パレスチナ36
解説・あらすじ
2025年・第38回東京国際映画祭コンペティション部門出品。東京グランプリ/東京都知事賞受賞。
2025年製作/119分/パレスチナ・イギリス・フランス・デンマーク合作
原題または英題:Palestine 36
スタッフ・キャスト
- 監督
- アンマリー・ジャシル
- 脚本
- アンマリー・ジャシル
- 撮影
- エレーヌ・ルバール
- 編集
- タニア・レディン
- 音楽
- ベン・フロスト
2025年・第38回東京国際映画祭コンペティション部門出品。東京グランプリ/東京都知事賞受賞。
2025年製作/119分/パレスチナ・イギリス・フランス・デンマーク合作
原題または英題:Palestine 36

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2025年10月26日
パレスチナで一部撮影を“強行”! ジェレミー・アイアンズが英国高等弁務官役で出演 コンペティション作品「パレスチナ36」囲み取材【第38回東京国際映画祭】
2025年10月31日TIFF2025コンペティション
正直、難しさを覚えます。混乱に乗じた強引な演出みたいなところも感じました。とはいえ、ああいった政策そのものが意味不明で強引なわけで、どんなに丁寧に説明や解説をされても、理解できない気がします。だから違和感や理不尽のようなものを感じるしかない気がします。どちらが悪いのか・・・正直、完全に負の連鎖に陥っている以上、どちらがダメだから質して解決、なんていう単純な思考にはなれません。なので、この作品のように、何かを感じ取るしかないのかもしれません。感情任せにすると、争いしか生まない気がしますが・・・
難しさを覚えますが色々と思いを馳せることができる作品でした。
観賞当日。上映前、場内でひそひそと「この作品は今回コンペを獲るかもしれないって」という声を耳にしてしまって、何げないその言葉を重く引きずったまま観賞して、終わった後、んん・・・これがか・・・と思ったりしたのですけど、見事に東京グランプリ。個人的に、色々とありますが、とにかく、おめでとうございます!
英国は 当初は パレスチナ分割し ユダヤ人入植させる政策を
善政として 始めたが、当然 パレスチナの地元民が反発。
すると 英国は弾圧を 始める。
映画 アラビアのロレンスでは、
英国も悩みながら中東政策をした インチキ ヒューマニズム映画だったが
本映画は、もっと リアル。
しかし 今日の イスラエルによる ガザ虐殺を知る現代人からすると
当時の 衝突など 牧歌的にもみえる。