒めるところ。
自分の至らぬところを指摘してくれる人が身近にいる事は本当に有難い。
努力に努力を重ねて掴みかけたものをぽっと出の女の子に奪われてしまった先輩アシスタント·エミリーの気持ちはよく分かる!
そりゃ嫌味のひとつでも言いたくなるよ。
目が楽しかったので
ここで衣装変わるぞ!?変わったーwみたいな楽しみ方をしてしまった。冴えない女→イケイケ女に変身した時は感動した。主人公最強系、良い あとしごでき。
浮気したのになんかちゃっかり許されてるのは気になったけどまぁワンナイトを許す許さないなんてそのカップル間の話であってこっちが決めることじゃないしいいかと頭を空っぽにしてみました。深いストーリーというよりは浅いけどその浅さが良かった。ただただ綺麗。
一見ファッション映画
一見華やかなファッション業界とアン・ハサウェイを楽しむファッション映画だが、その実、ファッションなんて下らない、人間中身が大事と青臭く考えている若者の仕事を通した成長の物語。メリル・ストリープ演じる編集長のパワハラまがいの扱いから、仕事をする上で大切な事を少しずつ学んでいく姿が楽しい。優秀ゆえに気に入られ理不尽な目に遭う姿はなんか分かるし、それを乗り越えた先にある編集長の信頼と愛情。ラスト、遠目で互いに視認するも、そのまま車を出す編集長が何からしかった。いい映画だと思う。
悪魔との契約
旧作なのにネットフリックスの映画ランキングに入っていたので見た。
ジャーナリスト志望だったアンディ(ハサウェイ)がファッション雑誌“ランウェイ”のアシスタントとして雇われ編集長ミランダ(ストリープ)からさんざんな扱いをうけることと並行して恋愛面で気移りがあったりの所謂トレンディドラマが展開する。
すでにひと昔で、まだスマホがない。横柄さにも容赦がない。悪魔とは言えどもハラスメントに介意するこんにち的には上役の傲慢を描くならもっと釈明をつけるだろうと思う。
典型的なロマンチックコメディで、アンハサウェイ&メリルストリープとファッション業界が組み合わさりキラキラした絵になっていたが個人的には彼女らが何をしているのかさっぱりわからなかった。笑
劇中ミランダがファッションのトリクルダウン効果の説明をする長いセリフがある。このシーンは「セルリアンセーターのスピーチ」と呼ばれ映画の白眉に位置づけられている──とwikipediaのThe Devil Wears Prada (film)に書かれていたが、ミランダのセリフからは言いたいことがわかりにくかった。ただしトリクルダウン効果の説明を見てセリフの意味がわかった。
『それは、ファッションは社会の上流階級から下層階級へと垂直に流れ、それぞれの社会階級はより高い社会階級から影響を受けるというものである。この拡散のダイナミズムを後押しするのは、相反する二つの原理である。下位の社会集団は、上位の社会集団のファッションを模倣して取り入れることで新しい地位を確立しようとし、上位の社会集団は、自分たちを差別化するために新しいファッションを取り入れることでそれに応えようとする。このことが無限の変化のサイクルを引き起こし、絶え間ない革新のプロセスの中でファッションを前進させるのである。
このようなダイナミズムのため、当初は、ある製品は非常に高価で、裕福な人しか買えないかもしれない。しかし時間の経過とともに、一般大衆が購入できるほど安価になるまで、価格は下がっていく。』
(wikipedia、Trickle-down effectより)
なるほど!
ミランダはアンディの着たダサいセルリアン(そら色)のセーターを見て、ファッションとは無関係と思っているセーターがじっさいにはモードの中心地からでてきたものであること(トリクルダウン効果)を説き明かし、ファッション業界を軽視するアンディを諫めたのだった。
しかし思うにトリクルダウン効果やファッション業界における原動力は「蔑視」である。
いみじくも『下位の社会集団は、上位の社会集団のファッションを模倣して取り入れることで新しい地位を確立しようとし、上位の社会集団は、自分たちを差別化するために新しいファッションを取り入れることでそれに応えようとする。』とある通り、服装(見た目)から上位や下位を判じたり、差別化のためにファッションに執心するのはそれによって値踏みされるからに他ならない。
着衣で判断する業界の上役が傲慢なのも合理であり、すなわちプラダを着た悪魔はファッションにたずさわる人間の選民意識が表徴されている──と思えるところがあった。
結局、悪魔とはミランダに対する悪言ではなく、むしろ弁護になっていて、尊大さを決して悪びれないミランダを悪魔だから当然──と開き直らせている。
パワハラとしてカウントされる言動を悪魔だからと弁解した映画だったように思うが、アンディがミランダに魂を売ってしまわなかった(悪魔になりきれなかった)ことが道徳的判断になってタイトルがさらに生きた。
エミリーブラントがいい。
ブラントの来歴を見ると世界的ブレイクのきっかけがプラダを着た悪魔──となっていて、シーンスティーラーと目されたばかりでなく、ストリープは撮影後にブラントを「おそらくこれまで一緒に仕事をした中で最高の若手女優」と評したそうだ。
確かに顧みるとアンハサウェイはわりあいどこでも同じアンハサウェイだがエミリーブラントはいつもちがうエミリーブラントである。いずれも本作より後だが器用さを見込まれFull Metal BitchにもFBI捜査官にもメリーポピンズにもなれる。ここでもぴったりな先輩らしさでアイシャドウ同様に濃い印象だった。
imdb6.9、RottenTomatoes75%と76%。
観客を非日常に導くのが上手かった!!
