ジミ・ヘンドリックス「エレクトリック・レディ・スタジオ ヴィジョン」

劇場公開日:2025年9月26日

解説・あらすじ

ジミ・ヘンドリックスが私財を投じて作ったニューヨークの名門レコーディングスタジオ「エレクトリック・レディ・スタジオ」の完成までの紆余曲折を描いたドキュメンタリー。

1968年、ジミ・ヘンドリックスは自身が理想とする録音環境を作るべく、グリニッジ・ビレッジのナイトクラブを買い取った。当時、レコーディングスタジオはレコード会社や大手企業が運営しており、ミュージシャンが自らスタジオを作るのは初めてだった。莫大な費用はすべてジミが負担し、さまざまなトラブルを乗り越えて1970年8月26日にようやく開業に至る。しかし完成披露パーティの翌日にはジミはツアーへと旅立ち、9月18日にロンドンで急逝したため、本人がスタジオを使えたのは完成前の約10週間のみだった。

本作ではジミのバンドメンバーであるミッチ・ミッチェルやビリー・コックス、ジミが新スタジオで行った初めてのレコーディングに参加したスティーブ・ウィンウッドら当時を知るミュージシャンやスタッフの証言を中心に、レコーディングエンジニアによる楽曲制作過程の解説など、裏方にもスポットを当てる。

日本では、ジミが急逝する2カ月前に出演したジョージア州でのライブ映像「アトランタ・ポップ・フェスティヴァル1970」と2本立てで、2025年9月に劇場初公開。

2024年製作/90分/G/アメリカ
原題または英題:Electric Lady Studios: A Jimi Hendrix Vision
配給:Screen The Live、IAC MUSIC JAPAN、Santa Barbara Pictures
劇場公開日:2025年9月26日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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(C)2015,2021 EXPERIENCE HENDRIX L.L.C.

映画レビュー

1.5 うーん。

2025年10月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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Katkat

4.0 ジミは永遠

2025年10月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

ジミ・ヘンドリックスが私財を投じて作ったレコーディングスタジオの秘話。
設立までの紆余曲折、苦しかった経営環境から、作曲。レコーディングの状況まで興味深い逸話が満載。現代では機材が一般化して比較的入手しやすくなっているが、19681年当時の機材は流通数が極端に少なく、高額な投資であったことは間違いない。それでも、湧き出る創作欲を満足するために専用のスタジオを入手した。本人の先に待つ運命を知らず。
彼が他界した後もスタジオは存続し続け、近年の話題作もクレジットされている。
ジミの音楽への愛。尊敬・畏怖が宿り続けるスタジオで今後も名作が生まれることを期待して止まない。
70年9月18日に急逝したジミ・ヘンドリックスが、死の2カ月前に出演した「アトランタ・ポップ・フェスティバル」での15万人以上とも言われる、大観衆を前のパフォーマンスを収録したライブ映像。
演奏中の花火が絶妙の演出になって映像をより印象にしている。

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Father cooker

5.0 エレクトリック・レディ・スタジオ

2025年9月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

幸せ

ジミヘンも、彼のスタジオも全てが伝説であり、生々しくもそこにある存在そのものである。時間軸に対して屹立するとは、この存在のことだろう。伝説と現実が同居する事実がここにある。

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shanti

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