劇場公開日 2006年11月18日

「日米の差」プラダを着た悪魔 Chisaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5日米の差

2015年9月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

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「あの日見た〜」からのこれ!
シャキッとしたわ!
最初から最後まで超ハイファッションで上昇志向で最先端でキラキラだった。

アン・ハサウェイもちろん可愛いけど、意外とエイミーが一番好きなキャラかも!
面と向かって悪口は言うし感情的でヒステリックだけど、女特有の見えない意地悪はしないし、自分に正直だし、なんつってもブリティッシュアクセントだし!(そこか

アンディとエイミーが足を引っ張り合うんじゃなくて、啀み合いつつも切磋琢磨していたのがこの映画のスカッとポイントのような気がする。

メリル・ストリープは「マンマ・ミーア!」のイメージが強かったけど、今回はあの役と違い過ぎた!
抑えまくった声が全てお見通しの重鎮っぷりを醸し出してた。

サイモン・ベイカーのゲスっぷりも良かったw

沢尻エリカの「ファーストクラス」を思い出した。
同じ「超一流ファッション雑誌編集部」という舞台でも、日本とアメリカでこんなにも違う物語になるのが面白い。
全体のクオリティが下がろうと御構い無しで、出る杭を打って水面下で足を引っ張り合う日本。
出る杭がもっと出てやろうと常に火花を散らしてるけどきちんと仕事は遂行するし、ライバルであろうと助けてもらったら素直に感謝するアメリカ。

っていうか「ファーストクラス」はこの映画の日本版オマージュなのかなぁ?
編集長のキャラも似てるしな。

私はどんなに偉大でもあんな独裁者みたいな人のもとで働くのは嫌だな〜
自分がどーーーーーしてもやりたいことのためだったら頑張れるんだろうか...

とは言えラスト「あの辞め方はないだろ!」って思ったのは日本人ならではの感覚?
みんななんだかんだで心の広い人たちだな。

Chisa