パレスチナ36

解説・あらすじ

2025年・第38回東京国際映画祭コンペティション部門出品。東京グランプリ/東京都知事賞受賞。

2025年製作/119分/パレスチナ・イギリス・フランス・デンマーク合作
原題または英題:Palestine 36

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映画レビュー

3.5 難しいと思いますが、伝わってきます

2025年11月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

難しい

TIFF2025コンペティション

正直、難しさを覚えます。混乱に乗じた強引な演出みたいなところも感じました。とはいえ、ああいった政策そのものが意味不明で強引なわけで、どんなに丁寧に説明や解説をされても、理解できない気がします。だから違和感や理不尽のようなものを感じるしかない気がします。どちらが悪いのか・・・正直、完全に負の連鎖に陥っている以上、どちらがダメだから質して解決、なんていう単純な思考にはなれません。なので、この作品のように、何かを感じ取るしかないのかもしれません。感情任せにすると、争いしか生まない気がしますが・・・
難しさを覚えますが色々と思いを馳せることができる作品でした。

観賞当日。上映前、場内でひそひそと「この作品は今回コンペを獲るかもしれないって」という声を耳にしてしまって、何げないその言葉を重く引きずったまま観賞して、終わった後、んん・・・これがか・・・と思ったりしたのですけど、見事に東京グランプリ。個人的に、色々とありますが、とにかく、おめでとうございます!

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SH

4.5 パレスチナ人の思いが詰まった作品

2025年11月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

イスラエルの建国に先立ち、土地を奪われていくパレスチナの人々の苦悩と抵抗を描いた作品。現在のパレスチナ問題の源流にこんなことがあったのかと考えさせられました。映画としても、とてもよくできた作品でした。
東京国際映画祭グランプリ受賞も納得です。

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ken57

4.0 パレスチナ独立戦争

2025年10月30日
iPhoneアプリから投稿

1936年、英国統治下のパレスチナ
パレスチナで代々土地を耕し綿花やタバコを育て
慎ましやかに暮らしてきたパレスチナ人たちが
イスラエル入植で土地を奪われていく
ラストのバグパイプ演奏が胸を締め付けられる
(バグパイプは中東発祥だと教えてくれた中学時代の先生に感謝)
この作品に配給がついてるのかは知らないけれど、なるべく多くの人に見てもらいたいと思った
どうか全国公開されますように

TIFF東京国際映画祭にて

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m m

5.0 今日のガザ大虐殺の、始まりは英国のちょっとした愚策がキッカケ。。。

2025年10月30日
PCから投稿

英国は 当初は パレスチナ分割し ユダヤ人入植させる政策を
善政として 始めたが、当然 パレスチナの地元民が反発。
すると 英国は弾圧を 始める。
映画 アラビアのロレンスでは、
英国も悩みながら中東政策をした インチキ ヒューマニズム映画だったが
本映画は、もっと リアル。
しかし 今日の イスラエルによる ガザ虐殺を知る現代人からすると
当時の 衝突など 牧歌的にもみえる。

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東條ひでき