過去に「ヴォーグの女王アナ」を題材にしたドキュメンタリーを観たので、入り込み易かったかったです。観客を非日常に導くのが上手いと感じました。特に前半の、周囲が良くも悪くもお高く止まった感じでの言葉のシャワーが良かったです。しかし、辞めるのが早すぎる気がします。夢が覚めてしまいます。
アンディが有能な秘書になっていく過程で、彼氏が浮気せず一途にアンデ...
アンディが有能な秘書になっていく過程で、彼氏が浮気せず一途にアンディを思うところが今作の最大の良かったポイント。
あとからそのことを考えると、じわじわと感動できる。
キャリアウーマンの家庭や子供の問題は永遠のテーマだと思った。
ハリーポッター新作の未発表の原稿が手に入ることに驚いた。
アン・ハサウェイの青いセーター姿もかなり好きです、個人的に。
何がしたいのか
ジャーナリストを目指してファッション誌?
そこからしてよくわからない。
1年耐えれば何にでもなれる、と頑張るアンドレア。
「仕事が一番」と言いながら耐えるエミリーの方が健気だったな。
怪我からちゃんと復帰して仕事してるし。
ファッションの仕事が本当に好きなんだな、と。
一方メガネのおじさんに愚痴をこぼし、甘えて衣装を選んでもらうアンドレア。
みんな自前じゃないのか?
ブランド服が簡単にもらえ、化粧もしてもらえて。
ミランダガールではなく超ラッキーガールでは?
挙句にパリで浮気?(正確には別れたあとなので浮気ではないが)
結局最後は携帯ポイって…ね。
真面目なネイトがかわいそうだわ。
鬼だけど、抑えたトーンで話すミランダは素敵だったな〜
最後までカッコいい。
◇女の職場でのサバイバルメソッド
完璧主義者が率いる職場、張り詰めた空気、多様な重いストレスが次々と生まれ出て、視界のやや上から大きな暗雲が静かに垂れ込めるようにどんよりと伸し掛かってきます。ましてや、その統率者が威圧的で、尚且つ気分屋気質の女性であったりすれば、もはや悲劇の舞台設定は充分過ぎて、職場では呼吸さえ儘ならない事になるでしょう。
舞台となるファッション業界の構成要素は何でしょうか?感性、センス、トレンドなどもっともらしい記号を用いて装飾されたもの。一方で、スペックの違いとか技術力の差など、客観的に優劣を数値化出来ない究極相対主義の世界。突き詰めて言えば、勝者とはどれだけ「言い切れるか」という価値観、ブランドという信仰的なものの上に成り立つ砂上の楼閣。ハッタリ上等な危ういヒエラルキーです。
そんな不安定な人間模様、ピリピリと張り詰めた空気などを、小気味良いテンポで描き出される業界背景。過度に誇張された悪魔👿が物語を支配しています。アナ・ウィンター #AnnaWintour という実在する人物、アメリカ版『ヴォーグ』の編集長をモデルにしているようです。
悪魔に対抗する手段はシンパシー、悪魔を哀れむ歌です。恐れを同情に変えて取り入っていく手段。やがて年齢差こそあれども女同士の友情さえ生まれていきます。専制君主が支配する環境でのサバイバルメソッドを興味深く体験できる楽しい物語でした。
評判の映画だけある!
アン・ハサウェイってなんであんなに大きな瞳なの!?ってのが第一印象。男ならば、アン・ハサウェイことアンドレア・サックス(役名)に惚れちゃうよ。あの彼氏がうらやましい。
映画的な題材としてどこにでもありそうな脚本だけど、ちゃんとハッピーエンドにしてくれてちょっとひと安心。そういう意味で安心してみられる映画。米アカデミー賞でメリル・ストリープがこの映画で主演女優を受賞しているみたいだけど、納得。もっとも、アン・ハサウェイがいたからこそ、なお引き立ったってこともあるかもしれない。
映画館で見てたら、観終わった後に、ハッピーな気持ちで映画館を後に出来たんじゃないかなぁ。
プラウ♥を着た天使さ!
