ジルベルト・ジル ゴッド・イン・ヒズ・ガーデン

劇場公開日:2025年11月28日

解説・あらすじ

ブラジルを代表するミュージシャンのジルベルト・ジルが、世界がコロナ禍にあった2020年6月13日に、自宅の庭で行った無観客ライブの模様を収めた。フランスのテレビ局「フランス・テレビジョン」向けに特別収録された映像を劇場公開。

新型コロナウイルスの影響で世界が静まりかえっていた2020年、ジルベルト・ジルはブラジル・リオデジャネイロ州アララスにある自宅の庭で、家族とともにライブを開催。「コロナ禍の中でも皆さんに聴いてもらうために、家族と暮らすブラジルの家からこうして歌えることを私は幸せに思います」と語りながら家族であるメンバーを紹介し、秋の日差しの中で始まった演奏は、やがて日が暮れるまで続いた。

ライブでは、「EXPRESSO 2222(エスプレッソ2222)」「PALCO(舞台)」「TOUCHE PAS A MON POTE(ぼくの仲間に手を出すな)」といったジルの代表曲のほか、ボブ・マーリーの名曲「THREE LITTLE BIRDS(3羽の小鳥)」なども披露。家族との絆が生み出す温かな音色が、ジルのソングライターとしての豊かさやシンガーとしての奥深さとともに、見る者を壮大な音楽の世界へと誘う。

2020年製作/105分/G/フランス
原題または英題:Gilberto Gil: A God in His Garden
配給:REWINDERA PICTURES
劇場公開日:2025年11月28日

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(C)LES FILMS DE LA BUTTE - GEGE PRODUÇÕES ARTíSTICAS – 2020

映画レビュー

5.0 ブラジルの音楽家さん. 2020年6月, 世界中がウイルスで動けな...

2025年12月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

カワイイ

ブラジルの音楽家さん.
2020年6月, 世界中がウイルスで動けなかった頃
自宅の庭で一家3世代で催したライヴセッションの模様.
フランスのテレビ局の企画だった模様.

歌は大半がポルトガル語, わずかにフランス語, スペイン語, 英語, イタリア語も.
歌の合間のトークはフランス語 (フランスのテレビですしね) で, かなり聞き取りやすい.

さすがブラジルというか, リズムのタメとか, 間合いとか, 独特のが自然と聞こえてきますね.
日本や欧米やアジアの音楽でも, まず浴びる機会がないもの.

私的には, 個々の曲はほぼ分からない, 予習なしで臨みました.
しいて言えば, 定番の "Nel blu, dipinto di blu (Volare)" ぐらいは, 他の方々の演奏で聴いたことがあるぐらい.

それでも, 観て聴いて本能的に心地よい, 自然と体が動いてくる,
心身ともにハッピーになるセッション鑑賞でした.
自然と体が動いてくる, 口角が上がってくる感覚.

映画館 (OttO, 埼玉 大宮) のお陰で音響も最高で, ただ感謝です.

お嬢ちゃん(お孫さん) が凄くチャーミングで, まるで妖精のようでした.

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woodstock

2.0 音楽は素晴らしかったが、

2025年12月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
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詠み人知らず

4.5 大凡映画と呼ばれる

2025年12月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

癒される

形式のものはなく

只々、ライブをした時の収録をそのまま公開

しました。と言うような

所謂撮って出し故に

生感バッチリのまんまジルが味わえる極上

ドキュメンタリーだった◎

しかも、このライフ後のお楽しみ企画についても

触れていて、益々嬉しい作品だった訳で

バッチリ狂いまくっていたコロナ禍が残してくれた

プレゼントとしてありがたく受け取っておこうと思う。

そんな映画です♪

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tomokuni0714

4.0 音楽が家族の絆をつなぐファミリーライブが素晴らしい

2025年11月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ブラジリアンポップスMPBの最重要人物で、政治家になって文化大臣までつとめたジルベルト・ジルのコロナ禍に自宅の庭から、ジル家3世代でお届けするファミリーライブ。

映画館でやってくれるから歌詞の和訳があれば知らない曲でも楽しめるかな、と期待してたら、一切和訳なし。MCは流石に訳してくれますが。

結果的に知ってる曲は、ボブマーリーの「Three Little Birds」と、この曲だけ歌詞カード見てる風の「ボラーレ」だけ。なのに、むちゃくちゃ楽しかった。

バンド編成は、70代のジルベルトジルがボーカルとガットギター。娘(パンチパーマのおばちゃん)と、孫のフローラちゃんがコーラス。若ハゲの息子1がフルアコのエレキギターとキーボードの二刀流。イケメンの息子2がパーカッション。

ジルベルトジルって、曲だけ聞くとなんかコード複雑で変わってるなくらいだったけど、ご本人の伴奏がギターでベース音弾きつつ、コード変化させて、演奏みてるだけで楽しい。4/4の曲で4分音符で10回コード変化させるとか凄すぎた。

フローラちゃんが小学生高学年くらいなのに、むちゃくちゃ妖しいチャームを発してる。おじいちゃんもわかってて、2曲も出番作ってる。歌は子どもっぽいけど、トライアングルをミュートしてパーカッションもこなす。あと何年かしたらブラジル音楽界に超新星として登場しそう。

ファミリーならではの和気藹々が幸せな気持ちにさせてくれる。知らない曲でも楽しめるライブ映画。最前列でお楽しみください。

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minavo