劇場公開日 2006年11月18日

「主人公が好きになれない」プラダを着た悪魔 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

2.5主人公が好きになれない

2018年8月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

アンハザウェイは好きだ。可愛らしいし。
だけど、この主人公はなんとなく好きになれない、
と言うか周りの人に感情移入しちゃって、
例えば隣の席の先輩とか、
こんな下心のない女の子に
代わりにパリに行かれたら自分だったら発狂しちゃうな、とか、
高級バックなんか友だちにあげちゃったり、
酔っ払っちゃった、とか言って一夜を共にしたり
だと思ったら翌朝怒って部屋を出たり、
私が悪かったわとか言って戻って来たり
彼氏だったらたまらんぜ!と思いながら観てました。

始まりのスピード感がとても良かった。

メリル・ストリープが普段サディスティックなカリスマなのにノーメイクで泣いたであろう目を腫らした素顔に彼女も人間なんだな、とグッと来た。

アン・ハザウェイは紛れもなく可愛かった。
キャラが好きじゃないだけ。

奥嶋ひろまさ