『ファションの仕事をずっと続ける気は無いの。だから、自分を変える必要ないでしょ』
『確かにこの巨大産業の本質も正にそこにある。そう、“内なる美だ”』
エミリーが”内なる美“を失って行く様を描かねばならないと思うが、残念ながら、どんどん彼女は壊れていく。
さて。
僕は全く間違ってこの映画を見始めた。
プラダをПравдаと見ていた。
プラ◯ダね♥
ソビエト連邦の新聞紙さ!アメリカが国家社会主義新聞の編集者をどうやって育てるのか?って興味津々。飛んだ勘違い。
ハッハッハ。さて。
約二十年前の映画だが、今も同じなんだろうなぁ。特に日本人は“これに”に毒されている。
『なんでみんながそんなにパリに憧れるかわかなかった』でも『良いわ!』で終わり。
僕は『パリよりもバリの方』が最初から憧れるが。
たかだか“内なる美”くらいで、こんなに大騒ぎするコタないだろう。なにかの価値観に従って、忖度をしていては、内なる美なんか磨ける訳が無い。
『目玉が大きくて漂白されたように白くてウザいくらい長い髪の毛』気持ち悪い。
だから、僕はこのファッションに返す
『ヒゲ面を止めろ!!!』
やっぱり、この編集長は『プラウ◯Правда』の編集やった方が真価を発揮できると感じる。
共感はしないけど楽しい映画
ミランダやナイジェル(メガネの男性同僚)は、本当に存在しているかのように演技されていてすごい!2人がかっこよく、夢中で最後まで観ました。
少し前の映画なのもありファッションはちょっと古いけど、ラストシーンのコーディネートはが本当によく似合っていました。
パリでのワンナイトの嫌悪感は、チャラ男とイチャイチャしてるのを目撃してすごい顔してた女友達と同じ気持ち。
どんなにくだらなく見える業界でも、プロが仕事しているという事を忘れないようにリスペクトを持とうと思いました。(青いセーターの件…)
限られた時間の中で
時間は有限である。24時間という限られた時間の中で何を選んでいけばよいのだろう。
仕事、名誉、夢を優先するのか。もしくは、恋人、友人、家族を優先させるのか。
主人公はなぜあの会社で働く必要があったのだろう。誰もが憧れる仕事。なぜあの仕事に憧れるのだろう。権威や名誉のためだろうか。「自分は有名な会社の特別な役職についている。」その事実が精神的な安心につながるのだろうか?幸福に繋がるのだろうか?
編集長ミランダは、終盤で自分の娘たちが可愛いそうだと涙を流す。彼女は幸福に生きられているのだろうか。彼女は自分が嫌われていることを理解しているだろう。しかし完璧な仕事のために嫌われることは仕方ないと理屈づけて生きていたりするのだろうか。
幸せに生きていくために、「限られた時間の中で何を選択していくのか」日々問い続けなければならない。
繰り返しみたくなる!
この映画を最初に見た時はブランドサイボーグの美男美女があまりに輝きすぎて、最初はストーリーよりもそちらに意識を取られてしまった。
職種を超えて、本気で仕事と向き合った人ならだれもがぶつかる壁をまさに悪魔的に描いてはいるが
厳しい上司にもストーリーがあり
その他のみんなも、それぞれの思いの中で仕事をしていて その中は人は学び、成長する。
終盤のミランダの微笑みには、それはそれは奥深い思いがあるように見えた
単なるお洒落な映画にとどまらない魅力がある
普遍的な出会いと別れ。
41歳のオジサンで(なぜ今更見たんだろう)出てる人達が着てる服装なんかビタイチわかりませんでしたがしっかり楽しめて後味の良い作品。
アンディとミランダは要するに2人とも真面目なのだ。仕事に一生懸命で、夢中になると周りを顧みない。ただ、純粋まっすぐでまだまだ若いアンディに対してミランダは熟練の妖怪で、自分の立場を守るためには長年の部下を騙すことも厭わない。外から見ると真逆に見える2人が出会い、通じ合い、価値観の違いで別れる。けれど認め合う部分は変わらない。これってすごく普遍的なストーリーで、そこを丁寧に描き切っているからこそオジサンにも刺さるようになっているんだなと思う。
ファッション業界を描いているにも関わらず青いセーターのくだり、努力じゃなくてグチのくだりなど、何も知らない人にもとても腑に落ちる一節が作られており見てて「ここは一旦耳閉じとくか」という場面がない。ガッバーナのスペルが分からないくだり、ああこれならオジサンにもよくわかる笑。BTTFのカルバンクラインのくだり並みの分かりやすさ。普遍性っていうのはこう言う感覚のちょうど良さなんだよなって思う。
もちろんですが、細かいことがわからなくてもアンハサウェイのモードファッションとても素敵でしたし、オープニングのシーケンスのワクワク感など、見ていて心地のいいシーンばかり。見てないオジサンがいるとしたら、オススメですよ笑!
全293件中、21~40件目を表示